安西リカさんのレビュー一覧

恋をしていたころ 小説

安西リカ  尾賀トモ 

互いが互いじゃなきゃダメなんだと感じる

切なくてほろ苦い再会ものであり、若さ故に間違えてしまった二人が、もう一度恋をやり直すと言うとても優しいお話でもあります。

個人的に「何度でもリフレイン」がめちゃくちゃ好きなんですよ~。
それの更に大人版とでも言うんですかね。
ほろ苦い過去の思い出に、現在の甘くうずく愛おしさ。
そして、それぞれが抱える心の傷。
もう、めちゃくちゃ萌えるーーー!
こういう、しっとり切ない恋心を書かせた…

29

聖邪の蜜月 小説

安西リカ  yoco 

一気読み

夜中に読み始めなくても良かった。

安西先生の描く人物描写に、やっぱり好きだなぁ。と、思いました。
とてもフラットにその人物の思考、心情が伝わってくる描き方だなぁと思うんです。
登場人物次第で物語が進む感じがするという感じなんです。
なんかちゃんと表現できてるかどうかわからないんですけど。
最終的にどうなるか考えたりせずに、ドキドキやハラハラやワクワクでページをめくる指が踊ってました。…

5

聖邪の蜜月 小説

安西リカ  yoco 

2人の絆の奇跡。

ラストに向かって、涙があふれたファンタジー( TДT)
えっ!?これってまさか‥と胸が痛かったです。


受け様は、銀髪に碧い瞳を持つ美しい容貌のアシュ。
『神の愛し子』と称して聖殿に軟禁され聖職者の慰み者だったのを、逃げ出した過去を持つ。

自由を手に入れたアシュが流浪していた時、聖獣ドライトンの卵を孵し、サージと名付けて親代わりに育てることに。

成長に合わせて姿を変え、い…

11

何度でもリフレイン 小説

安西リカ  小椋ムク 

名前がわからない

安西先生の作品の中でも大好きな作品です。何回も繰り返し読んでいます。長い両片思いのかわいいお話なんです。気持ちだけじゃ乗り越えられなかった過去のせいで、いろいろ拗れてしまってるふたりが大人になってこんなふうになれるなら、こんなふうに相手のことを思えるなら、辛い過去も無駄じゃなかったと思いました。
佳史のセリフがいちいちかわいい。「ミチを見つけちゃたから、困ってるんだ」のとこなんか最高に好きです。…

2

聖邪の蜜月 小説

安西リカ  yoco 

涙なくして読めない感動作品

安西リカ先生の作品としてはずいぶん変わり種のファンタジーだと思って読み始めました。
安西先生ですよねと表紙を確認したくらい内容も設定も異色です。

底辺で刹那的に生きながらもなんとかしたいともがく少年が、偶然手にした愛しいもののために精一杯生きようとするところに感動しました。

貧民窟で生まれた美しい少年 アシュ。
奴隷市で聖職者に買われ、聖殿の司祭に「神の愛し子」と称され邪悪を追い出…

8

聖邪の蜜月 小説

安西リカ  yoco 

尊い

安西リカ先生のこちらの作品、バースデーと並ぶくらい好きです!感動しました。
主人公のアシュは辛い境遇にいますが、彼は自由になることを諦めない、賢くて強かなところがすごくいい。運命なんてくそくらえの精神を持つ受け、大好きならないわけがない!
攻め(と言う表現をこの作品ではあまりしたくないけど便宜上)のサージもアシュだけをひたむきに愛している姿が胸に迫ってくるんです。それに脇キャラもいい。
後半…

7

好きで、好きで 小説

安西リカ  木下けい子 

心理攻め好きなら きっとこれは楽しめる

冒頭のキャラ説明の部分が凄く面白い。
どうして恋人になれたのかホントに不思議な二人。

志方:銀行マン 強面・運動神経抜群・現実主義。
年中怒り顔で威圧感高。表情はほぼ3つ。
顔に出さないが、穂木のことはいつも気にかけている。

穂木:編集者 志方に片思いだった、今も好きで好きでたまらない。
外観華やかで目立つ人、でも中身は単純で、一途で可愛い。モテる。

二人が交際して10年…

1

聖邪の蜜月 小説

安西リカ  yoco 

心に響く作品

神の愛し子として聖職者の慰み者にされていたアシュが自由の為に逃げ、逃げた先で拾ったのが聖獣ドライトンのサージ。
アシュ目線でお話は進みますが、アシュの心情が丁寧に書かれていて胸打たれました。あとがきで安西先生がダークファンタジーと書いてらっしゃって、確かにしんどい場面も多いけどアシュとサージに、周りの人達の想いや優しさに救われました。
胸に希望が灯るような作品でした。素晴らしかった

7

彼と彼が好きな人 小説

安西リカ  陵クミコ 

「リンゴが売り切れりゃミカンでもいいじゃん」v.s.「ミカンに失礼だ」

同じ男を好きになったもの同士がなぜかくっつちゃう話

片やチャラ系の華やかイケメンで辛い時には誰かの体温が必要(恋する思いは別として時には体も癒されたい)
片や頭の固い王子様系イケメンで愛のない接触は認めない(恋する相手一筋の童貞)

同じ趣味を持つ者同士が出会って気があって盛り上がっていつしか心通わせ好きになる、っていうのがよくあることだから、(男の)趣味が同じで…からのハッピーエンド…

0

ふたりのベッド 小説

安西リカ  草間さかえ 

ふたりのベッド

好きで溢れてる内容なのに、変に重くなく、でもそれぞれね家庭の悩みとかも書かれててバランスの良い作品だと思います。

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