月村奎さんのレビュー一覧

ツァイガルニクの恋の沼 小説

月村奎  志水ゆき 

テンプレだけどおもしろいって実は深いよね

想像以上のことは起きません。
でも読後ちゃんと、おもしろかったなぁ、楽しかったなぁと思える作品です。

……よくよく考えたら、これってすごくないですか?

「想像以上のことが起こらない。だから、つまらない」と思った作品は過去に山程ありますが、

今回のように

新しくない
深くない
エロくない
まんまテンプレ

な内容なのに、
読んで良かった!もう一回読もう!
と思…

23

ツァイガルニクの恋の沼 小説

月村奎  志水ゆき 

さらっと読む作品

まず、ツァイガルニクとトルソーの意味を調べました。

あとがきで作者さんが、味付けも刺激も驚きも控えめでさらっと読んでいただけたら。と書かれていますが、まさにそんなお話でした。

あとがきを読むまでは、惜しい!もっと盛り上げられたのに!告白合戦が始まりお互いの誤解が解け気持がわかり、おお〜ってなると思ったら、すんって感じで…。
でも作者さんの思惑通りなんですね。

20年に及ぶ両片想…

8

ツァイガルニクの恋の沼 小説

月村奎  志水ゆき 

愛情が暴走して、攻めがおかしな事になってるんだが・・・

月村先生の待ちに待った新刊になります。
幼馴染みに両片思いに誤解にどんぐりにと、先生の好きなものを詰め込んだとの事。
そんなの私も大好きー!と、めちゃくちゃ楽しみにしてました。
や、どんぐりだけは大して好きじゃないけど。

ちなみに、月村先生と言うとしっとり切ない系のお話も多いイメージですが、今回はひたすらほのぼのでして。
もうめちゃくちゃ甘酸っぱいんですよ!
とにかく可愛いんですよ…

33

ずっとここできみと 小説

月村奎  竹美家らら 

後編の方が好きだった

生まれた時から隣り同士で両片想いの2人。受けは高校生で両親を事故で失い孤独と闘いながら一軒家に一人暮らししている可哀想すぎる設定。しかし世話焼きすぎなスパダリっぽい攻めに対して意地っ張りを通り過ぎて意固地と言ってもいいくらい素直になれない受け。周りの友人関係でもちょっと浮いているような子で心配になりました。

しかし両想い後の後編は受けが素直になってツンとデレの割合がようやく少しまともになって…

3

恋する臆病者 小説

月村奎  小椋ムク 

臆病者は一人にあらず

元カレにトラウマを植え付けられリアルの恋人を諦めていた出版社営業の受けが代打で行ったサイン会で憧れのタレントに気に入られる話。


雑誌掲載の表題作と書き下ろしの中編の2編
表題作は二人が身も心も一つになるまで。
書き下ろしはそれぞれに誤解を招く事件が発生、それを乗り越える話。


出版社営業の五十嵐玲(受け)は先輩の代打で俳優兼タレントの椎名貴博(攻め)のエッセイ出版記念サイン会…

1

新書館創立60周年記念 ディアプラス文庫フェア特典書き下ろし小冊子 B 特典

ベイビー再び♡

すっごく好きだったパラスティック・ソウルの後日談読めて幸せ…なので萌2にしました。以下本編読んでるもののみコメント。

1.パラスティック・ソウル後日談
元娼婦のアリオナの娘ティファニーを預って2年。ヨシュアのことをパパと呼び、ケインのことはベイビー(!)と呼び、夜怖い夢を見たら二人の間に挟まってねむるという、すっかり幸せな家族の様子。

ティファニーを自分たちの子にしたいというヨシュア…

0

恋する臆病者 小説

月村奎  小椋ムク 

最後、、、

読みはじめて最初の2割くらいで展開が良すぎて、ページをめくる手が止まりません。是非読んでみてくださいm(_ _)m

0

きみに言えない秘密がある 小説

月村奎  サマミヤアカザ 

受けが見てられないよと思ったら成長して良かった

きみに明後日に暴走するたちがある

評価が高いのにごめんなさい。好きな作家さんなのに。
表題作まで読んで脱落しました。
きっとこれから念願のラブラブ同棲生活だったのかなあ…。

まず明日真が生まれと母の生き様のせいで見た目しか価値がないと思い込んでて。
だったら蒼士がずっと親友で同居と上京までしてくれないよ。

明日真が片想いを拗らせ過ぎてて、自分のキャラを作って口が悪くて、何も…

2

恋の恥はかき捨て 小説

月村奎  左京亜也 

自分のことを変態だと思っていたけど

自分を変態だと思っていた大学生が同室の男に性癖がバレ、それに付き合ってもらううちにお互い本気になってしまう話。



普通じゃないことにコンプレックスを持つ大学生・杉山琳央(受け)は自分の被虐趣味を嫌悪しながらも、性欲には勝てず、色々な道具を購入し自慰に浸ることで折り合いをつけています。
寮で同室になった渡良瀬(攻め)は大きな男にひどくされたいと思う自分にとって好みのドンピシャで、最近は…

2

新書館創立60周年記念 ディアプラス文庫フェア特典書き下ろし小冊子 B 特典

うーん

小冊子Aと違って読んだことある本が少なかったです…なのでその二つと気になった作品について感想を書きます。

まず木原音瀬先生の『パラスティック・ソウル love escape』より「僕の小さなお姫様」です。
『パラスティック・ソウル love escape』は木原先生作品にしては甘々で、読後感の良い作品でした。なのでこちらのSSもその後のヨシュアとケインの幸せそうな様子が書いてありました。

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