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エ、エドーーーーッ 叫びたくなるぐらい今作はエドが良かった。彼の苦しい気持ち、口には出せない想いが色々と伝わってきて切なかった…。 あの人やあの人のおかげで礼は自分の世界を広げて、まわりの反応も変わっていく…。別れの時は辛かったけれど…。 今作を読むと礼があまりにも鈍感でしっかりして!!!と前作とはまた印象が変わって面白かったですそしてあれから◯年…もうラストまで胸がいっぱいでした…。ギルが良かったなぁ。前作の後半から印象が変わってきたけれど…
定期的に読みたくなるシリーズ
何度読んでも最高でした…
レイは相変わらず自分に自信がなくて健気すぎるなぁ…
エドにはレイしかいないからもう少し自信持って…
って初見の時は思ってましたが、
当然なんですけどこれは物語だから二人にスポットライト当てて描かれてて読者はエドにはレイしかいないのわかるけど、
レイからしたらまさか誰にとっても王様であるエドが自分なんかを選んでくれるわけがないって思うの、めちゃくちゃ普通のことのような気がしました。
だからこそラストのエドからアプローチするシーンはご褒美に思えました。
この作品を読んでパブリックスクールとか、寮もの大好きになってしまったんですよね…
また樋口先生にはパブリックスクールの新作書いてほしいです。あの閉鎖的な空間で少年達が葛藤しつつ恋をするというのがたまりません。
また数年後にきっと読み返します。
BLが好きでいる限り何度も何度も繰り返し読みたくなる作品です。
『パブリックスクール-檻の中の王-』の続編です。
『パブリックスクール-檻の中の王-』ですごく気になるところで終わったのですが
今回こちらを読んで二人の気持ちが結ばれるのが
とても長い月日がかかっていてびっくりしました。
礼が悪い言い方をするとすごく鈍感で
きっと礼とエドを見守っていた周りの人間は
すごく歯がゆくてもどかしかっただろうな。
そんな時にナイスギルです。
彼のこと最初はすごく嫌いだったのですが
今回はほんとに良い働きをしてくれた…ありがとう…!!!!
そして、何といってもこちらでエドが
今まで抱えていた気持ちを礼に伝えるところで涙が止まりませんでした。
そんな風に礼のことを思って大切に守ってたんだなぁって。
礼を守る為にエドはエドなりに必死だったんだなぁって。
エドのとてつもない大きな愛に触れることが出来て良かったです。
読んだ後も余韻がすごくて、この作品を読んでよかったなぁと心から思いました。
生涯何回も読み返すだろうなと思うぐらい素晴らしい作品でした。
礼が母親を亡くしイギリスに渡って出会い、恋に落ちたエドと両思いになるまで12年…長かった〜。
先が気になりすぎてどんどん読み進めた檻の中の王とこの群れを出た小鳥。でもしっかり浸らないともったいない気がして、続きを読む前に再読しました。
初めて読んだときには何となくしか読めなかったエドの気持ちも、再読ではあぁ、ここはこうするしかなかったんだな…と納得しながら読めたので結果、続きを読む前に再読できて良かったなと思いました。
オーランドがエドしか見えていない礼の世界をこじ開け、ジョナスが俯瞰して見ることを教え、ギルが当て馬になってくれて、やっと、やっとここまでこれたなぁとしみじみ。それにしてもオーランドもジョナスもホントに10代か?と思うくらい冷静にエドと礼を見ていて、的確にアドバイスできるのがホントにスゴいなと思いました。それだけ、3年生の時のエドとジョナスの事件が大きかったということなんだろうな…と心が痛くなりました。
そして、エド。貴族であることに嫌悪感を抱きながらもその責任の大きさに苦しみ、ジョナスと同じことを礼にするわけにはいかないとひたすら自分の気持ちを押し殺し続けてきたエド。ジョナスにはまだ守ってくれる家族がいたけど、礼には誰もいない。そのことを誰よりも理解していたエド。ホントにエドの愛の深さには頭が下がります。
樋口美沙緒先生の作品の中でも人気シリーズなのがうなずけます。ホントに1人1人のキャラクターの肉付けが素晴らしいです。