雲之助さんのレビュー一覧

幸せになるのさ! コミック

雲之助 

多幸感に満ちている

2人の幸せが伝染して、こちらまで温かい気持ちになって、幸せそうな2人を見て、本当に嬉しくなって涙が出てしまう、そんな幸せに満ちた作品でした。

自分にとって大切だった人から傷つけられた2人が酔っ払いながら夜の街で出会い、恋に落ちていく物語。どうして好きになったのかとかそういう理屈はほとんど語られず、とにかく好きの気持ちを大事に大事に、時にトラウマに向き合い、時に不安に苛まれながらもとにかく相手…

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こっちにおいで コミック

雲之助 

あったかい気持ちになれた


博多弁年下×既婚者に恋してる年上ゲイ

受けの会社に出向してきたのは包容力があって男前クールな攻め、森安。
そこでいつも笑っててムードメーカーだけど、叶わない恋をしている受けの久坂に気づき、どんどん気になっていって自分が幸せにしてあげたいと思うように…。
慰めるように体を繋いでしまったものの、やはり守ってあげたい気持ちは募るばかり。

そんなある日、受けの片思いの相手が子供が出来た…

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こころの実 コミック

雲之助 

苦手ポイントにはまる

雲之助先生の本はあらかた読んだと思っていたら、まだ未読がありました。
先生が描く受けが苦手なことが多くて…慇懃が過ぎるキャラクターが胡散臭くて苦手なんです。いかにも世間知らずで性格が良いですよ、というような人が。初期良太郎のような理由でもなく、ただただ自分の性格が悪いからなんですけど。そしてこちらの作品、渉がまさにそんな人で、読んでいて入り込めませんでした。もはや作品のレビューというより己のダメ…

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恋人アソート(表題作 1階のふたり) コミック

雲之助 

本編のイメージを大切に

初登場CP2組と、既刊本のCP3組。
元ネタとなる3冊(『幸せになるのさ!』『きみに注ぐ』『男の子と恋』)を読んでおいた方が分かりやすいけど、読んでいなくても何となくは分かる。
ただ横のつながりが内輪ネタみたいに感じてしまうかもしれないので、読んでおいた方がいいのかも。

【1階のふたり】 萌
同じアパートに、自分たち以外のゲイカップルがいることを知った翔太と明夫。
大学生で、付き合っ…

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男の子と恋 コミック

雲之助 

主人公を好きになれない

雲之助さんの作品の中で唯一、主人公を好きになれない作品。
もじもじしている子ほど、いざというときに火事場の馬鹿力的に潔くあってほしい。
理想論なのかなあ。

童話の世界が好きで、童話作家になった巡。
小さい頃から周囲にバカにされていた夢を守ってくれていた幼馴染の双子の片割れ・隼人は今も、巡のそばにいてくれる。
そんな隼人からある日、告白された巡は…。

もーう、うじうじめそめそです…

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ラブリートーク コミック

雲之助 

可愛いでござる

4CP分の話が収録されています。
えろすもがっつり描かれているのに、作画の雰囲気のせいかほっこり感が勝ります。

【ラブリートーク】【ラブリーウェイ】 萌2
幼馴染のカズに「恥をかきたくないから、キスの練習させて」と言うハジメ。
それに対してカズは…という始まり。
サクっと自分の気持ちを告げるカズの様子があっさりしすぎてますが、そのあっさり感が「ああ、片思いが長すぎて、逆に落ち着いてる…

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幸せになるのさ! コミック

雲之助 

運命を信じたくなる2人

天ばら丼、食べてみたい。
この作品を読んで、初めて知りました、天ばら。

お人好しすぎて、お金を貸した親友に逃げられた小松。
相手から告白されて付き合ったのにフラれた歩。
傷心の2人が夜の公園で出会って…。

いやあ、何という幸福感。
この作品を購入したのが、雲之助さんを知ったきっかけだったのですが、一番最初に素晴らしい作品を引いたな!と今でも思います。
酔った2人が小松のアパー…

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こころの実 コミック

雲之助 

お父さんがあり得ない

田舎暮らしってなぜかすごく魅力的。
家庭菜園とか、草むしりまですごく楽しそうに見えます。
自宅の庭からは目を背け続け、夫がわたしのために作った家庭菜園コーナーも見事に雑草畑になっているにも関わらず、こういうのには憧れてしまう。
でも実際に自然と対峙するのは無理!という自然恐怖症のわたしには、こういう作品で楽しむくらいがちょうどいい。

誰とも深く関わらず、ひとりこころ静かに暮らしたい。

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きみに注ぐ コミック

雲之助 

生真面目萌えのルーツ

初読のときに評価だけ入れてました。
読み返してみたら「萌2」。
おそらくこの作品が、今のわたしの3大萌え要素の1つである「生真面目すぎる人物」萌えの原点だったのではないかと。
初体験というのはどんなことでも衝撃的なものですが、回数を重ねるとその感動は薄れていってしまうんだなあ。

楽しく遊べるなら、相手の性別は問わない大島翔(かける)。
大学一の成績を誇る、真面目すぎるほど真面目な安藤…

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こっちにおいで コミック

雲之助 

こっちまで癒される

ふう、やっぱりいいなあ。
雲之助さん、わたしがBLにハマった頃にはもう作品を出されていませんでしたが、別ジャンルでは描かれてるみたいですね。
作画の雰囲気と、それに合ったあまあまな空気がたまらんのです。

こちらの作品は2CP分の話が収録されています。
表題作のスピンオフ的作品が同時収録なので、1冊で「なるほど」ってなる仕上がり。

【こっちにおいで】(3話) 萌2
業務提携で…

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