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安曇ひかる 金ひかる
フランク
ネタバレ
受けの温が半妖の狐で、人間として必要最低限の常識は妖のイヌワシ先生から教わってはいるものの、ちょいちょいズレた行動をしてしまうところがなんとも微笑ましくてかわいかった。 それに前向きで一生懸命で、めっちゃいい子なんですよね。 かわいい。 攻めの紳太郎はそんな温を暖かく見守っていてくれる男で、こちらも好人物。 紳士の「紳」太郎、名前負けしていませんでした。 温が純真無垢で、身体の仕…
てんてん
本品は『社長彼氏と狼の恋』のコミコミ特典小冊子です。 本編後、ヨハンの部屋でのお話です。 ヨハンが日本へと向かう前、 エミルは時々部屋の様子を見に行って欲しいと 合鍵を渡されます。 人が住まなくなると傷んでしまうから 休日を過ごしたりして使ってくれたら嬉しい エミルはヨハンのテリトリーに入れてもらえたことが 信頼の証の用に思えて胸が熱くなります。 そしてエミル…
西門 金ひかる
今回は家具メーカーの社長と見習い靴職人のお話です。 秘密を抱えて生きてきた受様が攻様という恋人をえるまで。 受様は靴職人である養父に引き継とられて育ち 彼のような靴職人を目指して修行中です。 養父には親族と呼べる人がいませんが 受様と養父は狼の血を引いた人狼です。 受様は狼に変化することができ それは誰にも知られてはならない秘密なため 受様は心を開ける相手ができませ…
かわい有美子 金ひかる
窓月
読後のスッキリしない感じは変わらずなんですが、時間が経って再読してみるとなかなか発見がありました。本作は作者様が描く時代ものの雰囲気が楽しめる作品です。 刊行は2010年。舞台背景は昭和初期で、もうこれ、自分の中では『草◯花』BL版オマージュといいますか…。BLといえども現在のわかりやすい攻めと受けの関係性を描いたものではなく、あらためて読み返すと男性が同性に懸想する生っぽい部分に踏み込んで…
安西リカ 金ひかる
165
俺の友里はやっぱり最高! もうすぐ40歳の俳優春樹と俳優志望の東大一年生の男の子友里のお話です。 明るく楽しく良いお話でした。 両視点が交互に書かれています。 私は春樹の方に興味を引かれました。 子役から始めてブランクなしで芸歴35年。 人の人生を演じるばかりで自分の人生は空っぽだなって振り返るところとか。 普通の学生生活など味わえなかったものがいかに貴重だったか。 …
ナツ之えだまめ 金ひかる
ate
タイトルからアルファ✕アルファものということは分かっていて、パブリックスクールで同室!どんな恋が始まるんだろ~とワクワクしてたら祖父江には運命の伴侶がいる!?女子への熱い想いをこうも切実に聞かされることなるとは!!切ない想いや祖父江の人となりも感じられはしましたが…こんなに好きでアルファ✕アルファになるの?と心配になるほど。2人の友情もとってもさわやかでそれはそれで良いものがあり、特別な友情を育ん…
成瀬かの 金ひかる
碧雲
素朴で可愛い主人公 表紙の絵でわからなかったけれど、主人公は、古い神族。 じつは白銀の髪に菫色の瞳の美貌の持ち主。 素性を隠す為に、攫ってきた藥師の親子は「お前は醜いから貌を隠せ」と言って育てていた。 古代龍の住む山の虹色の実を採りに行けと言われて、古代龍に呪いをかけられて失明、失言した主人公は、口減らしとして、獣人の王の妾として売られる。 それから、運命の歯車の方向性が変わる。 …
真崎ひかる 金ひかる
ちゅんちゅん
ニホンオオカミの生き残りの人狼が東欧のシロオオカミに人狼と出会い、人生を共に生きると決意するまで 既に詳しいレビューがあるので感想だけ。 兄・亨留に連れられて連れて行かれた東欧で種族は違えど自分と同じ人化するシロオオカミジーク(攻め)に出会ったニホンオオカミの生き残り・瑛留(受け)。 偶然なのか運命なのか。 たとえ今回出逢わなかったとしても、瑛留の匂いをつけた亨留や父親が世…
櫛野ゆい 金ひかる
ひみた
平民の主人公がひょんなことから王子の身代わりになって隣国へ⁉︎いつも助けてくれる騎士さまが気になるけれど、実は騎士は王子が好きなようでー… 的な、キャラクターや無理ある相関図がアニメっぽい設定だなと思いました。騎士が王族にあんな言い方(ジークフリートの事です)、どんな田舎貴族でも許される訳がない。隣国王アリーの不埒な行いも、妃との会話も茶番で軽率さが否めません。 それでも、病を患っても「民を危…
菅野彰 金ひかる
福島県出身。福島県在住。・・の作家が書く、酒蔵の物語、 ・・連想したのは、「津波で麹を失った酒造メーカー」の報道。 でも、この物語は、2017年発刊だけど、舞台背景は震災前の頃。 著者のウイキを読むと、 「エッセイは日常の出来事を題材にしたものや、体験レポートなどのノンフィクションが多い」と有って、 あとがきには、百貨店外商勤務の知人に確認をしながら書いて、外商では無理なので、「元外…