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表題作そらの誓いは旦那さま

三雲高虎
日向崎領主
空良
高虎の妻

その他の収録作品

  • あとがき

あらすじ

空良と高虎たちが日向崎に移住してから一年。生まれた時から何も持たず、親の愛も、名前すら与えられなかった空良が、高虎と出会い正式に祝言を挙げて今は唯一の伴侶として愛を注がれている。高虎も戦場では鬼神と恐れられる益荒男だが、空良の前では素直に己をさらけ出すほど心を許していた。領民にも慕われ穏やかな日々を過ごす二人の元に、他国から海賊団との調停をしてほしいと要請が舞い込む。危険を承知で海に乗り込んだ高虎たちだが……?

作品情報

作品名
そらの誓いは旦那さま
著者
野原滋 
イラスト
サマミヤアカザ 
媒体
小説
出版社
幻冬舎コミックス
レーベル
幻冬舎ルチル文庫
シリーズ
そらのだいじな旦那さま
発売日
電子発売日
ISBN
9784344849709
4.1

(48)

(22)

萌々

(16)

(7)

中立

(0)

趣味じゃない

(3)

レビュー数
12
得点
195
評価数
48
平均
4.1 / 5
神率
45.8%

レビュー投稿数12

やっぱり大好き!

「そらだん」シリーズも4作目に突入!
新作が発売されると知ったときは嬉しさのあまり拳を突き上げながら叫んでしまいました。
続編を書き上げてくださった先生には本当に感謝の念が尽きません。空良と高虎の物語をまた読ませていただける幸せを深く噛み締めました。ありがとうございます!

空良と高虎の仲の良さは相変わらずで溺愛攻が大好物の私は高虎の空良バカっぷりに終始ニコニコもといニチャニチャしました。

誰もが畏怖する鬼神である高虎も空良が絡めばただの嫁様馬鹿になる姿がとても愛おしいです。

シリーズを通してお話は空良視点で紡がれているので、高虎が鬼神と称されるに至った勇姿は(高虎が大将として指揮をとるような戦に空良は同行していないので)直接描かれていないものの、高虎がどんな人物であり、武将であるのか、物語の端々から読み取ることができるので、そんな優れた傑物が脇目もふらずに空良を助け出そうとする姿は、情けなさよりも人間らしさが滲んでいて好感が持てました。

鬼神と呼ばれ、一目置かれているような男でも心を許した相手にはただの人になるんですよね…空良の存在が高虎にとってどれだけ大切か身に沁みるようでジンとしました。

どんな相手があらわれても愛がちっとも揺るがない空良と高虎が大好きです。

ふたりの仲を当て馬に引っ掻き回されるのが苦手な私には互いしか目に入っていない空良と高虎のラブラブっぷりは安心材料で、このふたりならどんな困難にぶちあたっても互いに手を取り合い乗り越えてくれるだろうと信じられるので、不安になったり、ストレスを感じたりする必要なく最後まで読み進めることができました。

これからも髪の毛一本すら間に入らないくらい相思相愛な空良と高虎の成長譚・冒険譚を読み続けていたいです!!

新しいキャラクターも登場しましたし、物語の幅は広がるばかり!まだまだ「そらだん」ワールドに浸っていたい私は次回作をおおいに待ち望みます!!

11

そらの人たらし こんどは海賊

渦が巻く海域で、伏見を憎む海賊が、通行を邪魔して困っている。

美貌の鬼神の男嫁を見てみたいと、海賊の首領が交渉相手にそらを指名してくる。
そらは、ご主人様のお役に立ちたいと、張り切っていつもしないことをする。
桂と共に海賊の本拠地である島に行き、難破した南蛮船が持ち込んだジャガイモなど珍しい作物を見せてもらって、喜ぶそら。

そらの挑発にまんまと乗った海賊の首領が交渉に応じて、またそらはご主人様が喜ぶお手柄を立ててしまう。

そらは、栄養状態が良くて、指二本せが伸びて、ちょっとりりしくなって美貌に磨きがかかっていると、周囲から称賛を受けている。
そらちゃん、賢くて可愛い。
今回は、無血交渉が出来ている、凄い。

また続編を出して欲しい。

9

溺愛なのに、甘々なのに

普通、溺愛ものっていったら双方野性味が出てやりまくり…なんてよくあるんですが、さすがこの2人。
めちゃくちゃエチが少ない!
少ないって感じるほど普段のイチャイチャがすごい。比例してないです。
4作目、設定どうするのかな~なんて思っていたら海賊問題と貿易問題でした。

ここまでくると、空良は活躍させまくるしかないし、高虎はイチャつかせまくるしかないってくらい安心して読める作品です。

お世継ぎ問題が気になりながらも、次郎丸の成長がみれて勝手に親心みたいな感じになりました。
大きくなったねぇ…

キャラデザが2人以外の人物も見れてよかったです。
伏見玄徳さんのお顔もみたかったな…。

メイン2人の盤石作品、大好きなので続いてほしいなぁ…盤石な2人が時代や周囲に翻弄されながらも助け合う、なんて好きすぎです。

8

シリーズ4作目

【そらのだいじな旦那さま】→【そらのいとしい旦那さま】→【そらの誉れは旦那さま】に続いて今作になります。
他の作品を読んでいない場合は最初から読んだほうが良いかと思います。

今回は他国や海賊団が絡むお話となります。
ややこしくなるのかなぁと読むのを少し懸念していたのですが
読んでみるとスーッとお話が入ってきてまた空良たちの虜になりました。

1作目から比べると空良がしっかりと自分の意思を持っていってるのがすごくわかって
なんかすごく目頭が熱くなりました。
高虎に出会ってこんなに人生が変わって
あぁほんとに良かったね。と思える作品でした。

すごく大好きな作品なのでこれからもずっと続いていって欲しいです。

6

空良がますます成長。旦那様よりカッコイイ。

空良がどんどん成長している。
今回改めてシリーズの最初から読み返したけど、最初は名もなく不幸を不幸とも知らずに生きてきた「捨て」(最初は捨てという呼び名でした)。オドオドしていて食事もあまり食べない人でした。家臣たちは「騙された」と空良を処刑しようとしてましたよね。
次郎丸を助けたり、軍師として活躍したり。ここで、ただフレンドリーだと旦那様の伴侶としては足りないと気付きます。ここからの成長が著しかったなと思います。誰に対しても怒ることのない空良が新しい土地の三人衆に腹を立てるのを見て、ただ優しいだけではなくなったんだなと思いました。

今回も強く出るところは相手が誰だろうがハッキリと言います。押すところと引くところをちゃんと理解していて、そういう所が魅力的なのかもしれません。
今回も菊七が出てきて大活躍でした。空良ともだいぶん仲良くなりましたね。毎回間者として出て欲しいくらいです。
それにしても旦那様は巻が進むほどに悋気が強くなったりエロおやじのようになったり。もっとカッコイイ場面を出して欲しい!
空良の旦那様のカッコイイ所を読みたいです。
不憫受けのはずが、だんだん不憫じゃなくなりましたが溺愛系というのは変わらずですね。旦那様のスパダリが最近危ういので、そこを何とかお願いしたいです。

3

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