サマミヤアカザさんのレビュー一覧

無能な皇子と呼ばれてますが中身は敵国の宰相です 6 小説

夜光花  サマミヤアカザ 

ある意味、ここからが本当の意味でのスタート地点

もう6巻までやってきたリドリーの下克上譚。
無能な皇子がどんどん高みへと昇りつめていくサクセスストーリーは、今宵もキレッキレでした!!

またも皇帝マクシミリアンの陰湿な策略に巻き込まれていくリドリーと愉快な仲間たちなわけですが、もうね。ここまでくるとオッサンの悪あがきにしか見えなくて正直食傷気味です。
よくもまぁ…あれこれと嫌がらせを思いつくこと。リドリーイジメも段々と幼稚な内容になって…

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異世界のおいしい下宿屋さん 小説

小中大豆  サマミヤアカザ 

平和だった

異世界に召喚されたごく普通の青年のお話。料理を作ってスゲェェ!なお約束はありつつ、飯テロはなくて残念。四人の子供とわちゃわちゃしたり、奥手な魔王様に愛されたりの、ほのぼの生活。悪役もいるけど平和な解決なので、さらっと読めた。

勝手に召喚され、理不尽に捨てられた伊折は、拾ってもらった下宿屋で料理担当として過ごすことになる。
下宿屋の主であるナタンは超絶顔が良いらしい。そんなイケメンがうっかり…

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月満ちる第四皇子の婚礼 小説

安西リカ  サマミヤアカザ 

No Title

面白かったです!

攻・ダムディはひたすら紳士で優しくスパダリで、包容力の塊。
頭も良いし武芸にも優れている。
根っからの紳士というか、人を邪険に扱うことはないんだろうなと思わせてくれるキャラクター。

受・ナランは、表紙のイラストからは儚げ美人かと思いきや、とにかく口下手で不器用で可愛らしく、でもきちんと芯のある子でした。

二人が近づいていく様は初々しくもあり、良い意味でやきも…

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護衛と坊っちゃん~生まれ変わってもお仕えします~ 小説

海野幸  サマミヤアカザ 

男前健気受け坊ちゃん

超弩級の坊ちゃん愛を抱えてるくせに、坊ちゃんからのプロポーズは断り続けている攻めの銀次。
「お前の胃袋を掴んだら、一生放さないに決まってる」とまで坊ちゃんに言わせておきながら、「すべて冗談だろう」でスルーしてる銀次。

銀次ー!!!!
冗談なはずは、ねぇだろうっ!!!!

と喝を入れたくなりましたよ。
冗談を装いながらも、ド直球火の玉ストレートな愛の言葉をおっしゃる坊ちゃんの気持ちを…

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『孤高の竜騎士は運命の王子に祝愛を誓う』 コミコミスタジオ特典小冊子 特典

仲良きことは美しきこと・・・なはずなのに?

本品は
『孤高の竜騎士は運命の王子に祝愛を誓う』の
コミコミスタジオ特典小冊子です。

本編後、結婚式を控えたレリのお話です。

第7皇子と竜騎士団団長の結婚式を半年後に控えて
手配しなければならない事も
決めなければならない事も唸るほどあり
城の中はてんやわんやの騒ぎです。

レリが降嫁せず
ダードが新たに王家に加わる事までは
比較的すんなり決まりましたが
2人の新居…

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孤高の竜騎士は運命の王子に祝愛を誓う 小説

宮本れん  サマミヤアカザ 

大切な貴方の力になりたい

今回は竜騎士団団長と第7王子のお話です。

隣国との和平条件として人質となる予定の受様が
竜の守護者として目覚め、攻様の番となるまで。

リッテンドルフ王国は竜と人が暮らす国で

竜と人間の間に生まれた人の姿になれる竜人
竜の姿になれる人竜
竜人や人竜の番として特別な力で彼らを守る
竜の守護者がいます。

現王は人竜、王妃は竜の守護者ですが
7番目の末子王子の受様は人間と…

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孤高の竜騎士は運命の王子に祝愛を誓う 小説

宮本れん  サマミヤアカザ 

黒竜騎士×第七王子、主従ファンタジー。平凡でちっぽけな王子の羽ばたき

宮本れん先生の「祝」シリーズ6作目!

シリーズとなっていますが、一つの大陸の別の国を舞台とした読み切りのため、
こちらの一冊から読んでも大丈夫です◎
(自分もまだ全作制覇できておらず...!読まねば。読みたい!)

主従、身分差(騎士×王子)、歳の差(11歳差、ほぼ一回り)、
そして堂々たる黒竜!

と、ファンタジー好きの心をいろんな方向から刺激してくれる
要素満載、ボリュー…

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護衛と坊っちゃん~生まれ変わってもお仕えします~ 小説

海野幸  サマミヤアカザ 

切実に一人だけを守りたい護衛

とても好きな作品。タイトル通り護衛と坊っちゃんのカプで、全編護衛視点だったのがハマった理由かと思う。何度生まれ変わっても、命をかけてでも、切実に一人だけを守りたい気持ちがあふれていて良かった。

銀次は不幸な子供時代を経て、社長の息子である秋成の護衛となる。秋成とは出会った瞬間から彼を護って死ぬ覚悟を決めており、前世の記憶という呪縛に囚われている印象だった。だが秋成とも自分とも向き合うことで、…

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月満ちる第四皇子の婚礼 小説

安西リカ  サマミヤアカザ 

お手紙シーンが萌える


受けのナランは、「わたしは歴史ある大国アスタイダルガの第四皇子」と己に言い聞かせ鼓舞することで矜持を保っているお方。
自己評価が低く小心者なのにプライドは高く意地っ張りなナランの姿に、好印象を抱けぬままのスタートです。

でも読み進めていくと印象が変わっていきます。
アランは多言語の古文書も読み解けるくらいの読み書きの才能を持っているのに、筋肉主義な王宮のなかではそれが評価されていない…

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『孤独な小鳥は獅子の庭で愛を知る』コミコミスタジオ特典小冊子「夫婦喧嘩は獅子も食わない」 特典

雪まつりデートのはずが

本品は『孤独な小鳥は獅子の庭で愛を知る』の
コミコミスタジオ特典小冊子です。

本編後、雪花ノ月の出来事です。

イリスは今日お休みで昨日の仕事終わりにテオに
アーネヴァルトと雪まつりに出かける予定だと
ウキウキと別れを告げたのですが

テオが部屋に帰ると元のイリスのベッドの上で
ダンゴムシのように毛布に包まっていて
沈黙していて驚きます。

テオには
「まさかアーネヴ…

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