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29/88(合計:875件)
和泉桂 高階佑
あーちゃん2016
ネタバレ
ちょっと前に答姐で「季節感あるお話」とご紹介いただいていた記憶のある本。タナトスとはギリシア神話に登場する「死そのものを神格化した神」だそうで。本当にその印象通りの、シリアス路線まっしぐらなお話でした。舞台が主にロシアなので、めちゃ寒い。しまった冬に読むんじゃなかった と思います。1912,1917の2冊同時発行だったみたいで、これは是非2冊横に並べて、表紙の美しさをまずご堪能いただきたいです。本…
秀香穂里 高階佑
ふばば
非常に恐ろしい物語です。 凝った構成やみなぎる緊張感、息を詰めて読む感覚、呆然とするような終結… この読み応えは神級ですが、BLの萌えは?と言われたら、いわゆる「萌え」は無い、のです。 美しい社長はサイコで、1人の社員を全く前触れなく拉致し、監禁し、人格を奪ってゆく。 確かに肉体的なレイプ、陵辱はあるけれど、終盤まで被害者は狂った社長を憎み、どうにかして正気を保ち、逃げ出してやる、と考え続…
英田サキ 高階佑
zww
DEADLOCKシリーズ3巻目です。 コルブスを廻る大きなストーリーの中では起承転結の転結、シーズン1の完結です。 それぞれの想いを胸にコルブスをついに追い詰めていきます。 コルブス、というかアメリカの政治や経済のあり方に切り込むBLを超えた素晴らしい展開。 と同じくらい重要な要素のディックとユウトの愛。もう涙無しでは読めませんでした。 ディックの鋼のような強さの中にある繊細さ、ユウトの…
DEADLOCKシリーズ2巻目です。 前作は刑務所が舞台でしたが、今作はいろいろな経緯をたどり出獄したユウトとディックがそれぞれが思い悩みつつにコルブスを追っていきます。 おもしろい…!深い!読む手が止まらない! ユウトの相棒としてロブが登場しますが実に良いキャラクターです。 この巻はユウトやディックが思い悩むみすれ違うことが多いので、明るく聡明なこの人なしでは読み進められない!ってぐらい…
DEADLOCKシリーズ1巻目です。 いろいろなランキングで良く目についていたので、小説沼にハマる前から気になっていました。 DEAの捜査官が無実の罪で刑務所に収監され、出獄のためにFBIの事件に手を貸す…このあらすじだけでもう面白そう。 事実、アクション、リアリティ、ドラマどれもハンパなく、読了後は上質な海外ドラマか洋画を見た後のようでした。 ストーリー、人物像ともに厚みがあってとんでも…
高階佑 英田サキ
マミィ。
今回は萌え萌えなシーンとお気に入りキャラが酷い目に合うシーンが盛り沢山で読み終わって尚興奮気味です。 ディックを意識し始めるユウトにキターー!!って、興奮しつつ、これディックが怪しいんじゃないの?!と小説未読の私としてはコルブスは誰かも気になるところ。 最後のシーンでディックが間一髪助けに来てくれるものと安易な展開を期待していただけに、コルブスが意外な人物なような嫌な予感がします。 …
小説の方は未読なのですが十分に楽しめました。 表紙が暗い感じだし、監獄モノかぁと敬遠していましたが、小説がコミカライズされるだけあって映画でも見ているようなハラハラ感がありました。 まだ誰と誰がくっつくと言うわけでもないのだけど、危険な目に遭いそうなキャラ、ゲイのキャラそして、テロリストの親分候補など個性的なキャラが登場していて、誰がカップルになるのか、ボスは誰なのか?ユウトのお尻は守られ…
高遠琉加 高階佑
黒葡萄
全3巻。 シリーズタイトルである 「神様も知らない」は本当に深いタイトルだと思います。 こうならざるを得なかった。 ひとつの終末へ収束していく 遣る瀬なさ、悲しみ、切なさ、 そして相反する安堵。 止められない歯車のように意図せぬまま 奈落へ落ちていき、暗い道を歩き続ける 彼らの道が行き止まる時、 必然的に見える結末は涙を禁じ得なかったです。 そして、その運命に玩弄…
まぎぃ
番外編。 本編では抑えて書かれなかった裏話は、やっぱり番外で気軽に楽しむのが吉。映画の最後に添えられたエピソードのように、クスリと笑えたり、愛を確認できたりと、どれもこれもファンなら大満足の短編でした。 何度も読み返す作品ではないけど、本編で張られていた伏線を掘り下げたり、LOVE補給には絶好の1冊でした。 ディックとユウトだけでなく、パコの恋路も語られたりと、DEADLOCKは…
爽楽
新巻も発売されまして、嬉しい限りです。 英田先生を知るきっかけになった作品でもあり、何度も読み返した大好きな作品でもあります。 ムショもので出だしからどういう展開になるんだと、非常にハラハラドキドキワクワクしながら読み始めましたね。私はいつも先の展開を推測しながら読む癖があるんですが、この作品はなかなか先を読ませてくれませんでした。 テンポ良く流れるような描写風景、展開。文章だけでも…