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月村奎 宮城とおこ
麗音
ネタバレ
身寄りなく将来の夢も希望もない就活中の学生 空が主人公です。 生活するだけでいっぱいいっぱいの余裕のない毎日の中で 奨学金返済のために安定した企業に就職したいのに内定が出ず焦るばかり。 なんで自分ばかりが不幸なのかと心の中で他者を羨んだり、うまくいっている人からの励ましや温かい言葉も皮肉か自慢かと素直に受け取れない自分の汚さに落ち込んでしまうような純粋ないい子なんです。 そんな自分…
月村奎 陵クミコ
あーちゃん2016
月村先生の過去作品あさり中。2012年刊。めっちゃ王道ですが、軽やかな、くすっと笑える可愛いお話で、攻めさんが好きだったので萌2より萌にしました。雑誌に掲載された本編150Pほど+その続き80Pほど+あとがき。陵クミコ先生の挿絵がぴったりで超可愛かったです♡ 築10年の二階建てコーポに住み漫画を描いて生計をたてている朋樹。望めば連載を増やせる程度の人気はあるのですが、ゲイバレした時の経緯もあ…
月村奎 黒江ノリコ
フランク
古い月村先生の作品を最近読んでいるのですが、この作品の受けは、今まで読んできた月村作品の薄幸不憫受けの凝縮系というか、原点だ!と思いました。 このお話の受け・広海は母から疎まれて育ち、一度たりとも愛情をもらえなかった子なんですね。 自分の誕生日に母親が自殺をし、ヒモだった内縁の夫から借金を背負わされ金をせびられる。 「親から愛されなかった自分」というものが深く心に根を張っていて、…
月村奎 秋平しろ
月村先生の過去作品探索中でこれは2018年刊。「初恋大パニック」に出てきた人気漫画家鈴木先生のお話です。月村先生のお話、好きなのが多いですが、これはなぜか読み返し回数が多いです。軽やかな人気漫画家さんと苦悩する小説家さんのコメディよりなお話、本編220P超+「初恋大パニック」のSS、19P+秋平先生のコミック2P。是非「初恋大パニック」とセットで。 会社勤めの傍ら、小説を書いている音ノ瀬(木…
月村奎 佐久間智代
これはあわなかったです。 読んでて終始イライラしっぱなしだった‥‥‥。 というのも、受けが後ろ向きすぎるんですね。 家庭環境のせいでマイナス思考になるのも理解できるんだけど、それにしても疑心暗鬼の塊すぎました。 せっかく告白してOKもらったのに、攻めが素っ気ないので不安に陥ってしまう受け。 そこで「女子から告白されてるんだけど、どうしたらいいかな?」と恋愛相談持ちかけたり、「あの…
月村奎 橋本あおい
月村さんの作品によく登場するネガティブ受け。 その俯き加減にたまらない気持ちにさせられる作品もある一方で、いいかげんにせい!!とイライラする作品もあって、自分の分水嶺がわからない。 最近古い作品をいくつか読んで良かったので、それじゃデビュー作はどうなんだろう?と読んでみました。 受けは、生まれのせいで自己評価が低くて、欲しいものを欲しいといえずあきらめてしまう子なんですね。 ウジウジは…
月村奎 二宮悦巳
受けの透は月村さんに多い薄幸不憫受けではなく、両親にたっぷり愛されて育った子なので、一見明るくてのびのびとしている。 だけど、だからこそ、自分がゲイであることで両親に対して申し訳なさと、自己嫌悪を抱いているんですね。 そんな透のお隣に住む歯科医の宏一(攻め)。 宏一は人間嫌いとまではいかないかもしれないけど、自分と他人との間にきっちり一線を敷いている男。 他人に興味がないはずなのに…
月村奎 佐倉ハイジ
月村先生過去作品探索中で、こちらは2008年刊。お菓子話はとても嬉しかったですが、せつなさ寄りのお話で攻め受けともそんなに好きというタイプではなかったので萌にしました。お菓子話が好きな方や人生寄り道停滞中という若い方には良いかも。本編140Pほど+その続き130Pほど+あとがき。焼き菓子食べたくなるかもなのでご注意を。 大好きだった祖母亡き後、その家を相続し大学受験に失敗したまま引きこもって…
月村奎 小椋ムク
2012年作。昔読んでいたのにレビューしていなかったので読み返したら、いじめっこ攻めとぽわわん受けの掛け合いがめっちゃ面白かったです。神にしたら月村先生の全作神になるので、萌2にしました。月村先生の作品の中で個人的ベスト5には間違いなく入ります。いじめっ子がお好きな方でしたら絶対おススメな本編140Pほど+その続き90Pほど。 衣食住全てにおいて手作りの才があった母の血を受け継ぎ、家でクラフ…
月村奎 サマミヤアカザ
みざき
適度な甘さの幼馴染同士のお話でした。 お話の展開的には、BL小説の王道というか、正直に言ってしまうとありがちなのです。 展開に目新しさや派手さは無いのですが、小難しくなくさらっと読めて、適度に萌えもあり、悪人すぎる人も居ない…と、1日の終わりやのんびりしたい時に読むのにちょうど良い温度の作品かも。 文章もすごく読みやすいんですよね。 月村先生作品ですが、今回は切なさは控えめかな。 受…