榎田尤利さんのレビュー一覧

歯科医の憂鬱 小説

榎田尤利  高久尚子 

真逆だから、惹かれあうのかも

歯医者さんは怖いですよね…。
もし先生が非常に優しいとしても痛みが恐ろしい!
でも健康でいられる為には定期的に診てもらう事も大切なのは重々承知しております。
もう十年以上歯医者さんに行っていない私は三和先生にがっつり叱られてしまいそうです。

治療はいっさい手を抜かず妥協を許さない三和先生が
素顔でいる時は別人のような穏やかさという二面性、
最初はそれもどうなのと思いがちでしたが

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ゆっくり走ろう 小説

榎田尤利  やまかみ梨由 

何年経っても素敵なお話

藤井沢商店街シリーズは各話イラストがそれぞれ違う漫画家さんなのが珍しいですが
登場人物がみんな温かくて人情に溢れていて
定期的に読み返したくなるシリーズです。

ハツダ自動車販売藤井沢営業所が舞台の第一弾、
商店街のみんなからカンちゃんと親しまれる頼もしい営業マンの立浪と
若いながらもお堅い営業指導の里見の出会いと恋のお話に
読み返す度じーんとしたりきゅんとしたりしてしまいます。

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nez[ネ] 小説

榎田尤利  湖水きよ 

面白すぎる!!

面白い!!
ただそれだけです!!
毎回思うのですが、榎田先生って文章がお上手だなぁ~と。
なんら抵抗もなく、すらすらと読めて、引っかかる点が一つもありませんでした。

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きみがいるなら世界の果てでも 小説

榎田尤利  円陣闇丸 

スパダリがやさぐれたムサいオッサンになってしまうところが好き

「きみがいなけりゃ息もできない」のコミカライズから入り、小説にまで辿り着きました。
てっきり恋人同士になった二人の甘々編を堪能できるかと思いきや前作を上回るくらいの試練が待ち構えていて、この作家さんって一筋縄じゃいかないなーと思ったのが一年前。
(今、何冊か榎田先生の作品を読んでみてわかったのは、そんな生っちょろいラブラブ編を期待するほうが間違ってたという事。)

初読時が今度こそ甘いケー…

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権力の花 小説

榎田尤利  新田祐克 

受け様が男前でした

難しいテーマをさらっと読ませてくれた榎田様はさすがです。
何が良かったかといえば受けの楓がとにかく男前でした。どれほど踏みにじられようと自分の正義は曲げない、というところとか、父親に認められたいと願う愛に飢えた少年の心を持ったままなのに、なかなか攻め様の愛に靡かないところとか。
新田先生の硬質な感じのイラストもまた良かったです。隠しきれない色気が滲み出ていて。

神評価にしようか非常に迷い…

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犬ほど素敵な商売はない 小説

榎田尤利  志水ゆき 

さすがだなぁと思いました

「犬ほど素敵な商売はない」というタイトルから漂う自嘲めいた感じやコミカルさはなく、ガチの犬っぷりに途中ビビりました。
ワンちゃんごっことか、ワンコ受けみたいなかわいいものではなく、「犬になる」契約をした受けが最初は反発しながらも、途中心底、攻めの「犬」としてなりきるというか「犬そのもの」になっているところは、もはや洗脳&マインドコントロールされまくってるとしか思えず、なんつー恐ろしい話なんだ………

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はつ恋 小説

榎田尤利  小山田あみ 

生きなおして人として成長していく主人公の軌跡を読む

時間をおいてしばらくするとまた読みたくなる作品の一つです。
榎田作品は再読したくなることが多く何度読んでも面白く、時間を経て受け取る感想が変わったり登場人物への思いも変化したり新たな発見があるものです。

以前読んだときは久我山の自己中でオレ様なところが嫌いで、こんな男が過去に戻るという不思議体験くらいで急にいい人になるのか?
なんて思いもしましたが、17歳のガキの強がりや知ったかぶって人…

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threesome スリーサム 小説

榎田尤利  円陣闇丸 

サラッと

短編集で読んだ後、楽しみにしていました
皆さんの感想にもありましたが大きい事件よりも3人でのラブラブシーンが多い印象です

エチシーンがエロくて良かった〜

受けの辻さん、エロエロしいのに侠気あってモテるのわかるわーってなりました

攻めですが私は基本的に大人の攻めが好きなので短編の時は敬語攻めのこちらが好みでした
反してもう1人の攻めはワンコ攻め、こちらはあまり普段から惹かれない…

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夏の塩 小説

榎田尤利  茶屋町勝呂 

榎田先生の作品で一番好き 夏の子供と二冊通してのレビュー

榎田先生の作品は何作か読みましたが、この作品が一番心に残るものになりました。

まず、装丁が素敵です。きれいで透明感があり、でもどこかつかみどころのない感じが、主人公魚住のようでした。本を開く前に眺め、読みおわった後にまたじっくりと眺めたくなるような、そんな装丁です。

二冊ともかなりボリュームがありますが、一冊の中に、様々な登場人物にスポットを当てたいくつかの短編が時系列に沿って連なって…

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nez[ネ] 小説

榎田尤利  湖水きよ 

交渉人シリーズにハマれなかった人にもおすすめ 4冊通してのレビュー 

榎田尤利先生の作品で初めて読んだのは、交渉人シリーズでした。1巻を読み、さすが高評価作品だなというくらいやはり面白くて、2巻目も手に取りましたが、主人公芽吹のキャラ構成に違和感を感じてしまいました。1巻では、頭が良くて正義感が強く、基本的には明るいけれど、過去の経験に対するトラウマによって少し影も差しているという人物だったのが、2巻では、少しの影による儚さのようなものや知性は私には感じられなくなり…

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