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29/63(合計:625件)
華藤えれな 黒田屑
潤潤★
ネタバレ
華藤えれな先生が書く外国を舞台にしたお話は、まるで映画を観ているかのように想像出来る凄く丁寧な描写で描かれているので、本当に大好きな作家さんなので新作も楽しみにしていました。 今作は本当に素晴らしくて! 人や職業、ファンタジー部分の設定や話の展開がしっかりとされていて、よく調べてある事が分かる内容の濃さにすぐに話の中に入っていける、そんな本でした。 あまり表現が得意ではない私が感想を言うと、…
華藤えれな 北沢きょう
ななつの
妖精島に住むという獣王に嫁ぐことになった紫生。恐ろしいとされる獣王に生贄として捧げられるとわかりながらも、天涯孤独であと数ヶ月で娼館で身を売らないといけないといけなかった紫生は、頷くしかありませんでした。けれど、そこにいた獣王は、噂に聞くような恐ろしい人ではなく、優しく健気な人だったんです。紫生を大事にしてくれる獣王キリアンに心を惹かれるけど、キリアンは紫生が本当に期待しているようには触れてくれな…
華藤えれな 佐々木久美子
maruchan
ちょっと懐かしいサスペンスドラマ風というか、韓国ドラマ的というか。リアリティ追求型ではないドラマティックなストーリー。 「あなたの指に解剖されたい」といった、触覚に訴えるような耽美なイメージの使い方はとても上手いと思います。言葉の使い方も全体的に詩的で美しいです。そういった雰囲気を楽しめる向きにには面白い本ですが、ふわふわと掴みどころのない感じもありますので、もっと現実感のあるストーリーを楽…
華藤えれな 小山田あみ
ふたり揃って不器用&ツンデレ&素直じゃなさすぎるカップルのお話でした。 ミハイルは、ただでさえどん底な状態にある海堂にそこまでイケズな対応取らなくてもいいんじゃないの? と何度思ったことか。まぁ、そんな態度にも何か裏があるのであろうということは想像出来るのですけどね。それにしても酷い仕打ちの数々でしたよーー。 ミハイルの弟のマリオンは天使でした。マリオンが海堂のことを「…
華藤えれな 嵩梨ナオト
麗音
2016年秋アニメでに話題になったフィギアスケートものにはまった口です。 その流れでスケートものが読みたくなりました。 私の中でアルゼンチンタンゴといえば華藤さんなので萌え萌えで読みました。 スケート選手として恵まれた環境に育ったサラブレッドながらそこそこの成績の紘夢。 年下の天才的なスケーター 栄翔を妬み大人気ない態度を反省しつつも好きになれない奴だと思っていたのに、海外で共に練習に…
白雨
正直言って、読んでいてとても島民たちを惨殺してやりたくなりました。だって、水凪が可哀想すぎて…読んでいて本当に辛かったです。リアムと出会った時の水凪は靴も穴だらけのボロボロで髪の毛もボサボサというみすぼらしい格好で、疎むべき存在として忌み嫌われ暴力を振われたり、10歳の時から男娼として島の男共に犯されているという。「10歳って!犯罪だよ!!10年間もこんな酷いことを、こいつら…!」とものすごく殺意…
正直言って、読んでいてとても島民たちを惨殺してやりたくなりました。だって、水凪が可哀想すぎて…読んでいて本当に辛かったです。リアムと出会った時の水凪は靴も穴だらけのボロボロで髪の毛もボサボサというみすぼらしい格好で、そのうえ忌むべき存在であり疎むべき存在として忌み嫌われ、暴力を振らされたり、10歳の時から男娼として島の男共に犯されているという。「10歳って!犯罪だよ!!10年間もこんな酷いことを、…
りんご
主人公が可哀想すぎる・・・ 内容説明で「島では忌むべき存在として疎まれてきた」と書かれていますが 村八分の扱いどころではなく 呪われた存在として蔑まれた上 島中の男達に幼い頃から輪姦され つらい暮らしをしています。 大勢の男達に身体を弄ばれる対価としてわずかばかりの食べ物貰う日々 (しかもこの男達は最後までお咎めなし) 主人公は涙がでるくらい純粋でいい子ですが島の住民は揃いも揃ってクズです。…
雀影
華藤流獣ファンタジー群の今回は虎一族のお話です。 遙か昔にユーラシア大陸から流れ流れて、アルゼンチンの南の果てまで辿り着き、ひっそりと続いていた虎の王国。 そこへ、同じ祖先から別れてヨーロッパで続いていた虎の一族が、第二次大戦後ヨーロッパの地から逃れてきて出会います。 この二つの虎の王家の血統争いと、マフィアの裏社会での覇権争いを、妖艶なアルゼンチンタンゴの調べに乗せて、もふもふ、幼なじみ、…
華藤えれな yoco
美藍
ボヘミアの森の奥にある城に住む貴族、身寄りのない美少年、銀狼、呪い、真実の愛とファンタジーとしてワクワクする設定に惹かれ購入しました。 主人公の愛生は辛い境遇でありながらも、幼い頃に自分に名前を与えてくれた人に言われたように愛に生きようとしていて、本当に健気で胸をうたれました。 しかし、少し違和感があったのが愛生のルドルフへの気持ちです。ルドルフは愛生を自分の呪いに巻き込みたくなかったのだとし…