金ひかるさんのレビュー一覧

ruin -傷- 小説

六青みつみ  金ひかる 

痛い、痛った~い(T T)

泣きすぎて瞼が痛いし~っ(><)

ただ、好きになっただけ…
それに気づくのが、遅すぎただけ…

その気持ちに気づかずに、無意識に傷つけてるライオネル。
ライオネルの側にはすでに別の人物が。
その少年を一番に想うのは当たり前のこと。

でもその裏で傷ついてるカレルが痛すぎる~

そこにガルドランの存在。

カレルの事を一番に考えられないくせに
自分の元から連れ去ろうとす…

4

FLOWER(新装版) 小説

木原音瀬  金ひかる 

Green Green好きです。

表題作はあまり好みじゃないんですが(最後が…。)、同時収録の短編「Green Green」近親相姦兄弟物が雑誌掲載時からとにかく萌々で(金ひかるさんの挿絵もまた素晴らしい。)。掲載時はもう少し淡々とした描写だったような気がするんですが(語り過ぎないところが想像力をかきたてられてより良かったような。)。コンプレックスは感じるんだけど存在は無視みたいなね。兄弟の関係がほんとリアル。それが何と!恋愛に発…

3

三十二番目の初恋 小説

椎崎夕  金ひかる 

良い子なんだから良い恋愛してちょうだい!

椎崎さん嫌いじゃないし、椎崎さんの書くグルグル受けも、ギリギリセーフで嫌いじゃないんです。
こう、ひと超えするとウザイって感想しかもてないような、本当のギリギリなんですが、そのギリギリ具合が好きなんです。

なんだけど、このお話は油断した!
受けのグルグル卑屈具合は多分他作品とそう変わらない気がするんですが、このお話に関してはそれに加えて登場した駄目男たちが酷すぎました。
だから、受けの…

1

ラブレター 小説

可南さらさ  金ひかる 

泣けました

とにかく主人公が健気で切なかったです。読んでて涙ボロボロ・・・。BLで泣けるのなんて初めてで、てか、まだそれほど読んでないので、たまたま泣けるものに手を出したってことです。
可南さくらという作家さんの文体はとても読みやすくて、すとんと話の流れが入ってきて、情景も思い描けたので感動に拍車がかかったんでしょうね。とにかく大好きな良平さんにどんなに冷たい態度をとられ何度も痛い思いを強いられようと相手を…

0

人でなしの恋 小説

かわい有美子  金ひかる 

雰囲気は好き

雰囲気は好きなんだけど終始バラバラでまとまりがなかった印象でした。
ストーリーに芯が欲しい、と切実に思いながら読んでました。
三角関係ふくむ恋愛要素、ホラーな部分、昭和初期を時代背景にしたことによるノスタルジックな空気感、これらのものをもっと上手くまとめたら名作になったかもしれないのになぁと。

三角関係については、黒木の存在の意味がいまひとつ伝わってこないんですよね。最初から主役カップルががっち…

2

キケンな誘惑(表題作 恋かもしれない) 小説

遠野春日  金ひかる 

父の恋、その時息子は!!

この本を手に入れたから、前刊を読み直した。
このお話は、要の父のお話、前刊の時に、ワインを飲みながら、
打ち明け話があった、その父の恋は、息子と同じ、
相手は男の人、それも年下・・・う~ん、いっしょだね。

年下の彼は、一回りも違うが、恋した年季がちがう、
高校生のときに、父に一目ぼれというのだから、すごい。

10年間思いを寄せていて、それにほだされた父、
あまりに、擦れていな…

0

キケンな遊戯 小説

遠野春日  金ひかる 

優等生のアバンチュールかな?

この本は、200年に発刊されたもので、ずっと以前に読んでいて、
切ないけれど、好きな作品でした、

最近、続編を買ったので、もう一度読み直して、レビューを書こうと思いました、すごいですね、今読み返しても、ジーンとしてくるなんて、

要は父との生活に、不満はないけれど、型にはまった生活を、
少し抜け出したい、そんな気持ちで、アパートで、
一人暮らしをした、矢先に変な男に、襲われそうにな…

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宵山に啼く恋し鳥 小説

絢谷りつこ  金ひかる 

すべてにおいてチグハグ

いろいろ無理がある設定、展開に最後まで乗り切れなかった。

もっと、こうだったら、ああだったら、と言ったらきりがないし、この作家さんの淡々とした中に、ひんやりした毒を感じる雰囲気は嫌いじゃないので、ほんとうに残念。

双子の入れ替わり、父親と金貸しの関係とか、そういった濃い愛憎物と、京都を舞台にした、ほのぼのとした再会物といった展開が、うまく噛み合ってないような?

あと、イラストも合…

2

捨てていってくれ 小説

高遠琉加  金ひかる 

ワンコ×ツンデレの王道ですね

先月読んだ「犬と小説家と妄想癖」のスピンオフ作品です。
ちょっとだけ小説家の“不破”という単語は登場しますが、主人公は編集長の沖屋なので、基本前作とは関係ありません。

というわけで、エロ小説雑誌の編集長・沖屋と、アルバイト学生・隆之のお話です。
廃刊寸前だった雑誌の編集長に20代でなり、見事立ち直らせたというやり手の沖屋には、ワケアリの過去が・・・
その沖屋にほぼ一目ぼれの隆之は、ある…

1

捨てていってくれ 小説

高遠琉加  金ひかる 

もう私が君達のものになる…! ←

年下ってすばらしい。
大人相手にも余裕綽々な子というのもいとをかしですが、大人の余裕に翻弄されっぱなしで悶々するのはさらなり!大学生の隆之の、年下ゆえの必死さにはほんとうにドキドキさせられたし、社会人の沖屋の、年上の余裕ぶりとその裏の弱さなんかにもときめきっぱなしでした。
隆之のキャラに、とにかく萌え萌えしましたヾ(*´∀`*)ノキャッキャ
要領が良くてイケメンでとにかく優しくて、モテ要素に…

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