野原滋さんのレビュー一覧

月の砂漠に愛を注ぐ ~獣と水神~ 小説

野原滋  奈良千春 

ガガリの故郷 満月の夜の水の神事

前作の存在を知らずに、読んでしまった。

① 獣の誓いと水神の恋
⓶ 月の砂漠に愛を注ぐ ~獣と水神~

・・の順らしいけど、いきなり今作を読んでも、つながりに支障なく読めました。

ガガリの生まれた砂漠の国で、水が枯渇。
原因は、皇后の贅沢三昧と圧政。
自信喪失の弟王のピンチを救いに行くガガリ。

キャラバンの男性が協力して、水神子を助けて、月を掬いあげて、水を呼ぶ神秘的な…

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そらの誓いは旦那さま コミコミ特典SS小冊子 空色の瞳は何を語るのか 特典

本編後のザンビーノ

本編後、菊七視点でのお話になります。

半年ぶりに菊七が日向埼に行きます。
以前と違う町の様子に驚く菊七。
いつもの仮の居に行くと、そこには空良とザンビーノがいてー…。

本編ではずっと軽口を叩いていたザンビーノですが
こちらではそんなザンビーノの本心がその表情から少し見えた気がしました。
やっぱりほんとに空良に惹かれてたんだなぁ…って。
私はザンビーノも好きなので、少し複雑な気…

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「そらの誉れは旦那さま」コミコミ特典SS小冊子「まどろみの続き」 特典

高虎視点

本編後のお話です。

日向埼に来て半年が経つのですが、
次郎丸たちが来ていることもあり
起きた時に隼瀬浦にいるような錯覚をする高虎。
隣にはすやすやと寝ている空良が…。

空良を見ながら昨日のことを思い出している高虎。
飽きることなく空良の寝顔を眺めているとー…。


高虎視点でお話が進むのですが、相変わらずラブラブな二人をこちらで読むことが出来ます。
誰にも弱音を吐かず強…

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月の砂漠に愛を注ぐ ~獣と水神~ 小説

野原滋  奈良千春 

萌え萌えキュンキュンいっぱい

お話もイラストもとってもよかった。特にキャラ設定が私の好み。猫の可愛さがあっちこっち出ているからページを捲るたびにニヤニヤが止まらない。さらに奈良千春さんの全キャラの豪華な衣装と美しい町々の風景が目の保養になる。このシリーズが続いてほしい。

2

祝言 小説

野原滋 

空良の成長

空良が薔薇を一生懸命育てています。
薔薇のトゲが刺さったことを知った高虎が、薔薇のトゲを全部魁傑に取らせようとしたというエピソードは笑いました。
相変わらず過保護がすごいです。
空良が止めたからトゲは取っていないので、あぁ薔薇よかったね。と思いました。

空良が薔薇をくれた同盟の国に感謝していると言うと、高虎が「そうだな。…花には罪はないのだからな」と言い、空良はえ?と思うのですが、その…

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「そらのいとしい旦那さま」電子限定おまけ『旦那さまの秘めごと』 特典

酔った空良

空良に盃を差し出した高虎。
そんな高虎に「空良は飲めません」と言います。
「そんなことはない。前に美味いと言っていただろう」とめげない高虎。
空良は首を横に振り「美味しいから困るのです」と言います。
飲む飲まないの攻防が続く二人。
何故飲む飲まないとなっているかと言うとー…。

空良は前回飲んだ時に記憶を無くしてしまい、自分が醜態を晒してしまったのではいかと警戒をしており、
高虎は…

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月の砂漠に愛を注ぐ ~獣と水神~ 小説

野原滋  奈良千春 

幻想的な風景が印象深い

評価は神寄りです。

続刊きたーーーーヾ(*´∀`*)ノ

シリーズ2作目ですね!
(今後も続くと確信(願い)を持って通し番号入れる)
(伏線を信じてシリーズ3、4期待してますよ〜!!)

届いた本を見てビックリ「薄ッ!」だったんですが、
文字はギッチリ詰まってて読み応えがありました。
微笑ましさあり、涙あり、幻想的な風景あり、とても面白かったです。

また、ふと一瞬見せる…

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「そらの誓いは旦那さま」電子限定書き下ろしSS「この世でもっとも甘いもの」 特典

あまあま

桂木視点のお話です。

体調を崩した空良のために動き回る魁傑。
そんな魁傑を見て、なんとなくこの状況を楽しんでいるように見えたのでそれを魁傑に言います。
すると「喜んでいるわけではないが、少し安堵したという思いはあるな」と言う魁傑。
「安堵…?」と聞き返す桂木に魁傑はー…。


まさか空良が身体の不調があると、自分でこっそり薬草を調合して治しているなんて思っても見ませんでした。

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そらのいとしい旦那さま コミコミ特典SS小冊子 剣豪と天女 特典

変わりゆく二人

弥市に拉致されるということがあってから、魁傑に剣の稽古をつけてもらっている空良。
そんな二人の稽古の様子を腕組みをしてみている高虎。
肘や胴回りにけがをしないように、厳重な防具を着けさせているのですが
それでも心配で仕方のない高虎。
最初は魁傑の竹刀が空良の腕に当たると、稽古だと分かっていてもムッとなってしまうし、
自身(高虎)が手合わせをするとあからさまに手を緩めてしまうので
稽古に…

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そらの誉れは旦那さま 小説

野原滋  サマミヤアカザ 

空良の成長

『そらのだいじな旦那さま』→『そらのいとしい旦那さま』に続くシリーズ三作品目です。

今回のお話は大きく2つに分かれていました。
1つ目は戦に出ている高虎の父の時貞から高虎へ援軍要請が届きます。
内容は、梅雨までに戦を終わらせたいので、空良を連れてきて欲しいとのこと。
空良に天気を読んで欲しいとの依頼でした。
でも、高虎は空良の事が大切なので絶対に戦に連れて行きたくありません。
そん…

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