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野原滋 小山田あみ
フランク
ネタバレ
ヤクザの主催するオークション、買われた先は浮世離れした書道家親子、用意されたのは蔵、そして春画を描くために縛られ…なので淫美な世界まっしぐら〜の調教しまくりっ!!なお話かと思いきや、買われた受けが前向きなたくましいキャラで買われた先の息子(攻め)と心通わせて現状を打破していくという読後感の悪くないお話で、さらりと読んで楽しむには良かったです。 ただしところどころ中途半端なところが気になるとい…
野原滋 樹要
窓月
野原滋先生の花丸新人賞受賞作。食品会社に勤めるリーマン同期同士のすれ違いラブです。 とても丁寧な進行ゆえに本自体も厚みがありますが、最後までスルスルと読めました。攻め受け両視点が交互に進むタイプのお話で、読み終えた後はタイトルがイメージさせるような、ほっこりと温かい気持ちになります。 祖父江は絵に描いたような単純な男。お調子者で天然というか、ちょいアホが入ってる?っていう感じのキャラで…
てんてん
本品は『天色の瞳は千年の恋を抱く』のコミコミ限定特典小冊子です。 本編後、2人が葵が住んでいた都を訪れるお話です。 「時廻りの鏡」を使い、葵が生きていた千年後の世界に飛んで十数日。 2人は脊山から里に下り、あちこちに立ち寄りながら南下して都に辿り 着きます。 葵がうっすらと覚えている都よりもずっと人の数が多く、賑やかですが シンも「祭りのようだ」と好奇心を滲ませます。シンは…
野原滋 八千代ハル
今回は呪いで千年を生きる半妖と村の生贄とされかける孤児のお話です。 命の恩人である攻様を救うため時を超えた受様が未来を変えるまでと 新たな未来を歩む2人の後日談を収録。 受様は遊女の母と客の異国人との間に生まれ飴色の髪と青い瞳を持って います。受様は母が身体を壊し母の村に出戻りますが、病持ちの母にも 異国の血の濃い受様にも村人達は冷たく邪魔者扱いされます。 それでも受様は懸…
野原滋 山田シロ
特にモフモフ好きってわけでもないし、イジワル狐って底意地悪そうで嫌だなぁと敬遠してたけど、全然問題なかった。 それどころか、一番心に残ったのが「モッフリ」という。 仕えのものであるチビ狐たちが、「事態は逼迫しています!一刻の猶予もないのです!」と叫び「モッフリを!」「モッフリを!」と迫るので、何のことやら?と読み進めていったら、「モッフリ」とは狐に変身した攻めの見事な毛並みでモフモフすることら…
野原滋 白崎小夜
敵対するもの同士が出会うも、やがて惹かれあって心一つにするという着地点は見えているけれど、その道中があれこれ面白くて一気読みしました。 国を巡る争いやうごめく策略プラス包容力のある攻め×不憫受けという「そらのだいじな旦那さま」と同系統のお話だと思いました。 ただ、あちらの受けはただただ健気で大人しい印象だったけど、この作品の受けは美人男前かつ囚われの身でありながらも敵国の王である攻めに向か…
fandesu
一番書きたいことを書くために、最初、ちょっとばかり脱線させていただきます(ごめんなさい)。 あくまでも、理系科目が苦手なのに一時期SFを浴びる様に読んで来た私の理解ですが『タイムトラベルのお話』って、非常に乱暴な言い方になっちゃいますが、2つの系列があると思っています。 ひとつは『過去を変えたことによって未来の全てが変わってしまう』もの。世界はひとつしかないという考え方ですね。 もうひとつは…
ちゅんちゅん
落城寸前の王座に座らされた新王と侵略してきた王の話。 すでにたくさんのレビューがついているので、感想を少し。 すごく良くできたお話だったと思います。 タイトルも「気高いと愚王」「野卑と賢王」という表現がそれぞれが対比になっていてちぐはぐな二人をうまく表していると思いました。 落城することが決まってから急に即位し新王となった壬乃国の王・秀瑛(受け)が安定の不憫受けでした。…
あーちゃん2016
先生買い。挿絵もお話もとても素敵だったのですが、タイムリープものはどうしても拘ってしまうところがあって、先生ごめんなさい、萌です。本編260Pほど+後日談16Pほど+あとがき。 葵は青い目、飴色の髪をしていたため、村から受け入れられず、母を亡くした後は、一人暮らしていたのですが、干ばつ、はやり病などが続いて人柱にと山奥に連れてこられます。村人たちに岩に縛られ置き去りにされたところ、面を付けた…
ぴれーね
「天色の瞳は千年の恋を抱く」の電子限定おまけSSになります。 本編はハッピーエンド。 余韻の残るとても素敵なラストで締め括られますが、個人的に気になって仕方ないのがシンの最期になります。 で、その「葵を送り出した後のシンとヨキ」が語られるSSになるんですね。 これ、もうめちゃくちゃ泣けちゃって。 ここまでで物語は完結してると思うんですよ。 だって、シンのその後が分からないと、安…