葛西リカコさんのレビュー一覧

奪還の代償 ~約束の絆~ 小説

六青みつみ  葛西リカコ 

慟哭が聞こえてきそうな絶望とあまあま

最っ高でした。
読み始めは、硬めに感じる文章と世界観のカタカナ用語に乗り切れるか不安でしたが、リグが森で竜の卵を見つけてからは夢中!で読みました!
自分の片割れと出会えたホクホクから一転、卵を奪われたリグの我を失う程の捜索、無情な隠蔽。
文武両道で信頼厚く、立派過ぎるほどのリグが、げっそり頬が痩け目が窪み髪が伸び人相変えるほどの絶望の慟哭。
一方孵化した竜の子カイエは他の人間と絆を結ばされ…

0

interlude 美しい彼番外編集 小説

凪良ゆう  葛西リカコ 

普遍的キモウザよ、エターナル!

美しい清居が真面目に愛するキモウザ恋人に悪態をついたり自問自答するのがコミカルなのでいつも吹き出してしまいます。
平良はシリーズ通してもうずっとフラットで、キモくてウザくて、さすが「石ころ」で「殿下」でした(笑)
エターナル‼︎

4

美しい彼 小説

凪良ゆう  葛西リカコ 

恋にも似た感覚

既刊全巻読みましたが、格が違うの一言に尽きます。
3巻通して(2021.12.22現在)、キャラクターの動機が一度としてブレず、攻受どちらの視点でも物語を楽しめるのがまたいいです。

1巻ではこれから続く二人のなれそめ。
ここから3巻まで飽きることなく読めました。トイレ以外、食事のときも目を離せなかったです。つい徹夜して読みました。寝食忘れて没頭できる作品に出会えたことに五体投地したいです…

10

憎らしい彼 美しい彼 2 小説

凪良ゆう  葛西リカコ 

キングが“きもうざ”を好きすぎる件

もどかしい!!!!くっついてるのに!相思相愛なのに!なんでこんなにもどかしいの!!

キングなキヨイくんが、ヒラの前ではぐずぐずになっちゃうところが本当に萌えます。プライド高い受が欲しくてたまらなくなって、自分から折れて、請うように攻に求めるシーンが!たまらなく好き!

1巻ではヒラくんが気持ち悪い、というかナヨっとしているのが気になって神はつけませんでしたが、、この本、ページを捲る手が止…

6

美しい彼 小説

凪良ゆう  葛西リカコ 

一気読みしてしまった…!

実写化されたドラマを観てキヨイの美しさにドハマりしてしまいました…!1巻とあそことここがドラマだとこんなふうにくっついていたな!という発見があって面白かったです。先に小説を読んでいた方は、「ここもっとしっかり描写してほしい!」とか、「ここはちょっとちがう!」とか、思われたのではないでしょうか?

キヨイくんのイメージは、大体原作通りかな?ドラマの方がちょっと可愛いよりな気もします。どちらも好き…

7

interlude 美しい彼番外編集 小説

凪良ゆう  葛西リカコ 

言葉選びが素晴らしい作品です。

どんなに笑いを堪えて読んだか!!!
毎回思うのですが、このシリーズは神以外付けようがない作品!

美しい彼シリーズの番外編で、本編を読んでいると物凄く楽しめます。
私的に、50/50で『平良の状況を覗いた清居』という絵面を想像すると可笑しくてキモくて、たまらなく愛おしかったです!
平良のキモさに振り回される清居が大好き。
そんなにもキモいと思いながらも、一切別れるという選択がない清居が…

7
非BL作品

宮廷神官物語 一 小説

榎田ユウリ  葛西リカコ 

面白いです!!

さすが榎田先生です!!
すごく面白い、ワクワクする、テンポ良いだけじゃなく物語の深さ。魅力的な人物たち。
1巻を読み終わり、すごい作品に出会えたことにドキドキしています。

買っていましたが、ようやく読み始めました。
大切に読み進めたいと思います。
榎田先生ありがとうございます。

1

interlude 美しい彼番外編集 小説

凪良ゆう  葛西リカコ 

『お腹すいたー!』は世界を救うんじゃないかな

楽しかった。
さらっと一回読んだ後に、あのエピソードもう一回読みたいなって、探してる内にまた全部読んじゃって、2周目終了。エターナル!

どの話を探してたかというと、平良のお母さんがお歳暮がどうの言いだす話で、平良の訳わからんギャラクティカに広げる清居神話にも一歩も引かず、右から左に受け流し、最後はお母さんの思惑通りに平良を着地させるという神技話。
このお母さん…ヤルな。さすが平良母。

5

「憎らしい彼 美しい彼 2」電子限定書き下ろしSS「安息はどこにある」 特典

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恋人同士になって更には同棲までしてるのに、飲み会であらぬ疑いを受けた清居が気の毒で面白いです。

更に帰宅して平良に愚痴をこぼせば、またまたとんでもない事を言い出して来て、清居じゃなくてもあんなイヤラシイコトしておいてと呆れ果ててしまいました。www


しかし、平良一族には笑かして貰いました。本編では両親が清居との仲を疑いを持ちながらも穏便に幕引きしてたし、こちらのお話ではいつの間にか…

2

彼に棲む獣 小説

神楽日夏  葛西リカコ 

どうも沸点の低い異形モノ

千佳也(ちかや)の実家の施設図書館は、欧州から移住した曽祖父の蔵書で全て"人と獣"に纏わるものだ。
利用できる人物もごく一部の顔見知りに限られているのだが、そこに不愛想な美男・凱(がい)が足繁く通うようになった。
千佳也は、何かを懸命に探す凱の力になりたいという気持ちから彼に惹かれていくが、相手にされない事に寂しい想いを抱くようになる。

凱の秘密に関わる"異…

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