高階佑さんのレビュー一覧

霞ヶ関ラヴァーズ 小説

いつき朔夜  高階佑 

エリート同士がライバルから恋人への道のり

『スーツの似合う美形のエリートが切磋琢磨する中で生まれるLOVE』というシチュエーションがたまらないという萌え属性を持っている私にとって美味しそうな作品だと思って手に取りました。

同期入庁で正反対な性格ながら同期中のツートップと言われる優秀な二人。
一目会ったときからお互い意識しまくりで恋が芽生えるのも時間の問題か、と思ったところに逸見の海外研修、そしてエリートコース一直線かと思っていたと…

1

DEADLOCK 3 DEADSHOT 小説

英田サキ  高階佑 

言われてみれば確かにそう

コルブスが最後の爆破をほとんど実行できてないのは、物語としてはちょっと…。
もしユウトのサミット会場入りが困難だからだとかなら、人質になったことでテロを起こす人たちの顔を把握してるみたいな感じで会場入りさせるとか…。
こういう時こそ、BL作品のご都合主義みたいなのを発動させて欲しかった。
あ、ディックはほっといても勝手に来ると思います。

せっかく規模が大きいフィクションなんだから、もう…

2

STAY DEADLOCK番外編 1 小説

英田サキ  高階佑 

堂々の不朽の名作1位

素晴らしかった…!これしか言えないほどの良作だった。まさに堂々の不朽の名作一位!前4作は読んでいてまるでスピーディーな洋画を観ているようなので一気に読み終えてしまった。それに対して番外編の2冊はその後の話をいくつかの短編で組み上げられている。3つのカップルが穏やかな日々を送っていく中で、いろんな出来事があったり…喧嘩したり、愛を確かめ合ったりという話。

最初はあっちこっちで載っていた書き…

6

DEADLOCK 小説

英田サキ  高階佑 

洋画風味。とにかく設定に萌え。

舞台はアメリカ。洋画のような雰囲気のある作品。
表紙の美形の青年達にドキドキしながら読むことしばし。めちゃくちゃ萌えました。BLに萌えたというか、BL抜きで面白い。
犯人は割と最初の時点で察しがついてしまったが、無法者たちが集まる刑務所での日々はかなりドキドキさせられるものがある。
お気に入りキャラはネト。予想外のイケメン。精悍な顔立ちで、野性味を感じさせつつも感じのいい人です。最高です。

3

深紅の背徳 小説

夜光花  高階佑 

深紅の…

陰のある逃亡者×ストイックな神父さま…萌える!!というわけで「神」寄りの「萌x2」です。夜光花さんらしいダークさ、ハードボイルドっぽい雰囲気もありつつ、神父さまが禁忌を犯すという背徳感がちゃんとエロティシズムに繋がっていてドキドキしっぱなしでした。タイトルも絶妙ですね。

タイトルのイメージや、あらすじにも「禁断の陵辱愛」なんて書かれているので、攻が受に一方的に無体を働く展開を想像していたので…

2

Blue Rose 榎田尤利作品集 小説

榎田尤利  高階佑 

榎田せんせーぇ!!

またまたトンデモナイ物語と出会ってしまった。古い作品に魅了されているので、どうしてか直感的にヘヴィーなものを引いてしまう。 むしろこういうズンと来るものを読みたいと思っているけれど、こう続くとなんでBLを読んでいるのかわからなくなってくるくらい、打ちひしがれてしまいます。。

ただ一人の愛を求めながら、金で買われた相手に愛を売る高級男娼・百瀬青の物語。青の客が物語の主人公と見せ掛けてストーリー…

6

Chara collection EXTRA 2011 特典

コミック9作品・ノベル4作品

漫画9作品・ノベル4作品の番外編です。

漫画は1作品はほとんど8ページ前後ですが、「シラフでいても意味がない」だけは四コマということもあり4ページです。
いずれもコミックの最後に入るような内容なので、元の作品を知らないと雰囲気を楽しむ程度で終わってしまいそうです。特に「神隠し寮奇譚」は忍者屋敷のような罠やメリケンサックでの臨戦態勢という独特の内容でしたので、どんなんだったっけ?とコミックを…

1

恋はさやかに 小説

伊郷ルウ  高階佑 

いつの間に?

伊郷ルウさんの作品を初めて拝読しました。新人さんかと思ったのですが(情弱で申し訳ない)、ベテラン作家さんなんですね。大変失礼しました。

そうなると…ベテラン作家さんゆえなのか、本作はなんだか片手間にさらさらっと書かれたような印象を受けました。シナリオにしろキャラクターにしろ全く深掘りされておらず、感情移入できないまま読み終えてしまいました。

お互いにいつの間にか恋愛感情を抱いているし、…

0

ミステリー作家串田寥生の見解 小説

夜光花  高階佑 

もっとこういう系統のBL読みたいです

『ミステリー作家串田寥生の考察』の続編。
後書きによると、書かれたのは三年前ということです。

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受けの守は、今年30歳の編集者。
長いこと串田へ片想いしつつ他の男と付き合っていた過去があり、ゲイだということで勘当されています。

攻めは、守が担当する人気ミステリー作家の串田。
元々はノンケでしたが、前作で守と紆余曲折のすえ付き合うことに…

3

輝血様と巫女 小説

沙野風結子  高階佑 

設定は大好きなんですが

沙野さんの作品は昔はすごく楽しんでいたのに、年齢を重ねるごとに痛みに弱くなったのか、あまり合わなくなってきています。
ただ、こういう孤島だとか因習だとか大好きなので購入しました。

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受けの水哉は、戒慈への恋心を捨て去るために島を出、薬問屋に奉公して三年の18歳(スタート時。メインの話では19歳)。

攻めは赤い瞳と整った容姿を持つ、7歳年上…

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