砂原糖子さんのレビュー一覧

シガレット×ハニー 小説

砂原糖子  水名瀬雅良 

ワンコ×恋愛に臆病な年上美人

自分が片想いしている相手がセフレとして立候補してくれるなんて、なんて美味しい設定!!
と期待して読み始めたんですが、セフレとしての駆け引きはほとんどなく・・・
受けの名久井が攻めの春綱のことを本気で好きだからこそ、別れたときに辛くならないようにキスも本番もないっていうのは物足りなかったです。
こういう時はここぞ!とばかりに乗っかってくる受けの方が私の好みでした。

話は前半の『シガレット…

2

恋のつづき 恋のはなし2 小説

砂原糖子  高久尚子 

なぜいつも、1を読んだあとにすぐ読まない。
セルフツッコミをいれつつな今作。
エロくて甘くて好きなお話だったので、続編楽しく読ませて頂きました。
どんな時でもきちんとエロスを享受してくれる知生さん。
好きだ(・∀・)アヒャ!!
相変わらず受にメロメロな攻が可愛いですね。
受に夢中な攻が何よりの最近の好物なのでありまして
今回はまた。うん。良かった。
思わず意地悪に暴走してしまい、反…

3

シガレット×ハニー 小説

砂原糖子  水名瀬雅良 

複雑な名久井を読み解く

浦木は単純明快ワンコ型。対して名久井はとても複雑な人でした。

名久井って基本プライドが高い女王様タイプだと思うんです。
でも過去の経験や自分が先に惚れた弱みなんかもあって複雑な事になってしまっている。それに対して浦木の天真爛漫ぶりは名久井からしてみれば傷口にすごくしみる薬のような存在という気がしました。

名久井は甘い雰囲気を自分から出せない人で、それが原因で恋人を不安にさせてしまう悪…

1

シガレット×ハニー 小説

砂原糖子  水名瀬雅良 

卑屈な年上美人ツンの美味しさ!!

煙草…嫌いなんですよ、本当に!
でもそれをアルコールに置き換えると
すごく気持ちがわかるのって危ないんでしょうか?w

それはどうでも良いとして、
ノンケの春綱にざっくり「ホモとか気持ち悪いなぁ」とか言われる名久井が
気の毒でしょうがなかった!!
名久井本人の事を言ってるわけじゃなくても。
ノンケ、容赦ないなぁって…。
しかも「ゲイは止める事はできないんですか?」って!!無理じゃ…

2

恋のはなし 小説

砂原糖子  高久尚子 

心の変化

読んでいて、軽薄な感じがする攻ですが、
徐々に心が動かされてしまい、
みっともなくワガママになる様子が、面白いですね。
終始、攻は身勝手な感じがあるのですが、良いカプのように感じます。

ゲイの多和田は、友人の石野に男性を紹介してもらうことになった。
待ち合わせにやってきたのは、新山という多和田よりも年下の男でした。
実は、新山は、石野が紹介したかった男ではなく、
その男が来れない…

1

センチメンタル・セクスアリス 小説

砂原糖子  ヤマダサクラコ 

真似事には萌えました

久々に共感出来ない主人公に出会いました。

おばかは私、好きなんです。「馬鹿だなぁもう」と思ってニヤニヤするのが好き。
でも、この主人公、自尊心ばかり高くて高慢ちきで、女にも仙介にもヒモなくせに、仙介を見下すでしょう?
そういう馬鹿は好きじゃないんです。死んでも治らないだろうとか思ってしまうから。

読みながら、最初はそう思っていました。
けど、突然やってきた仙介と春巳の疑似セックス…

4

恋惑星でもっと 小説

砂原糖子 

やっぱり面白い~

この薄さでこの充実感凄いです。砂原先生。ちゃんとイチャもあって。
しかもやっぱりエロイ。満足。
欲を言えばもっとこのおかしな2人のお話を読みたいですが。
受様の飽くなきエロに対する探究心のおかげで、人型の時は攻様もローションを使うことを
覚えたのですが、そこは攻様、ローションなんて使わずに嘗め回して受様を可愛がりたいと・・・
もう、火がつくほどのド甘っぷりで顔がにやけます。
内容的には…

0

恋惑星へようこそ 小説

砂原糖子  南野ましろ 

地球育ちの宇宙人ってwww

すっごい面白かったです!同人誌の方が読みたくて本編を購入しました。
もう触手ってだけで萌えます!触手大好きです。
映像で展開されたら、本編のイチャがほぼ、スライムと戯れていることになってしまいますが
そこは文章の面白さで。
なんかすっごくエロかった~さすが触手。砂原先生何気に初読なんですが、評価が安定している
作家様だけあり、表現がすごく上手ですね。
テンポもよくて、コミカライズなんで…

1

イノセンス ~幼馴染み~ 小説

砂原糖子  陵クミコ 

手元にずっと置いておきたい本です。

上記の出版社からのあらすじだけでは、手に取らなかった本だと思います。みなさまのいろいろな意見・ネタバレ・レビューを読んで、購入したいと思いました。

あらすじは、他の方が綺麗に話して下さっていますので、個人的な感想を書かせて頂きます。
他の方と同じですが、難しいテーマだと思います。

何度も泣きたくなったり、心臓の裏辺りがドロリと痛んだり、手が震えたりしました。最初の睦の彼女(?)は、殴…

8

高潔であるということ 小説

砂原糖子  九號 

よしあしはわかれそう

 真岸悟は、今、ある作戦を決行しようとしていた。
 それは――復讐だった。

 昔、真岸の家の隣に住んでいた老人がいた。
 老人は、どこからともなくごみを集めてきていて、家はごみ屋敷となっていた。
 そこにおいてあったものに興味を惹かれた弟に付き添うように、真岸は、その老人の家に出入りするようになった。

 ところがある日、その老人が轢かれて殺されてしまう。
 ひき逃げだった――

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