みずかねりょうさんのレビュー一覧

バースデー 小説

安西リカ  みずかねりょう 

文句なしの神評価

重いけど、透の過去の中でも1番重い部分(三希が出ていた?)は透や遼一視点で語られるので、そこまで生々しい重さはないです。だからそこまでビビらないで読んでください。言うて重いけど。

作品の面白さはみなさんが語ってくださってるので、私はいかに遼一と三希が素晴らしいかを書きます。

元々美人&年上受けが大好きな私ですが、三希は好みどどどストライク。

強くて美しくてミステリアス。で…

4

疵物の戀 小説

沙野風結子  みずかねりょう 

面白いしジワっと来た

受け目線の「疵物の戀」から始まり、書き下ろしの攻め目線の「疵物の愛」で締め括られてました。

軍事目的で研究員が狙われているとばかり思っていたら、実は真智本人が狙われて拐われてました。スパイの1人は予想出来たけどもう1人はまさかの人物で。
玖島があれだけ言ってたのは嫉妬からだと思ってたから、沙野先生にしてやられた気持ちです。
玖島の身体検査がとてもイヤらしくて、これは絶対に真智を憎からず想…

9

推しはα 小説

夜光花  みずかねりょう 

新しい味付けです

あとがきで夜光花先生ご自身も言及されていますが、どことなく似た設定のお話を何作か書かれている印象はあるものの、今作は初オメガバース作品との事で。
いったいどんな味付けをされるのだろう?と、期待大で読み進めると…面白かったです。
オメガバース作品らしさを途中までほとんど感じなかったのですよね。
多分それは、オメガバースというものをメインには置いていなかったからなのではないかなと。
人見がたま…

4

疵物の戀 小説

沙野風結子  みずかねりょう 

読後に感じる謎のざわざわ感

銃口を突き付けられるという、なんとも不穏なシーンから始まる今作。
沙野先生マジックと言いますか、良い意味でざわざわとした妙な気持ちになる作品でした。

というのも、「プロジェクト・ルカ」と名付けられた介護用システムを開発・研究していたはずの主人公が、そのシステムを軍事目的に利用しようと目論む他国から狙われ、機密と身柄の保護のためにSPに警護される事になる…と、ここまではよくあると言えばよくあ…

5

疵物の戀 小説

沙野風結子  みずかねりょう 

SPが大好物

設定はすごい良かったんですが、あと一歩のところで物足りない!

狙われる受けとそれを守る攻めは大好物で、人に言えないような関係だったことも本当に心をくすぐる設定なんですが、展開が早くて主人公たち以外のキャラが置き去りにされている気がしました。
実はスパイだった野村と北沢はあっさり正体が判明して、真智と関係の深かった野村は真智との緊迫した感じのやりとりもなく離脱。その後はちゃんと語られましたが…

2

疵物の戀 小説

沙野風結子  みずかねりょう 

正統派な復活愛

作家買いです。(小説、イラストともに!)
いや~、相変わらず難しい漢字が多用なうえに、
国家機密レベルの研究をしている受という難しいモチーフを扱いながら
きちんと萌えがあるという佳き作品でした。
SPという大好物な設定がありながらも、”神”に至らなかったのは、
もうちょっとエロくてもいいなぁ~という勝手な願望ゆえです。

沙野先生の凌辱系が好きなんで、今回も研究者の受が他国の工作員に…

3

疵物の戀 小説

沙野風結子  みずかねりょう 

惜しい

大好きな作家とイラストレーターでスリリングなストーリー。好きな要素しかないのにちょっと乗り切れなかったのは本当に個人的な趣味で…刑事受けが良かった、というだけです。

SF的要素もあり切なくてロマンチックなラストでストーリーは面白かったのですが、本編と逆のロシアの血が入った研究者×剣道強い日本男児のSP刑事だったらどんなに良かったことか。受けの父親が酷い奴で借金のカタに高校の先輩である攻めを受…

1

疵物の戀 小説

沙野風結子  みずかねりょう 

軍事目的とか難しい?大丈夫です!

あらすじ読んで、初見の作家さんならまず買ってません。(すみません)

個人的になんとなく理系詰めっぽい話が苦手で、あまりに仕事内容にフォーカスされすぎてるのも読みづらいなと思ったのですが、沙野先生とみずかね先生だったので手に取りました。

どんどん引き込まれる文章と、分かりやすく語られる近未来SFのような受けの真智の仕事。
そしてあらすじでは真智のことを先輩はきっと憎んでるーとあったので…

5

パペット 小説

丸木文華  みずかねりょう 

ヒーロー誕生

面白い!そして濃い!!恐ろしくもある!!!

受けの紡視点でスタート。
彼の人間性を知れる深みある書き込みのおかげで、キャラ立ちがしっかりしている。
可愛い系のよく見る受けではない。

そんな確立された土台があるからこそ彼の変化にはダイレクトに読み手も影響を受けました。読み進めるのが楽しかった。

そうさせたトリガーである攻め、桐谷。
爽やかな笑顔で初っ端から辛辣すぎる駄目出し。…

1

疵物の戀 小説

沙野風結子  みずかねりょう 

合わせられなかった

沙野先生&みずかね先生でマストバイなのに、なぜか合わせられなかったため中立より萌です。評価下げちゃって申し訳ないです。攻めの執着心にムカっとしたからかもしれない。オビの言葉「24時間片時も離れず護る」には超萌えたんだけどな。雑誌掲載分150Pほど+その続き120Pほど+あとがき。シリアスせつないものがお好きな方には良いと思います。

総合介護専門会社の研究部門に所属している真智(まさと)。自ら…

3
PAGE TOP