逆月酒乱さんのレビュー一覧

アーサー・ラザフォード氏の揺るぎない愛情 小説

名倉和希  逆月酒乱 

愛にまみれて完走

溺愛シリーズ、もといアーサーとトキシリーズの完結巻。
追い掛け始めて数日でしたが、最後まで楽しく読める素敵なお話でした。
あとがきで名倉先生も言及されていますが、シリーズで4冊刊行は初めてとの事で。
先生のシリーズものがもっと読んでみたくなる作品でしたね。

出逢いから初恋、愛の巣での新婚生活、初めてのすれ違いと来て、最後はバカンスで終わる。
…かと思いきや、最後は個人的にBLの鉄板ネ…

2

アーサー・ラザフォード氏の純真なる誓い 小説

名倉和希  逆月酒乱 

言葉の大切さを学ぶ

溺愛シリーズ3作目。
個人的には今のところ3作目の今作がバランスが良くて1番面白かったかも。
名倉先生の文章は読みやすくて好きだなあ。
単体でも読めないことはないと思いますが、ぜひ1作目からどんどんアーサーがおかしくなっていっていく過程を楽しんでいただきたいな。

前作の短編話から数ヶ月後のお話。
今作のメインはずばり、バカンス前の初めての痴話喧嘩でしょうか。
甘さや溺愛ももちろんあ…

1

アーサー・ラザフォード氏の甘やかな新婚生活 小説

名倉和希  逆月酒乱 

可愛いカップル×2

前作が大変面白かったので、続けてこちらを。
まるまる1冊表題作かと思いきや、アーサー&時広のNYベタ甘新婚編と、前作で時広の良き友人だった大智のお話の短編2本立てでした。

まずは表題作について。
すーーーごく甘かったです!甘々!
前作の序盤と比べるとアーサーが別人。
丸くなったとかそういうレベルじゃない気がする。
アーサーが日本での勤務を終えるのを機に、共にNYへ飛び、住居…

1

アーサー・ラザフォード氏の遅すぎる初恋 小説

名倉和希  逆月酒乱 

攻めの脳内が楽しい作品

名倉先生作品の中でも、なぜかまだ読んでいなかったこちらの有名シリーズを読んでみようと手を伸ばした結果…
いやはや、とっても面白かったです!
てっきり貴族ものかと思っていたのですが、そうではなかった。
同僚のピンチヒッターとして急遽会社の日本支社長を任されることになったアメリカ人と、ワケありの日本人元英語教師という組み合わせでした。

両視点で描かれる、焦ったくてもだもだとした大人の恋模様…

3

副社長の紳士的な熱愛 小説

名倉和希  逆月酒乱 

大好きな溺愛モノだったけど…。

名倉さんと言えば溺愛モノ!という認識があるので、大好きで、毎回発売を楽しみにしている作家さんです。
なので、今回もウキウキで予約して、読むのを楽しみにしていたのですが…。

攻めのエドワードはいつも通りの溺愛で、受けの千紘にメロメロで、恋するあまりにオロオロになるのはキュンとなって最高でした。
ただ、(名倉さんの書かれるキャラでは、とても珍しいことなんですが)千紘に全く魅力を感じず…。とい…

5

副社長の紳士的な熱愛 小説

名倉和希  逆月酒乱 

お兄ちゃん!

『アーサー・ラザフォード氏の揺るぎない愛情』に登場したエドワードお兄ちゃん!「プライベートが上手く行っていないのかしらん?」と思われる意味深な発言をされておりました。
アーサーとはちょっと異なる『何たって35歳の大人の雰囲気』を醸しておられるのに何をそんなにアンニュイであらせられるのか?彼が気になって仕方がない姐さま方が私以外にも沢山いらした模様です。スピンオフ出版、嬉しい。

エドワードの…

11

副社長の紳士的な熱愛 小説

名倉和希  逆月酒乱 

タイトルに偽りなし!

「アーサーシリーズ」のスピンオフです。(未読でもOK)
先の展開は読めてしまうお話なのですが、とにかくキャラがいいですね!
アーサーの兄・エドワードが最高にかっこいいのに、ちょっと情けなく、タイトル通り紳士でした。
エドは35歳の副社長なのですが、表紙を見るともっと上に見えちゃいますよねー。

秘書として働く日本人の千紘が、本社の副社長・エドワードに気に入られてアメリカにまで呼ばれ……と…

6

副社長の紳士的な熱愛 小説

名倉和希  逆月酒乱 

溺愛部分は最高です

アーサーシリーズのスピンオフで、「アーサー・ラザフォード氏の揺るぎない愛情」にも登場のエドワード(攻めの兄)が主役になります。
今作だけで問題無く読めます。
ちなみに、既読の方は、例の記憶喪失事件の裏側なんかが読めて、とても楽しいと思います。

ところで、このエドワードですが、個人的にお気に入りでして。
彼がまた読めると、今作の発売をめちゃくちゃ楽しみにしてたんですよね。
いやあ、期待…

9

双界のオメガ 小説

雨宮四季  逆月酒乱 

再構築の行方

2019年刊。
オメガバースものだが、『信頼関係の破綻したカップルの再構築もの』とでも言ったほうがしっくりくる話だった。
義兄弟のイルメールとエミリオは、オメガ排除に力を注いでいる治安維持部隊"ドミニオン"の長官と副官としてだけでなく、アルファ×オメガの服従関係でも結ばれている。
エミリオは、ひた隠しにしているオメガ性を蹂躙され続けながらも内心イルメールを恋慕していたが、…

3

ごほうび b-Boy&Dariaノベルフェア2019 スペシャルブック 【コミコミスタジオver.】 特典

侑希がぶっ飛んだ

笠井先生のあまりに麗しい表紙。ペアになっている小冊子「おしおき」同様、他に新しい挿絵はありませんのでご注意ください。
「発情シリーズ」「春淫狩り」「愛を与える獣たち」「アーサーシリーズ」の番外編4編です。お話に関連があるのでアニメイトで入手できる「おしおき編」の後に、コミコミさんで入手できる「ごほうび編」を読むことをおススメします。
こっちの一番のおススメは発情シリーズの侑希。え!と驚く色っぽ…

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