笠井あゆみさんのレビュー一覧

3月22日、花束を捧げよ 下 小説

小中大豆  笠井あゆみ 

満足度の高いお話

 前巻同様、ハラハラドキドキが続き、ストーリーは面白かったです。
 今回は蓮も巻き戻りをしていない0回目に海路だけが戻り、海路の記憶を頼りに海路と蓮が協力し合って光一の死を回避する、という初めてのパターンでした。

 結局、何度タイムリープしても光一が死んでいたのは、事故で死ぬはずだった蓮を助けたことで、死ぬ運命が光一に移ったから、という真相のようでした。
 その死神の呪いが最後は光一から…

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気難しい王子に捧げる寓話 小説

小中大豆  笠井あゆみ 

寓話を読んだような感覚

 両親から愛されなかった我儘王子の人生やり直しストーリー。
 魔法使い系の人物に悲惨な未来や死に際の光景を見せられ、それを回避するために心を入れ替える、という設定は、死に戻りとほぼ同じ。
 王子のエセルは唯一の心の拠り所だった元近習のオズワルドが、本心では自分を嫌っていて、出世のために自分を利用していただけだと知り、一度は彼への好意を捨てようとします。

 攻めも受けも、こういう生い立ちで…

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『黒竜の王弟殿下は孤独なオメガの王子を寵愛する』ご購入特典書き下ろしペーパー「幸福なオメガの王子の愚痴と惚気」 特典

世界一幸せな二人の惚気、あまあまな夜のお話

幸崎ぱれす先生「黒竜の王弟殿下は孤独なオメガの王子を寵愛する」
購入特典ペーパーのこちら。

発情期2日目の夜、あっっっまあまな夜の二人のイチャイチャが
楽しめる内容でした(*´艸`)


この日もラルフにとろとろになるまで抱かれ、髪を梳かれながら
心地よさを感じていたシオン。

本編でラルフから言われていた
「俺への愚痴や惚気も、俺が一番に聞きたい」という言葉を思い出し、…

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3月22日、花束を捧げよ 上 小説

小中大豆  笠井あゆみ 

面白かった

 ストーリーは面白かった。
 GWが明けてガラリと印象が変わった片思いの相手。彼が終始付き添っていた幼馴染が亡くなり、そのお別れの会の後、主人公が彼と一緒にタイムリープしたことで、彼が急に変わった理由を知ることになる。事故で亡くなる幼馴染を助けるために彼は何度もタイムリープしていて、今回が5度目のタイムリープだった、という話でした。彼に巻き込まれる形で主人公もタイムリープを繰り返すことになります…

0

黒竜の王弟殿下は孤独なオメガの王子を寵愛する 小説

幸崎ぱれす  笠井あゆみ 

王道の良さに今一度浸ってみませんか?

本篇は少々駆け足気味で終わってしまって、もうちょいそこ詳しく話を突っ込んでよーと思うところもあったけど、書き下ろしの方はパーフェクトにおもしろい。
シオンの成長や、元々の資質が本領発揮といった感じで、シオンがラルフの伴侶として、また国益をもたらす有能な人物としての存在感が際立っていてトータル的には満足です。読後感も良かったです^ ^


不憫受け王子が大国のハイスペスパダリ王弟から寵愛を受…

6

黒竜の王弟殿下は孤独なオメガの王子を寵愛する 小説

幸崎ぱれす  笠井あゆみ 

竜になる

笠井先生追っかけで購入。分かりやすく、べろべろなめそうな溺愛で楽しかったですが、いつまでも覚えている自信はないので萌にしました。本編140頁弱+その続き110頁弱+あとがき。一番最後の挿絵がめっっちゃ好き♡(攻めのひざに抱っこ&照れながらお口あーんしている受けなんですよーっ表情が最高!)

アルファじゃなきゃ!と考えられているハウザイクス王国の第一王子として生まれたシオン。6歳でオメガと分かっ…

4

黒竜の王弟殿下は孤独なオメガの王子を寵愛する 小説

幸崎ぱれす  笠井あゆみ 

愛しさが止まらない〜

なんだかんだ明るくて楽しくて幸せなお話でした。愛の遠隔操作!

小国の第一王子のシオンが6歳でオメガだとわかってから塔に閉じ込められ一人ぼっちで10年間。
ある日突然塔から出されたら、なんと父から大国の王の側室兼人質になれと。その王弟ラルフが迎えに来てて…。

ここからシオンの第二の人生がスタートですね!
一人ぼっちで情緒が育ってないシオンがラルフの不器用な優しさに、心を開き感情を育て…

6

黒竜の王弟殿下は孤独なオメガの王子を寵愛する 小説

幸崎ぱれす  笠井あゆみ 

”発情促しレッスン”から始まる、溺愛竜人王弟×”期待はずれ”王子の恋物語

幸崎ぱれす先生の新刊は、王族×竜人×オメガバースファンタジー。

笠井先生の描かれる竜姿の攻め・ラルフがもう、神々しかった✨
美しすぎて、じーーっと細部まで見入ってしまいました。

不憫受けが攻めと共に生活することとなり
新たな道を見出していくストーリー、
そして朴念仁攻めの甘い溺愛、コミカルさ漂う物語の雰囲気が
とても心地よかった(*´˘`*)

”天然おっとり系の受け”って…

6

華龍と月龍の皇子 2 小説

杉原理生  笠井あゆみ 

面白いのは分かるんだけどハマれなかった

私は合いませんでした。
2冊同時に入手したのですが、1巻で疲労が勝ってしまい数日置いて2巻を読了しました。が、2巻も読んでてやはり疲れてしまい読み切るのが辛かった。。すみません。内容が面白いのは分かるんだけどハマれないという完全に個人的な好みの問題です。

1巻よりは世界観や龍の説明が多くなかったと思いますが、どうしても話の運び方が「説明」が多い気がしました。世界観や起こった出来事、状況を会…

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華龍と月龍の皇子 小説

杉原理生  笠井あゆみ 

面白い!< …疲れた が勝ってしまった

高評価で気になっていたので1,2巻まとめて入手しましたー!
1巻の感想から。

いや~……面白いんだけど、とにかく疲れた…
というのが正直な感想です。

カラッとパキッとした受けの性格は好みの範疇だったのですが、なんせ龍に関する説明が多くて…何が何やら。
オリジナル設定の龍に関する言葉が飛び交い、それにまつわる歴史や由来のこと、そして「物語」というより、世界観や国や皇子に関する「説明…

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