左京亜也さんのレビュー一覧

恋の恥はかき捨て 小説

月村奎  左京亜也 

憧れと羞恥と誤解と思い込みがぐーるぐる♡

今回は寡黙で強面の大学生と王子様キャラな大学生のお話です。

特殊な性癖で恋愛を諦めていた受様が攻様の恋人になるまでと
恋人同士になってからの続編短編2本を収録。

受様は自分よりも大きな男に半ば無理やりに
快楽を引きずりだされていというほの暗い欲望を
抱えたゲイです。

田舎では周囲から浮かないようにと無個性を心掛け
神経を使いましたが
女子率が比較的高い文学部に通う今は

2

恋の恥はかき捨て 小説

月村奎  左京亜也 

とろけました。

このパターン大好物なので”神”評価に迷いはありませんでした。
斜め上のネガティブ発想でモダモダしてる美人受と、強面で感情がわかりにくい溺愛攻、左京先生の美麗な絵との最強タッグ(好物てんこ盛りなんですよ)で、年末の疲労とストレスを溶解するような、糖度高めな作品です!エロ度高め(比;他の月村作品)だと思います。とりあえず、最初から最後まで頬の筋肉は緩みっぱなしでした。

王子キャラの大学生・琳央…

8

恋の恥はかき捨て 小説

月村奎  左京亜也 

悩む王子様と包容力攻め

スラスラ一気読みしました。
久しぶりの月村さん。主人公が少々不憫ですが明るい展開になってます、安心して読めますよ!

主人公琳央は誰にも言えない性癖ゆえに普通の恋愛を諦め嫌悪感と自虐でいっぱいで自分を恥じて生きてきました。
田舎を出て都会でやっと少しは自由に過ごせるかと思いきや、大学の寮の同室が妄想相手どストライクのタイプの渡良瀬で。

渡良瀬のおかげで妄想と現実の違いを身を持って知っ…

4

クロネコ彼氏のあるき方 1 コミック

左京亜也 

平和だ!(泣)

いやー平和ですね!
イチャ甘ラブラブエロエロです。
真悟はあんなに圭一と向き合うことから逃げたり圭一兄の反対に合ったり素直じゃなかったりで紆余曲折あったのに、何この一冊?ご褒美ですか?

皆勢揃いでワイワイやったり。

はぁ相変わらず圭一の嫉妬深さや独占欲や鋭さエッチのねちっこさに、真悟のエロさ可愛さたまりませんね。しかも素直になった真悟は、んもう大変可愛らしい!俺の真悟だもんね!

0

恋の恥はかき捨て 小説

月村奎  左京亜也 

最高に可愛いよーーー!!

寮の同じ部屋内で巻き起こる、勘違いジレジレラブになります。

こちらですね、主人公が性欲過多気味のドMで、片思い相手である攻めのベッドを使ってお道具で自慰。
と、初っぱなからかつてないアダルトさなんですよね。
いや、月村先生でこんだけエロいの、初めてじゃないでしょうか。

で、これが月村作品らしくないかと言えば、もうめちゃくちゃ月村作品。
主人公の空回りっぷりとか、攻めの包容力とかム…

14

恋の恥はかき捨て 小説

月村奎  左京亜也 

ギャップが楽しい〜♪

今年3作目の月村作品!
今回は、結構変化球じゃない?
切ない系かと思ったら、笑わせてくれる甘い一冊でした。

タイトル通り、恥ずかしい思いをする受けが主人公で、とにかく恥の上塗りの連続で〝あちゃー〟って感じでした(笑)
自分だったら恥ずか死ぬよww


美人で女子の扱いも上手い琳央は、大学では王子様扱い。
しかし世渡り上手なのは外の顔で、実は誰にも言えない秘密があり……と、いうお…

9

お試し花嫁、片恋中 小説

鳥谷しず  左京亜也 

変態は乙女ゆりを愛す♡

これは!
絶対『タイトル』に問題あり!!!
このタイトルはダメだよぉ。
この物語のなぁんも言い当てられてにゃいっ!
なんだか(気持ちが)幼い『受け』と、遊び人の『攻め』が、学生時代に小さなアパートでナンヤカヤみたいやそんな風に取れません?!?(私だけ??)
これは立派な大人の(むしろ立派過ぎる大人の)変態ラブストーリーです。「片恋」は多少合ってますが。

『受け』 市役所秘書課でみ…

2

高嶺の花は、散らされたい 下 コミック

左京亜也 

高嶺の花は誰のこと?

完全にタイトルを読み違えてしまいました…。
なので左京さんの美しい作画で、溺愛+猛烈求愛してくるパーフェクトαを鼻であしらう美しく気高いΩを読めると思い込んで購入したわたしは、得たいものが得られませんでした。

高嶺の花って結局、連雀のことですか?
上巻からハナはめろめろで「抱いて抱いて」だし、連雀は冷めてたし。
オメガバースって大枠は決まってるけど、小さい設定って作家さんそれぞれに任さ…

2

高嶺の花は、散らされたい 下 コミック

左京亜也 

勢いで進む展開についていけない

 うーん、濡れ場は上巻よりも良かったのですが、そもそもこの2人がお互いのどこにそんなに惹かれたのか最後までよく分かりませんでした。単純にフェロモンの相性とか、一目惚れってことなのかな。ハナはともかく、連雀が好意を抱くのにはいろいろ理由が必要な気がしたんですよね。ハナへの接し方が急に180度変わったように見えて、その間の流れは?となりました。

 きっかけは一目惚れとかでもいいと思うけれど、セッ…

2

高嶺の花は、散らされたい 上 コミック

左京亜也 

最低限の品性があれば…

 有名なクロネコシリーズをまだ読んだことがなく、こちらが左京先生の初読み作品となりました。結論からいうと、ちょっと描き方が私には合わないなぁという感じ。Ωのハナの蕩けた時の口調や、発情した時の表情、態度などが、あまりにもあからさまな雌のように描かれていて、高嶺の花というタイトルはどうした?と疑問に思ってしまいました。オメガバースというただでさえ性別を弄った設定を用いるわけですから、そういう描写がく…

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