risiko
いつものことながら、四宮先生独自の視点が興味深かった作品でした。先輩である猫柳にどうしても猫耳が生えているように見える、鈴木。一体何の暗示なんだろうと思っていたけれど、それは彼自身に染み付いた呪いだったのかな。人を好きになっても、付き合っても、彼はいつも振られてしまう。何度もそんなことが続いた結果、自分は欠陥のある人間で、誰かに好きになってはもらえないのだという予防線を張るようになってしまってい…
ストーリー構成、テーマは実に四宮先生らしく、ふわふわしたタッチの中に静かに問いかけてくるものがあって、読み進めるほど味があるなぁと感じられる作品でした。ただ、キャラの判別が私には少し難しく、展開や台詞の意味を考えさせられるのはまったく構わないけれど、それ以外のところですんなり読めなかったのが若干ストレスに。登場人物が少ない作品や短編集だと気になりませんでしたが、似たような年齢のキャラがたくさん登…
四宮先生の作品を初めて読む方にもオススメしやすいかもしれません。ふんわりしてるのにどこか寂しい、四宮先生独特のストーリー展開の魅力が詰まっています。短編集なので、もうちょっと読んでいたかったという作品もいくつかあるのですが、この潔い終わり方があってこそ成り立つ四宮先生の世界観だとも思いました。
お気に入りはまず第二話の、主人公・トキがアパート前に落ちていた人を拾う話。BLではありがちな非…
