高階佑さんのレビュー一覧

ベリアルの誘惑 小説

ふゆの仁子  高階佑 

ちょっとだけミステリー要素も

 里美はある晩、行きつけの店で知り合った行きずりの男と関係を持つ。
 今まで女に限らず、何人かとの男とも関係を持った里美だったが、その男とした行為は、今までの誰よりも里美を夢中にさせた。
 鍛えた身体をスーツに包み、「痛がる表情も俺を煽るためなんだろ?」と里美を翻弄するその男。
 遊びのはずが、快楽に囚われたのは里美の方だった。
 いつ意識を失ったかも覚えていないくらい、その彼との行為に溺…

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恋はさやかに 小説

伊郷ルウ  高階佑 

老舗旅館の若旦那

伊郷ルウさんはあまり好んでは読まない作家さんなのですが、受が料亭の若旦那ってとこと高階さんの和服姿にひかれて手に取ってみましたー。

観音寺〔攻〕は大手の飲食店チェーンを幾つも手がける社長で、佐和〔受〕は老舗旅館の跡継ぎ息子。
彼らはどちらも父親を亡くし、若くして跡継ぎとなった身であります(といっても観音寺の方が年上だけど)
しかし一見様お断りの老舗旅館は経営危機に陥っており、佐和は融資先…

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神様も知らない 小説

高遠琉加  高階佑 

続き物だったのかーーーー

 私の読書時間は、ほぼ移動中です。徒歩通勤の歩道とか(危険だけど中学生の頃からやめられない)、出かける時の電車の中とか。
 今回電車だったんですが、読み進めても読み進めても終わる気配がない!

 あれ? あれ? なんで?

 で、最後まで読んで「続くのかー」と心の中で叫びました。

 最初っからそう書いててくればよかったのに……。1巻とかさ。
 やけにじっくりと読ませる物語なんだな…

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神様も知らない 小説

高遠琉加  高階佑 

ううっ、、早くー続きをぉぉ、、、

読み終わって一言。さすが高遠さん!!
ある事件を通して、一組の幼馴染と刑事のコンビを主軸にし
特に幼馴染組の人間ドラマや過去を深く見せながら、謎解きをしていく人間サスペンスドラマの構成は
「世界の果てで待っていて」で見せたその秀逸な手法をとり、ぐいぐいと引き込む魅力にあふれています!
この巻で何となくぼんやりと浮かび上がる事件のまだ見えない真相と、幼馴染みの関係。
更に、何と!この刑事コ…

2

神様も知らない 小説

高遠琉加  高階佑 

サスペンスですよぉ~!!

ミステリアスな設定のサスペンスものです。
続き物ですが全編で事件性の片鱗を端々で垣間見える内容で
かなり惹かれる作りになっていました。              
主なキャラは花屋の青年と幼なじみらしいモデル事務所の社長佐季。
清廉な新人刑事に過去の事件でも追っていそうな問題刑事。
花屋の青年、受け様司ですが社長佐季の攻め様とは肉体関係ありで
今回女性が殺される事件以外にも過去に何かあ…

6

青鯉 小説

たけうちりうと  高階佑 

懐かしいあの感じ

平凡なサラリーマンとして暮らしていた亮は、ある日突然自分の体臭が変わったことに気づいた。
周りの人や妻に顔を背けられ、途方に暮れる亮は、川辺に住む老人からプールに行くように助言される。
藁にもすがる気持ちで訪れたプールで、彼は一人の青年と出会う。
それは言葉では表せないような、軌跡のような邂逅だった……

JUNEっぽい世界観にはどこか懐かさを感じた。
ごく普通の妻子持ちのサラリーマン…

1

DEADLOCK 小説

英田サキ  高階佑 

萌えるし話も面白いし!!




評価が高かったので買ってみたのですが何故もっと早く買わなかったんだろうと後悔しました(笑)

まずBLとか抜きにして話自体が面白いです。で、そこに来る切ないラブ!!

燃え滾りましたね。
これほど続きが気になるBLも久々でした。

これはセットで買うことをおすすめします。

10

逃した魚 小説

中原一也  高階佑 

おっさん受け

おっさん受けばんざ~い
今回のおっさんも中々枯れてましたね~w
41歳とは思えない、年齢以上の枯れ様でした

できる美形×地味、は好きなカップリングのひとつ
受が、なんでこんな自分なんかにって戸惑ったり、つりあうかなって不安になったりするのが萌えるんですよね
おっさんはそんな地味という設定が言わずもがなついてくる
おっさん…最高だよっ(・∀・)

ていうか織田はとんだフケ専ですね
市ヶ谷が愛らしい…

5

ミステリー作家串田寥生の考察 小説

夜光花  高階佑 

孤島ミステリーモノ

帯『孤島の謎にも興味あるけど
君の身体も暴いてみたいんだよ』

今までもミステリー風味の展開をしばしば書かれていた夜花光さんがついにミステリー作家モノと名打って来た孤島ミステリーモノ。
探偵役は作家である一風変わった性格の串田と、その編集担当者であり舞台となる島の名家のお坊ちゃまでもある神凪〔受〕
「眠る劣情」のキャラが出てきますが、そちらは読んでなくても特に支障はないと思います。
余…

2

逃した魚 小説

中原一也  高階佑 

オヤジ受~

オヤジ受です、市ヶ谷〔受〕は41歳ですがいっそ51歳でも良かった気もするって位に、のんびりした生活を送ってる市ヶ谷です、この市ヶ谷の枯れっぷりがいい!
市ヶ谷は司法書士事務所を経営してるんですが、これが何というかのんびりしてます。
休み時間には釣りに行ったり、同じ建物内にある年寄り達の社交場になってたりと仕事場ではあるんだけど、のんびりとした時間が流れてるって感じ。
そんな市ヶ谷の元で、知り…

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