やまねあやのさんのレビュー一覧

クリムゾン・スペル 7 コミック

やまねあやの 

見事な呪いの解き方

 二転三転する目まぐるしい展開に結局誰が悪いのか、ラスボスなのかと目を白黒させて読みました。リムリスとアスタドールを巡る経緯はやはり複雑でしたが。ゼネドゥーラの皇帝はまともな考えを持っていたのが救いかな。バルドは素と魔獣の2人に分裂してしまい、これはハヴィにとって美味しい展開でもあり、より大変さが増す展開でもあり、良くも悪くもという感じでしたね。今までどちらのバルドに対しても優位に立って可愛がって…

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クリムゾン・スペル 6 コミック

やまねあやの 

両手に華

 いまいちリムリスとアスタドールの関係性を把握しきれませんでしたが、アスタドールの狙いと今のリムリスがけっして悪人ではないということは掴めたので、読み進めるのに支障があるほどではありませんでした。バルドはまたもや捕らえられてしまいますが、そもそも彼が魔獣を宿すように狙いが定められていたわけですから、何度も囚われの身になるのも納得。魔神として覚醒したバルドは、性格こそ素のバルドと違って好戦的で傲慢さ…

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クリムゾン・スペル 5 コミック

やまねあやの 

ルルカの活躍も嬉しい

 5巻も波乱に富んでいましたが、序盤に濡れ場があったり、後半はまたバルドが捕まってしまいますがハヴィとの絆が感じられたりで、BL面での満足度は高い巻でした。バルドは自分からハヴィを求めることへの抵抗はほとんどなくなったようで、でも、ハヴィと愛し合う時には初心な反応も見せてくれ、受けとして絶妙に愛らしく開花しましたね。これは当のハヴィもたまらないだろうと思います。

 そして、リムリスの存在感が…

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クリムゾン・スペル 4 コミック

やまねあやの 

バルドも頭が心に追いついてきたみたいね

 恋愛にも性的なことにも免疫・耐性がないバルドは、自分を戒めるためハヴィとの関係を拒んでしまいます。そこでハヴィが、お前は何も悪くない、悪いのは全部私だと言い切れるところに、本当にバルドを愛しているんだなぁと萌えました。呪いも自分の力の一部にしようと割り切って一段階強くなったバルドに、今度はハヴィが拗ねたり。もちろん危ない橋を渡ってほしくない、結局仲間を危険な目に遭わせる、という現実的なリスクもあ…

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クリムゾン・スペル 3 コミック

やまねあやの 

早く2人に穏やかな蜜月が訪れますように

 自失したハヴィをバルドが一生懸命呼び戻そうとするシーンが切なかったです。ファインダーシリーズでもそうでしたが、まだ出会ってそんなに長く経っていない時点でも、やまの先生作品だと不思議と攻め受けの結び付きの強さが自然に思えるんですよね。それだけ初対面や最初の頃の交わりが強烈だったと印象付けられているからかな。受けが攻めのタイプど真ん中だということも、台詞や表情で結構仄めかされていますしね。

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クリムゾン・スペル 2 コミック

やまねあやの 

素のバルドの擦れてなさが愛おしい

 2巻にしてかなり波乱の展開でした。魔獣の時は既にハヴィと激しく交わっているバルドですが、そんなこととは知らない素の状態のバルドはキスされただけで戸惑ってしまうのがとっても可愛かったです。自由な恋などしたことないであろう、箱入りの王族らしいですね。ハヴィはバルドへの執着が日に日に強くなっていることをもはや隠しもせず、バルドを捕まえた敵に「バルドの腰に手を回すな」と主張したシーンには笑ってしまいまし…

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クリムゾン・スペル 1 コミック

やまねあやの 

心を掴まれるまでが早いのに、違和感がない

 数年前に読んでいましたが、未レビューだったので再読。やまね先生の美麗な絵に見惚れて、ハヴィやバルドの顔をじっくり眺めたシーンも多々あり、改めて素晴らしい画力をお持ちだなぁと思いました。ファンタジーの設定や世界観もしっかりしており、呪いを解く旅という物語の主軸にもわくわくが詰まっています。そして、ファンタジーをしっかり描こうとするとBL面が薄まりがちですが、まったくそんなことがないのがさすがやまね…

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ファインダーのうすいほん コミック

やまねあやの 

ファインダーファンなら一読はしたい

発売当時、結構な早い者勝ちで私は2次再販?で何とかゲットした代物です。

お話は秋仁がひょんなことから麻見の学生時代に…

秋仁自身は頭も中身も記憶もそのままなので、
麻見麻見~!!!とネアカアタックが止まらない。
そんな秋仁がどんどん気になる学生麻見。

しかし秋仁は男専用のまたたびでもつけてるのか
ここでも身の危険に遭い・・・・

そんな展開の『うすいほん』です☆

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ファインダーの陽炎 コミック

やまねあやの 

イノセントアイズ続編

闇医者の薬のせいで麻見を敵だと思い込まされ、洗脳されている秋仁。吸湿したものの秋仁の心は完全には戻らず、解毒剤を手に入れるために新たな敵として登場した医者ノヴァクと対峙する麻見でした。

麻見の傭兵時代の無二の友アレクが麻見と共に行動しますが、完全に信用してよいのか?
アレクと、どうやら今回の敵であるノヴァクと一緒にいるらしいマキシムの関係も気になります。

サブカプながら、アレクとマキ…

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ファインダーの抱擁 コミック

やまねあやの 

別人のような秋仁

前巻のラスト、秋仁が麻見にナイフを向けるという衝撃の展開で終えていただけに、この巻でお話がどう展開していくのか楽しみだったところ。
正直に言うと、前巻はえ~となって、続きを読む気が多少失せていたのですが。。

結果、やはり安心のラブが基軸にあると感じられる今回のお話ではありました。いや、秋仁が完全に元に戻るわけではないんですが。。

なぜ秋仁が麻見と敵対するようになったのか、その背景が描…

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