海野幸さんのレビュー一覧

ifの世界で恋がはじまる 小説

海野幸  高久尚子 

キャラクターがいまいち

先日購入し、読了しました。この作者の作品を読むのは初めてです。文章は読みやすく、タイトル・設定共に良かったと思います。
ただキャラクターが魅力に欠けます。また攻めであるキャラの告白シーンはわりと唐突で、そんな少し素直になったからってすぐに好きになる?とどうしても感じずにはいられませんでした。好きになった理由の説得力に欠けます。

個人的にはキャラクターの性格があまり合わなかったのかなと思いま…

4

ifの世界で恋がはじまる 小説

海野幸  高久尚子 

受けのキャラにいまいち好感持てなかった‥‥

2回読んでみたんだけど、なにかモヤぁ……ってするものがあり。
なぜなんだろう?と他の方のレビューを拝見したら、あーちゃん2016様が「その飛んだ先の自分のやり方をあまり良くないと感じているように思ってしまったところ。」と書かれていて、これだ!と。

元の世界の彰人は、営業に関しては新人同然なんだけど5年間技術部で仕事をしてきた自負があり、素直に教えを請うことも頭を下げることもできず、部内から…

7

ifの世界で恋がはじまる 小説

海野幸  高久尚子 

こういう話がBLというジャンルで書かれることに拍手しました。

「自分ってどういう人なんだろう」って考えると、実はちょっと混乱します。
Aというグループと接している時は『A´の私』になっている様な気がするし、同じ様にBなら『B´の私』cなら『c´の私』になっているんじゃないかと。
なんか役回りを演じているようにも思うんですね。
それぞれのグループの人たちは、それぞれ『ちょっと違った私』を見ていることになるんですけれども、でも私の中では、私が分裂している訳…

10

隠し事ができません 小説

海野幸  イシノアヤ 

じれったいけどすごく良かった

思いのほか面白かった。

前半ちょっとだるいんで長いこと途中放棄してました。それが前半のダルいとこを越えたあたりからはどんどん読めた。

夏目先輩びっくりするぐらい可愛い。秋吉の素直さも段々と伝わってくる。

小糸川のウィルス事件には読んでる私もかなりムカついたけど大事にならなくて良かった。
何よりそのおかげで二人はすれ違いから一気にくっついたし。

少女漫画のアレコレを秋吉と同…

1

ifの世界で恋がはじまる 小説

海野幸  高久尚子 

変わったのは世界!?それとも・・・

今回は営業部の成績優秀な社員と
技術部から移動してきた技術畑の社員のお話です。

異世界トリップした受様が本来の世界での自分を振り返り
攻様と新しい関係を築くまで。

受様はシステム開発会社の5年目社員です。受様は入社以来技術部に所属
していましたが、去年の夏、「営業技術」として営業部異動を言い渡され
ます。
受様の業務は営業のフォローとして打合せへの同行、提案書や概算見積り

7

砂漠に花の降るように~世界で一番愛しいオメガ~ 小説

海野幸  明神翼 

「フェロモンがわからないアルファ」というのがすっごく良かった!

多幸感溢れる表紙に惹かれてあらすじに目を通したら「彼はアルファなのにフェロモンの匂いがわからず、おまけにEDで…!?」というやつに俄然惹かれて、読んでみることにしました。
「EDのアルファ」ってパワーワードだと思いません?

私の中の乏しいアルファ像って、フェロモンの匂いにやたら敏感でやたら絶倫というイメージなのに、フェロモンを嗅ぎ分けられずおまけにインポって……
まるで鋭い牙も爪も抜かれ…

3

ifの世界で恋がはじまる 小説

海野幸  高久尚子 

丸のみにしたくなるらしい

先生買い。今回はあまりくすっと笑うところが無いなあと感じたのと、超個人的にちょこっと残念だったところがあったので萌にしました。読み応えはばっちり!ぐぐーーーーーっと引き込まれます。本編270P超+あとがき。ノンケリーマン+シリアスめなものが好きな方にはめっちゃおススメしたいです。

システム開発会社に勤める入社5年目の彰人(あきひと)。技術畑だったのにどういう訳か営業技術というものに転属になっ…

7

ifの世界で恋がはじまる 小説

海野幸  高久尚子 

平行世界が見せてくれた、自分に足りなかったもの。誇れるもの。

これはも~!面白かったですッッ!

お仕事BLとしても楽しめると思います。
専門知識満載ではなく仕事に対する姿勢が色濃く描かれていて、
それがBLしてる部分に上手いこと絡んでるのですよ…!

営業部と技術部の隔り、
仕事の進め方の違い、
相反する性格の攻めと受け。

ちょっとした考え方の違いが小さなズレとなり、
それがドンドン大きく膨らんでしまって歯車が噛み合わないのですね。…

13

ifの世界で恋がはじまる 小説

海野幸  高久尚子 

理想とはほど遠い、落ち込むばかりの毎日。でも、精一杯頑張った証。

上手く行かない毎日に、落ち込んでばかりの主人公。
そんな彼がある日突然、理想通りのパラレルワールドに来てしまったら?
と言うお話になります。

これ、読み終えた後に、何だかあたたかくて幸せな気持ちになれる、とても素敵なお話でしたよ。
いや、そうじゃなくても、主人公が愛しすぎる・・・!
不器用で頑なで、意地っ張り。
でも、その裏に隠れた素顔は、努力家で真面目でとても真っ直ぐ。
周囲に…

28

優しくほどいて 小説

海野幸  橋本あおい 

破れ鍋に綴じ蓋カプ

こんな受けみたいなキャラを良く思いつくなぁと感心しました。
異様に惚れっぽい癖に、くしゃみ一つやペンの持ち方など些細な事で醒めてしまう受け。
そして溢れるばかりの思いがヤバイ方向に暴走しないために、エア彼氏のための編み物や、エア彼氏のための手作り弁当などをせっせと作る事によってエレルギーを発散し、エア彼氏ブログにアップする。

かなり拗れていてしかも根が深いものを感じさせる行動の数々に「こ…

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