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砂原糖子 北上れん
フランク
ネタバレ
読み始めは反りが合わない同志のお話かと思いきやそう思ってるのは受けだけで、攻めは受けのことを……というのが透けて見えるところがたまらなく美味しかったです。 刑事だから「恋愛できない」のではなく、この受けならどんな職業に就いてても恋愛できなさそうだなぁって思いました。 人として難があるのではなく、秋波を送られていても全く気づかない超ニブチンかつ、超絶疎い恋愛音痴だから。 そんな自分には…
砂原糖子 小椋ムク
銀次郎
コミカライズされたということでこちらも同時に購入してみました。 背景描写がとても丁寧で、物語に飛び込むことができます。 コミカライズよりも甘さを感じて、幸せな気分になりました。 ーーーーーーー感想とネタバレーーーーーーー 読んでいるこちらは登場人物の脳内が読めるので、それぞれの想いがすれ違いまくっているところは面白いと感じました。 でもすれ違いが発覚してそれぞれに距離を置いた…
砂原糖子 葛西リカコ
カラフル
シリーズ最終巻です。個人的に期待のハードルを上げ過ぎていたようでした。 辛口感想になりますが、あくまで個人的な感想です。 1巻は謎を呼ぶ展開でスリルがあったし、2巻の本編(過去編)は短いながらも、記憶障害のある主人公を取り巻く人々の主人公への様々な想いにリアリティを感じ、とても感動したんです。 ところが、最終巻は序盤から入り込めませんでした。何処かご都合主義な展開が引っかかり、結…
麗音
不器用な高校生同士です。 お互いの恋心を秘める切なさや、すれ違うじれったさ、若い恋の気恥ずかしいような甘酸っぱさに萌えました。 砂原作品らしい心情を丁寧に描く物語です。 桝木は寡黙でストイックだけれど案外ムッツリな人でなんです。 折川は美形を武器に器用に生きているように見えて実は努力家なところを知っていて桝木もそんなところも好ましいと思っているのがいいと思いました。 友人への恋心…
雀影
不器用な、高校生たちの初恋物語。 無愛想で強面の身長190㎝越えの剣道部員の舛木に、アイドル顔負けのイケメンで身長180㎝の帰宅部員の折川の二人は、中学時代からの親友としていつもそばにいたけれど、折川は舛木に恋愛感情を持っていて、でもそれを認めたくなくて隠しています。 折川の卑屈にこじれてしまった片思いに、それまで鈍感で何も気づいていないと思っていた舛木も、実は密かに折川に欲情していてという、…
砂原糖子 三池ろむこ
よしぴす
人の心の声なんて聞こえたら狂ってしまうよ。 人間不信になって3年引きこもっても社会復帰しようとした余村は強い。 そういう強さは本当に優しい人だからだと思う。 辛かっただろうな。 そんな時に自分への好意があふれた心を声を聞いたら、そりゃ意識するだろう。 ずっと聞こえていた心の声が聞こえなくなったらなったで不安しかなくなると思う。 それでも長谷部を信じる事ができたのは長谷部だったからだと思…
並榎雫 砂原糖子
chikakumaco
誰しもが、聴き心地良いというので、思わず知らず使われまくるコード進行。 その王道さにふさわしい、甘くてトロリとしたクリームの様なストーリー。 カノンには連弾がふさわしいので、幼ない澄一さんと可音がピアノの前に、カノンを弾く様子はとても愛らしい。…ところが、このタイトルに無意識に期待してしまっていた、閉鎖的な音楽学校の物語では無い。可音という名前の由来も語られることすら無い。 一応、王道主…
あーちゃん2016
砂原先生だしムク先生となるとマストバイ。高校生には興味ないはずなんだけど、面白かったー。笑うのを我慢するのがちょっと大変だった本編150p弱+その続き130pほど+あとがき。きゅんきゅんしまくって、最後にもう一回見たカラー口絵で陥落したので神。いやしかし、萌え転がるー。可愛いんだよっもうっ!!! 人に注目されるために生まれてきたような容姿の折川。それが災いして普通の人間関係を築けていません。…
kurinn
久しぶりの高校生の話にニマニマしながら読んでしまいました。 高校生と言いながらかたや190センチ、もう1人は超美形の180センチと規格外でした。 それでもスーパーマンではなくて、この年代故の不自由さもあり青春の眩しさも感じました。 枡木がいつから折川をそういう対象としてはっきりと意識したかは、余りハッキリしませんでした。 でも付き合い出してからの枡木は欲求にも真っ直ぐで良かったですし、折川…
コミカライズが出たということで、こちらの本を読み返してみました。 のっけから攻めは「僕と一緒に来てくれないか?君が好きだ。そして僕のためにお味噌汁をつくってほしい。」とプロポーズし、それを感極まって涙ながらに承諾した受け。 ここから新婚生活が始まるかと思いきや、受けは攻めの言葉をプロポーズではなく「僕のお手伝いさんとしてやってきてほしい」と捉えてしまっていて……という天然ゆえのズレにズ…