英田サキさんのレビュー一覧

素直じゃねぇな 小説

英田サキ  桜城やや 

漫画を読んでるような楽しさでした。

漫画読んでるような感覚でスイスイと読みました。
推理も絡んでいるお話でして、
私は英田サキさんの思惑通〜りに最後まで犯人がいまいち判らなかった、再読だったのに。
あれ?こっちじゃなかったっけ?とか。
初読の時は深読みし過ぎて、怪しい人がいっぱいになってしまい、
この人実はヤバイ人格で、救いがないオチになるのかなぁとか、
実はこの人で、あったかいオチになるんじゃないかとか、
色んな事を…

0

AWAY DEADLOCK番外編 2 小説

英田サキ  高階佑 

どこかで幸せカップルとして生きてるみたいに感じる彼ら

STAY同様こちらもこれまで発表された非売品の番外編の再録集です。
このような形で読むことができて大変嬉しく思いました。

ファンサービスや熱心な読者への特典なのでしょうが、単に主役たちのその後や甘いひと時を描いただけでなく本編を補完するストーリーも多く新しい読者にも知って欲しいと思うので切望します。

ディックが大絶賛のユウトの作るエッグベネディクト食べてみたいです。

また、雑誌…

3

STAY DEADLOCK番外編 1 小説

英田サキ  高階佑 

ファンへの至高の贈り物

この本を出版してくれたことに感謝したい気持ちです。
DEADLOCKシリーズが完結してから出会ったので、商業誌として出版されていたものやせいぜいドラマCDの冊子などしか手に入らなかった私からしたら、至福の2冊でした。
古くからのファンで苦労して特典や全プレなどを手に入れた方々には申し訳ありませんが、後発の読者としては到底手に入らない非売品の作品が、本編に深く関連している部分について読みたくて仕…

7

AWAY DEADLOCK番外編 2 小説

英田サキ  高階佑 

その愛で生き直す…愛を乞うひと デイックという男

「STAY」に続く「DEADLOCK」の番外編第2弾。
小冊子、書き下ろし、漫画、作者様コメント等の15編が収録されています。
こちらには「外伝」の「HARD TIME」のCP、ダグとルイスのエピソードも盛り込まれています。これがまた甘い!
さて、ディック。
描写される彼の姿は、正にグッドルッキングガイ。素晴らしくハンサムで、深くユウトを愛している…でも心は?
強く信頼で結ばれていた仲間…

4

STAY DEADLOCK番外編 1 小説

英田サキ  高階佑 

その愛で包みこむ…ユウトという男

ドライで暴力の渦巻くアメリカの刑務所の中から始まる「DEADLOCK」の世界。その本編の番外編として、小冊子やCDのブックレットのSS、漫画、作者様からのコメント等、16編が収録されています。
テロと陰謀、死と復讐がメインの本編よりも、はっきり言ってこちらの方が甘くて好きかも…
あ、決して本編をdisっているわけではありません。あの本編があるからこそのこの甘さ、なのだと思います。
さて、ユウ…

3

最果ての空 小説

英田サキ  奈良千春 

孤独と共に

エスから派生した椎葉の兄、篠塚のお話。

篠塚はいつも凜としていて、仕事に対しても真面目で厳しく、お偉い立場も加わって周りの人間にとっては近寄りがたい雰囲気があります。
でもそんな彼が見せる優しい微笑みだったり、寂しげに遠くを見つめる姿には哀愁が漂っていて心を奪われます。

江波が篠塚に惹かれていったのも当然な気がします。
篠塚も自分に対し素直すぎるくらい真直ぐ接してくる江波を可愛く思…

1

黒い竜は二度誓う 小説

英田サキ  中村明日美子 

ラノベっぽいファンタジー

珍しい中村明日美子さんの挿絵に惹かれて購入しました。

ラシュリが類まれな麗人として書かれているため、性別は女性でも良いのでは…と思わなくもなかったですが、世界観のあるファンタジーでなかなか面白かったです。セクシャルなシーンはありますが、全体の雰囲気としてはラノベっぽいかも。

ジェイドの正体はタイトルで30%、あらすじで60%ネタバレしているので(笑)、それ自体の意外性は感じませんでした…

1

HARD TIME ~ DEADLOCK外伝 小説

英田サキ  高階佑 

常識人な刑事さんと超ツンデレな高級猫

他の方のレビューにもありましたように、15周年記念の本ということで大きな本で出す意味がよくわからいものでした。
確かにDEADLOCKファンならどんなものでも買うと思うし、新キャラ登場でもディック&ユウトも脇で出てくるなら彼らの姿やその後の様子も知りたい。
って所を突かれてしまったようなのはちょっと悔しいし、書棚の中で美しくないのがちょっと嫌でした。コミック版のDEADLOCKと一緒に置いてお…

1

DEADLOCK外伝 SIMPLEX 小説

英田サキ  高階佑 

ロブ運命の人に出会う

こんないい男振るなんて惜しいよユウト、とディックと結ばれて欲しいと熱望していた私でさえ考えてしまったロブにも幸せを…と思っていたのでそこのところもこの作品を書いてくださった先生に感謝です。

ロブは皮肉屋で軽い遊び人風な面もあるけれど情に厚く、友人であっても必要なら痛い言葉もきっちり言う信用のできるところが好きだなーと思いました。
さてそのお相手はというと、生い立ちのせいで極端に人付き合いが…

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DEADLOCK 3 DEADSHOT 小説

英田サキ  高階佑 

事件と恋の大団円 萌えつきました

シリーズ第3弾。

萌えつきました。
もう何度めかになりますが夢中で3冊一気読みです。

この作品が夢中にさせる理由の一つに背景や社会問題などが実際のアメリカや南米に起こっていることでニュースで見聞きする断片からリアルに想像できることだと思います。
最後のページに参考文献が掲載されていますが、犯罪や刑務所での問題を物語の中に盛り込んで、巻き込まれる形でそんな中に入っていくことになったユ…

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