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16/46(合計:456件)
尾上与一 yoco
ずんどぅ
ネタバレ
賛否両論あるようですが私はフルスイングアウトでした… 2人の出会い、少年イスハンの恋心、秘密の逢瀬にニヤニヤし、終盤の展開は息をするのも忘れて入り込んでしまうほど素晴らしかった。 しかし後宮のくだり… 立場や状況を鑑みて、その後のロシェの割り切りを目にした上でも、仕方ない事だったとは個人的に感じられなかったです。 イスハンの「お前が男ならば男がいい」って台詞、なんだったん? …
ねこのしん
リディルの兄であるロシェレディアのことは前作でずっと気になっていたので、イスハン王との馴れ初めが読めるのは嬉しかったです。 ロシェも男なので嫁ぐと命がない可能性がある中で、兄弟から命を狙われているイスハンと出会い、シンパシーからに恋心へと転じていく流れが美しく描かれていて序盤だけでも心臓が鷲掴みにされました。 イスハンに嫁いだ後も苦難の連続で、そもそもこの一冊は全体的に重くるしい。その中で…
碧雲
好き嫌いが別れる作品のようだけど、 例えば「碧のかたみ 」のように、先の結末が分かり切った悲運でも、 波乱の合間に咲く恋花を描くのが尾上先生は上手いです。 ⓶花降る王子の婚礼1 リディルがイル・ジャーナに嫁ぐ ③雪降る王妃と春のめざめ 2 リディルがアイデース国に行く ①氷雪の王子と神の心臓 3 ロシェレディアがアイデース国に嫁いで、リディル誕生 物語の時系列で行くと、上記のよ…
えのころぐさ
賛否が分かれる作品だとつい『賛』の気持ちをお伝えしたくレビューを書きたくなってしまいます 後宮の件ですが イスハンがたったひとつ叶えたかった願いはロシェとともにあること そのためには自らが皇帝になるしか道はなく彼はその過酷すぎる使命をロシェのために受け入れる覚悟を決めたのだと思っています 国と民を守ること、皇室の血を残すことは彼の義務。前々皇帝の兄弟もほかの皇子たちも全て殺され自分以外…
えすむら
シリーズで一番好きだ~~!!と鼻息荒く、こちらに立ち寄ったところ、評価が分かれていて「お!?」とびっくりしましたが、なるほど、なるほど、あの問題でしたか…と納得しました。私は、こちらの”末っ子長男CP”が弟夫夫よりも好きすぎるので(氷>花でした)、あの問題はもちろんモヤっとしましたが、全体として素晴らしかったです。続き щ(゚Д゚щ)カモーン!! そもそも私があんまりファンタジーファン…
いきものがかり
イスハンとロシェレディアのお二人がお好きな方なら、コミコミスタジオの小冊子は外せません。 むしろ、本編が結構しんどいので糖分を補うためには必須です。 前作の小冊子も素敵でしたが、幼い二人が書かれたこちらも素敵。 イスハンから約束していた魚をとりにいこう、と誘われて嬉しさのあまりジュースを凍らせちゃうロシェがかわいすぎる。 辛い過去でも、ロシェレディアと共にやり直せば良い思い出だったに違いな…
kurinn
3回「5年」という言葉が使われているのです。 ロシェレディアの「だって五年も待ったのだ」という言葉と、「五年前のこの国は、自分の想像よりもずっと深刻に痛み、ほころんでいたんだろう。」という文章と「何しろここまで来るのに五年もかかったのだ」という表現。 本編ではロシェレディア10歳でイスハンが14歳の時に焼いた魚の話をしています。 そしてイスハンがこちらの小冊子で「懐かしいな。自分で魚…
面白かったとしか言いようがないです。そして流石の文章力でした。尾上与一先生流石です。 読む前に他の方のレビューを読んでしまったので、後宮問題に自分がどんな気持ちを抱いてしまうのかと心配になりながら読み始めました。 やはり嫌な気分にはなりましたがイスハンもロシェレディアも王族なので、2人だけの気持ちだけではどうにもならない事を覚悟していたから乗り換えられたのだと思いました。 多分ですが…
なんでも食べる
前作で登場したアイデース組の馴れ初め話です。 ロシェの魔法使いとしての資質や本人の度量、イスハンの鷹揚さがとても魅力的で気になっていたので、続編でメインのお話が出てとても嬉しかったです。 二人共にキャラクターがとても魅力的で、二人のやり取りを見ているだけでとても楽しい。ここに魔法や呪いというファンタジー要素が絡むことでストーリーの流れもわくわくが止まりませんでした。 賛否両論の後宮の…
はるのさくら
ジョレスがそばに居るし、ロシェが嫁いでまだ間もない頃なのかな。 春になり、約束していた魚を獲りに行こう、と朝食の席でイスハンから誘われたロシェ。 魚を獲って、イスハン自ら焼いたのを食べる、までが約束の予定のロシェが、かわいい。 どんだけ食べたいんだ、と思いつつも、それだけイスハンからの手紙が嬉しくて羨ましかったんだろうなぁ、とホロりともなる。 すぐ近くの山に行くまでにも一波乱あって…