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4/7(合計:62件)
ジョシュ・ラニヨン 門野葉一 冬斗亜紀
renachi
ネタバレ
シリーズ二冊目。相変わらず渋い! 作中時間は前作から八カ月後で、悩むケネディから関係を切られるところから始まる、切なさ・辛さがいっぱいの一冊。新たな登場人物、シプカがとても好きだった……。 なぜかケネディのいる現場に呼び出されるジェイソン。前作で語られた事件以来の再会で、その間ずっと電話だけの遠恋状態だったらしい。なんつう可愛いことを!と萌える間もなく、ケネディは関係の終わりを示してくる。…
ジョシュ・ラニヨンさん、三シリーズ目を読んでみた。今回は挿絵の雰囲気も相まって渋い!特に相手役のケネディが鉄壁ガードな無表情男で、二人がどうやって近付いていくのかさっぱり見えなかった。 主人公のジェイソンは、過去に撃たれた経験からトラウマ持ち。出世欲が凄いらしいが、ギラついた感じはなく、繊細さも持ち合わせている。ちょっと頑固で人の話を聞かないところがあり、浮かんだ考えにすぐ飛びつく癖がある。…
ジョシュ・ラニヨン 門野葉一
特殊な状況におかれた警察官と保護対象者の短編。 脱獄した元恋人が殺しに来るかもしれないという、緊迫感の中で一夜を過ごす二人。主人公・パーカーの過去はかなりワケあり。そこが徐々に明かされていく過程が面白く、話にぐいぐい引き込まれた。 またその過去の諸々は、護衛役のヘンリーとの関係を微妙なものにしそうなのに、ヘンリーはしっかり中立的な考えを示していたのが良かった。 初対面の二人は、辺境の…
とても面倒な大人二人のすれ違い話。こうなるに至った理由に必然性を持たせる職業設定が良かった。 シェインはプライド高めなドジっ子に見えるFBI捜査官、ノートンは元保険調査員。二週間ばかり共に過ごして運命を感じたはずが、ノートンが突如姿を消す。シェインは傷付いて引き摺り、二年後に再会してからも疑心暗鬼に駆られている。 大人の駆け引きとは到底言えない、微妙なバランスでクリスマス前を過ごす二人…
幼馴染みの、ちょっとベタなすれ違いもの。短編。 お互いに肉体的な経験だけは豊富そうな二人が、初心な恋心を持ってぐるぐるしている。ブレアーはかなり夢見がちで、いろんな男に出会っては別れてを繰り返している。フィンは心だけはブレアーに一途だが通じていない。二人の矢印が行き違ってしまったきっかけは、若さゆえのとある出来事。 均衡が崩れたのは、二人でダイビングに出掛けた中でピンチに陥り、共に脱出…
ベッキー・ブラック 門野葉一
nanao77
自らの危険を顧みずに少女を救った消防士と、彼を取材する地元紙の記者である主人公の短編ラブストーリー。 主人公はゲイである事を隠し、厳しい親元から離れて地方紙の記者をしています。が、いずれは全国紙の記者になって親から認められたいとも思っています。 そんな彼にとって、地元の英雄の話は大きなネタ。 なので追加取材を試みるのですが、ハンサムな上に勇敢で、しかもヒーローぶらない誠実な消防士に主人公…
shara
前巻のアンビバレンツから一転、心のままにジェイソンを過保護するケネディに対して反発を覚えるジェイソン。私からみるとケネディ(にして)は出来得る限りジェイソンに配慮しているように思えるのですが…。ケネディはジェイソンが感じている予感についてどこまで気付いているんでしょうね。 母を守りたくて怒り狂う健気なケネディ少年のエピソードは胸が詰まった。そんな彼は今は正義の為に日々悪意に自身を晒している。 …
hayuko
海外のBLは読んでてドラマっぽい この作品はサスペンス要素も強いのであっという間に読み終えました 作家買いの1人です いつも電子で買うのですが今回、何故か縦書きに所々横書きが入ります 最初重要だったりkeyになる単語なのかと思って読んでましたがなんでもないところでも散見されて集中出来なくなることもあり地味にイライラ なんでこんな変なことになってんだろ 読みづらさ半端ない…
カラフル
美術ビジネス業界のウンチクもあり、今回もストーリーが面白く、新鮮でした。アート界が舞台ということもあり、登場人物のゲイ率が高い。 今回はまさかの…展開があり、衝撃でした。。二度と無い経験だよね?? ケネディも何と同じ体験(こちらはもっと重い)を過去に経験済みという事も判明します。それが原因でケネディが○○と結婚しているという形容にも噴いたw。意外とケネディの乙女(?)な部分に触れられて面白…
fandesu
LOVE方面の感想を。 「やっとサムが(萌)」と思ったんですけれど、よく考えてみたら訳が分からなくなっちゃった。「ひょっとしてサムの内面が伝わらないのはジェイソンにも原因があるんじゃないか?」って思えたんで。 だってジェイソン、サムに対してあまりにも卑屈過ぎないですか? 『自分は愛されていないかもしれない』というジェイソンの思いって、下手すれば彼のひとり相撲の思い込みっていう可能性もある…