yocoさんのレビュー一覧

過去のないαと未来のないΩの永遠 小説

片岡  yoco 

感情が揺さぶられたという意味では神評価

タイトル・表紙・帯
どれもが切なさを予見させるようになっていますが、
読後にじっくり見返すと更に深みが増しました。

評価はものすごく迷います。

泣ける物語としては迷うことなく神一択。
前半の攻め視点で散らばった欠片が、
後半の受け視点ですべて繋がって全容が見えてくる。
これには、ただただ号泣でした。

この作品のオメガバースには独自の設定があります。

・Ωは30歳前…

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過去のないαと未来のないΩの永遠 小説

片岡  yoco 

切なくも深い愛情を描き切った神作品。

作家買い。
片岡さんの新刊はオメガバものです。

片岡さんは切ない系のお話を描かれる作家さまのイメージが個人的に強いのですが、さらに今作品はオメガバースものということもあるのでしょうか。そのイメージを損なうことのない、切なく、けれどん深い愛情お描いたお話でした。

その世界観をyocoさんが描いてくださっていて、もうもう…!と言葉にならないほどの切なさと、そして萌えに終始襲われながら読破…

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愛される狼王の花嫁 小説

華藤えれな  yoco 

異世界へタイムトリップ

現代に生きる、生まれつき耳の聞こえない、そして唯一の身寄りの祖父が亡くなった悠羽が狼王の物語が記されたタペストリーの世界へ時を超えてタイムトリップするお話。

狼王の婚淫の続編と思って読みましたが、そこまで前作の影響を受けている感じではなさそうです。前作の後のお話で、同じ世界観ではあります。

悠羽は狼王の身に起こる出来事をタペストリーを通して知っているので、過去にタイムトリップして狼王を…

1

銀狼の婚淫 小説

華藤えれな  yoco 

おとぎ話みたいなお話

幼少期のはっきりとした記憶のない愛生がぼんやりと覚えているのは狼王の背に乗せられて森を走ったり、体を舐めてもらったりして育ててもらったこと。そんな愛生は20歳になり、施設の存続のため施設長からある侯爵に金を無心するように言われ、国を越えてとある森へとやってくる。初めて見る光景のはずなのにどこか既視感を感じる愛生。その侯爵は名前も国籍もない愛生に名前と国籍を与えてくれた恩人だった。

森で会った…

1

生まれた時から愛してる 小説

夜光花  yoco 

タイトルの意味~!

こちら、一卵性双生児CPなんですね!ってことで、このタイトル。確かに。出会いは生まれた時ですもんね(?)。

一卵性双生児で何でBLが成立してしまうのか…っていう所がこのお話の肝になっていて、兄の理人は黒夢病という奇病(フィクションです)に罹っていて、発病すると眠り続けてしまう。その間体の成長が止まる、というもの。どれだけ眠り続けるかはその時次第で、最悪の場合は眠り続けたまま死に至るという恐ろ…

0

「皇弟殿下と黄金の花嫁」コミコミ特典SS小冊子「皇弟夫妻の蜜月」 特典

良いわ〜

是非このコミコミさんの小冊子を手に入れて欲しいです。
こちら婚姻の儀から3ヶ月経った玉瓏とシリンの様子です。出版社ペーパーが1年後のお話なので、こちらの小冊子の方が新婚ホヤホヤですね。

いかにシリンが玉瓏と玉祥との時間を大事にしているのかが分かる内容となっていました。
玉祥の亡くなった母は平民で、祖父は健在ですが皇子である玉祥と会うためには病気を利用するのだとか、何とも切ないお話です。

2

「皇弟殿下と黄金の花嫁」出版社ペーパー「皇弟殿下の日記」 特典

くぅ!

読んでて思わず声が出ちゃうくらい甘々で、当人同士以外には居た堪れない内容でした。

本編でも玉瓏(ユーロン)が日記をつけていると書いてあり意外に思ってました。

こちらのお話は婚礼の儀を終えて1年あまり後の出来事らしいです。

急に呼び出された玉瓏は日記の墨が乾かないので開いたまま部屋を出て行ったらしく、見るつもりのなかったシリンはその中に自分の名前を見つけてしまいどうにも気になってし…

2

皇弟殿下と黄金の花嫁 小説

釘宮つかさ  yoco 

好きだなぁ

最近の釘宮つかさ先生の作品好きなんですよ。更にイラストがyoco先生と知り表紙が発表になる前からコミコミさんのアクリルコースターも予約してました。

今回も序章から展開にワクワクしてシリンと玉瓏(ユーロン)がどうやって距離を縮めて行くのか楽しみでした。でも読み終わってみた時にどこが強く印象に残ったのかと考え込んでしまったので、神から萌2に変更したんです。

攻の玉瓏がとにかく良い人でもうち…

6

皇弟殿下と黄金の花嫁 小説

釘宮つかさ  yoco 

攻めがかわいい

yoko先生の表紙に惹かれて購入(Amazon限定版にはペーパーがついてました)
容姿のせいで他の一族に嫁がなければならい受けと大国の皇弟の攻めが婚姻直前で出会い……という感じで始まります。

私は攻めがとにかく可愛らしいなと思いました。スパダリ属性だし、受けに一目惚れしてるのがこちら側は手に取るようにわかります。気持ちをうまく表現できない不器用さがたまらなくてニヤニヤしました。受けもただ守…

10

夜啼鶯は愛を紡ぐ 小説

小中大豆  yoco 

切ないけど美しい話でした。

幼い頃にローエングリンの白鳥の騎士に憧れて、歌手を目指している凛という日本人音大生(受)が、進路に行き詰まっていると きに偶然エリアス(攻)という謎の青年に出会います。
男娼と間違われて一夜を共にするのですが、そのまま恋人になり、パトロンとなって歌手デビューをさせてくれるというシンデレラストーリー。
でもエリアスには凛以外に正式なパートナーや、たくさんの恋人や愛人がいて。。。

話が面白く…

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