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宮緒葵 梨とりこ
izumix
ネタバレ
『渇仰 新装版』を読んでこちらを読みました。 順番としては『渇仰 新装版』の中に入っている「渇仰」と「渇命」の間のお話です。 達幸視点でのお話が入っているので いかに達幸が明良の一番の犬として頑張っているのかがわかります。 明良に対する異常な執着心も達幸視点で読むと、納得しちゃう部分があるんですよね。 雄が…雄が…と常に他の雄を気にする達幸ですが その時に考えていることもわかっ…
渡海奈穂 梨とりこ
165
森吉細すぎでは!? 感想の前にそのことで頭がいっぱいになってしまいました。 久しぶりに現代ものを読むので新鮮でした。 登場人物も絞られており、ひたすら内面を掘り下げ、自分を見つめ、弟や組木の言葉にハッとしたり。 博愛主義卒業か? やっと森吉が特別な人が出来て恋する気持ちを知りましたね。 ポンコツというかなんというか。こりゃ相手は堪りませんね。 完璧であろうとしすぎるあまり…
木原音瀬 梨とりこ
homarl
これまで惣一の負った苦しみの負債。 そして北海道に移り住んでからの2人の生活の静けさ。 負債に対し、なんて小さすぎる日常の穏やかさ。 もう、わたしの心臓は 持ち堪えることができなかった。 正負の法則というものがあるのなら 惣一の負債はどういうエンディングで 回収出来るのだろう。 物語のその先に、これ以上の幸せがあるのか…? しかし惣一はもう、この負債を忘れ…
佐田三季 梨とりこ
カラフル
どちらかというとオカルトが苦手なので、タイトルの「死者」という言葉から長年敬遠していましたが、読んでみると深い人間ドラマが描かれていて、BL以外の部分が素晴らしかったです。佐田作品のオハコの「偏執的な執着BL」に今回も引き気味でしたが、最後の最後に二人にも萌えられたので神評価にしました。 才能がある者に対する崇拝、羨望、葛藤、、。そういった複雑な人間感情が描かれている物語は描き古されてい…
執着攻めの作品を読みたくて、こちらにたどり着いたのですが いい意味ですごく狂っている攻めだなと思いました。 達幸のすべてが明良の為に存在すると言っても過言ではなく とにかく頭の中に明良のことしかない達幸。 彼は明良の犬になりたいと懇願するのですが 読む前は何故犬なのか?と思っていました。 でも読んでその理由がわかって切なくなりました。 達幸の執着心はとてつもなくて、個人的に今…
今城けい 梨とりこ
初めての作者さんです。 工場モノ?製造業現場モノ?好きなんです。 大きな工場の片隅の備品庫で迷路のような棚の間を行き来する色白儚げな主人公牧野。 中学三年生のときに家族を一度に亡くし、東京の叔父に引き取られ辛い生活を送り…。 頑張る牧野を守る同期の関目と千林のニ銃士ですね。とっても頼もしいです。 牧野は毎日頑張ってて、いつも穏やかで笑顔で癒して。会社の皆から可愛がられて。良かった…
しばいぬさん
下巻では、愛だけが残る、というのがキーワードなのかと。上巻もかなりハードでしたが、下巻の最後はもう、どひゃーな展開からのはぁ~~~…と、まさにジェットコースターでした。 以下ネタバレありますのでご注意ください。 ある事件をきっかけに嘉藤は東京へ戻り、再び惣一のもとへ。下巻はヤクザならではの抗争や裏切り、粛清、とにかくバイオレンス満載です。私は小説は創作なので、バイオレンスでもバッドエン…
ちるちるさんのYou Tubeチャンネルで木原先生作品の紹介をしている動画を見て購入。私はアオイトリが大好きでそこから木原先生の過去作品を買い漁っていましたが読む時間が作れずしばらく本棚の前に置いていました。 しかし読み始めたら、結末が気になって気になってあっという間に読了してしまいました。 あらすじは他のレビュアー様が書かれているので感想を書きます。 この作品は受の一途な片想い…
妃川螢 梨とりこ
碧雲
アフタヌーンティーは芸術だ・・主人公の知広は、アフタヌーンティのスイーツと紅茶が大好き。 半休をとり、アチコチのアフタヌーンティー巡りを楽しみにしている。 美貌の知広を見かけて一目ぼれした、高東尭仁佐。 商社の食料部門担当をする部長、知広の部下として、高東尭仁佐がやってくる。 謎が多い人物尭仁佐・・。 知広が担当した案件の中で、計画倒産と詐欺事件が起きる、 ピンチを救ったのは高…
H3PO4
読んだのは旧版なので渇仰のみです。渇命は別途取り寄せ予定。 で、これは・・・ 達幸、君は賢いのにアホだ。。だから最後には明良に飼われることになったんだね。と言ってあげたい。 頭も良くて、運動神経も、ルックスも完璧なのに。明良さえ絡まなければ。 いやもう、深い、明良さえこんな結末は予想できなかったでしょうに。子供の頃から一緒に居て、情がひねくれてたのかな。最後の最後まで達幸を理解しき…