英田サキさんのレビュー一覧

エス 残光 小説

英田サキ  奈良千春 

終わってしまうのがさみしい!

宗近×椎葉の話の最終話です。3巻の終わりがあまりにも気になる終わり方なので、たまらず4巻も読み進めてしまいました。

五堂という、得体の知れない男の懐に飛び込むことになった椎葉が、無の状態で監禁され、心が揺らいでいく様がツラいです。
そんな中、銃を咥えて命を断とうとしたときに、宗近の前でベレッタのモデルガンをしゃぶって見せたことを思い出し、自殺を思いとどまるシーンは胸を打たれました。

3

DEADLOCK 小説

英田サキ  高階佑 

強くて美人な受けが好きだから

番外編を読みたくなって数年ぶりに読み返しました。3巻まで既読です。
ストーリーが繋がっていますので読むなら3巻まで一気読みがおすすめです。
海外ドラマが好きなこともありスキ×スキが詰まった作品だなと再確認できました。

美人、というかカッコよくて強い受けが大好きなのでユウトが好みの受けすぎて。
攻めのディックも初めは受けに対して冷たいのですが後に意外と世話やきな一面を見してくれるのが良い…

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今宵、天使と杯を 小説

英田サキ  ヨネダコウ 

とある言葉が素敵すぎて…


同著者の超有名シリーズが合わず、短編ならどうだろうと挑戦。

表情が変わらない攻めと、アル中の受け。
酔った勢いでワンナイトしてから物語が始まります。

けれど内容はよく見たことがある裏社会もので、組同士の抗争だとか平穏ではないです。(笑)
危険なシーンもご都合展開で難なく乗り越えてしまって、私はどこか物足りなさを感じました。

それから受けの酔うと何も考えず気が大きくなる無鉄…

1

愛に跪く時 小説

英田サキ  円陣闇丸 

その口を何とかしなさい(泣)

美しい表紙ですね。円陣闇丸さんの美しい絵、ちょっとはみ出す構図、素晴らしい肉体美のドミナトスがルキアノスの、膝上を唇でハムっとしてて。
って表紙で何行使うつもり?ですよね。

剣闘士と貴族のお坊っちゃま。まあこのお坊っちゃまが美しいのに学問しかしてこなかったので、剣闘士ドミナトスのことが気になって気になって仕方ないことを探究するのに明後日の方へ突っ走って。

ああ!セーフ?いやいやどうな…

1

密約のディール 小説

英田サキ  円陣闇丸 

安心して読めてしまう

なんという王道!!って思ってこちらにきたら、すでに皆さんがそのように称賛されていて、タイトル悩んでしまいました。そうですね、これが”THE”ってやつでした。裏切らないやつです。

企業買収のお仕事もの&高校の同級生再会ものです。そこに、受けさんが被害にあったある事件が絡んで…っていうところが、とても英田先生らしいな〜って思いました。お互いに誤解と特別な感情を抱えたまま長い年月別れていて因縁めい…

1

不朽の名作BL2022記念小冊子 特典

ちょっとしたお楽しみ

普段はこういうのは追わない努力をしているのですが(欲しくなってキリがないので)好きな作品が多かったので手を出してしまいました。
どのお話にもうふふとさせてもらいました。

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不朽の名作BL2022記念小冊子 特典

電子限定の番外編

不朽の名作発表を記念して、対象者に配布される記念小冊子。墨と雪をどうしても読みたかったので、対象ストアで電子書籍買ってゲットしました。要エントリーだし、期間限定なので、気になった方はお早めにお探しください。(私のエントリーしたho●toさんだと1/22 23:59までの様です)圧倒的な何かは無かったですが
墨と雪が大好きなので萌2にしました。

以下、7作品
1.中村明日美子先生 同級生 …

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ダーティ・ダンス 小説

英田サキ  北上れん 

イラストの二人が〜

北上れんさんのイラストが男前過ぎて…
悶えました。やっぱりダークスーツにネクタイ、鉄板だわ。

お話は、過去に同じ組の組員だった鼎が、親分の息子である深弦を無理やりレイプして行方不明に。
ところが8年後に戻ってきて。
今度は手を組む条件として深弦を抱く…

鼎が当時、何を思ってそうしたのか、そして深弦に対する気持ちがわかってからは、深弦は自分の気持ちを持っていくところがなく、辛い状況…

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愛してると言う気はない 小説

英田サキ  北畠あけ乃 

覚悟をきめたふたり

めちゃくちゃ好きでした…この二人のキレッキレの夫婦漫才をもっと読みたい、永遠に読んでいられるかもと思いました。ユーモアとエロとハードボイルドがいい感じに混在している極上のエンタメでありながら、人間の業や愛についても描かれているところがとても素晴らしいです。英田先生の描くアウトローって人間臭くて温かいですよね。むしろ、人間臭さにつながるところの義理人情を大切にしてしまうと、アウトローになってしまうの…

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さよならを言う気はない 小説

英田サキ  北畠あけ乃 

ヤクザ受け最高

英田先生の文章って、なんだか身を委ねてしまえる安定感と心地よさと
テンポのよさとかっこよさと…、面白くてついつい読んでしまうのでした。

やはりヤクザ受けっていいな…と改めて思ってしまいました。ヤクザの幹部と元マル暴の探偵って、なんとなく往年の名作「聖なる○夜」を彷彿とさせるものがあったのですが、どこで読んでも唆られるカップリングなんですよ。そして、なんでこのイケイケヤクザが、この冴えない探…

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