桜城ややさんのレビュー一覧

愛されたがりの恋 小説

今泉まさ子  桜城やや 

エロ多めがお好きな方に

表題作「愛されたがりの恋」は圭裕(受)が主人公。
続編「愛したがりの恋」は安芸(攻)とビジネスパートナー楢崎が主人公です。

攻が受をメジャーで拘束している表紙なので、自分がデザインした服をどんどんプレゼントするのかと思ってたのですが、続編の後日談SSにすこし出てくる程度でした。

あらすじを読んだ時点では、安芸が優位性を笠に着る傲慢な男かと思っていたのですが、実際はベタ惚れ溺愛!圭裕も…

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世界は恋で満ちている 小説

火崎勇  桜城やや 

受けとその妹の価値観が好き

ホモ、ホモって単語がよく出てくるので「?」と思ってたら
結構古めの作品だったんですね
いま書かれてたら「ゲイ」って言葉を使う雰囲気のところも
「ホモ」だったので違和感を覚えてたのですが納得です
あとLINEでもメールでもなくFAXで連絡を取ったりする(!)
ところもやや時代を感じて興味深かったです
FAXは今だと味があって逆にいいですね

序盤、二人は旅先で出会って急激に惹かれ合い…

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後輩がこんなにスパダリなんて聞いてない 小説

chi-co  桜城やや 

小馬鹿にしていたダサい後輩が実は

タイトルからスパダリな後輩に甘やかされる話かなと思っていましたが、そうではなく、ダサいと思っていた後輩は実は自分がリスペクトしているカリスマモデルだったという話。

広告代理店に勤める古森倫也(受け)は長年リスペクトしてきたモデル・KAIの担当に抜擢されます。社内では一番のイケメンとして女性受けが良かったのですが、KAI担当になったことによりKAIと接触したい女性社員との間に軋轢が生じるように…

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そばにおいてね。(新装版) コミック

桜城やや 

少女漫画風BL!

体格差逆転カプにはあまり食指をそそられないので、萌えポイントとしては低かったですが、身長180cm超えでいてお姫さま願望のあるユズは、普通に可愛かったです。調理クラブとかこれ以上大きくなりたくなくて猫背になるとかダイエットするとか、完全に恋する乙女でした!!
対するいっちゃんの方は、王子様と呼ぶにはかなり無愛想で上から目線で、どちらかというと昭和の親父風ですが、要所ではちゃんとナイトぶりを発…

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若様は官能小説家 小説

ナツ之えだまめ  桜城やや 

一途な執着攻め



両親が引退するため洋食屋を引き継ぐことになった小原蓮(受け)はイタリアでの10年に及ぶ修行を終え帰国します。
蓮の故郷、柳城市は地方都市で江戸時代からこの地を治めていた大名の影響がいまだに強い土地柄です。蓮の店も、この大名のビリヤード場を当時の料理番であった連の先祖に下賜されたものでした。
子どものころ、蓮はその大恩ある伊勢谷家の若様のお世話係をしており、帰国にあたって10年ぶりに再会…

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共同戦線は甘くない! 小説

鳩村衣杏  桜城やや 

この受けはすごい

読み返してみたら終盤攻めが切れた理由がちゃんと書かれてました
申し訳ありません
あと読み返してすごい萌えて、萌え萌えではなく神だと思ったので評価変更してます
子どもを…の所の台詞がすごくいいです 沁みます
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終盤の攻めの心の動きがよく分からなかったです
え?なんでそこで怒る?と戸惑ってしまって、そこにきて萌えが迷子に
でも受けがやたらと可愛かったです
表紙でツンデレ受け…

1

恋はゲームというけれど 小説

成宮ゆり  桜城やや 

恋なんて言わば…

ふと読み返したくなるリーマンもの。この作品で成宮先生デビューしました。

非社交的な性格で、安全で確実な道から外れる事を得意としない優等生タイプの沖津(受け)の部下は、傲慢で怠情なくせに仕事の出来る年上の槇(攻め)だ。
普段はクールで たまに口元を緩めると相手が顔を赤らめてしまうような魅力的な沖津だが、何故か槇の前ではいつも取り乱している。
偶然会った昔の男にしつこくされ 暴力を受けている…

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振ってやるから、俺が好きだって白状しろ! 小説

鹿嶋アクタ  桜城やや 

ツッコミどころは多々ありますが…

大学でモテてモテてしょうがない優征は
自分が大好きですぐ妄想に走っちゃったりアホの子全開なんですが
イタイ勘違い野郎かと言えばそうでもなく、
なかなかの気遣いさんでもあるので不快な気はしませんでした。

自分を好きなんじゃないかと親友の白石を警戒しつつ
世話を焼かれるのが心地よくて
つい頼ってしまうのも無理はないと思いました。
白石はあまり愛想がいいタイプではなく、
優征と逆なの…

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後輩がこんなにスパダリなんて聞いてない 小説

chi-co  桜城やや 

軽くて読みやすい

電子書籍で読了。久しぶりに角川ルビー文庫を読みましたが、イラストがいきなり出てこないので公共の場でも安心して読めます。文章を読みながら絵を見ることが流れる様に出来ないもどかしさはありますが、紙の本と違って電子書籍はイラストが出てくる気配が全くしない場合があるので、私は重宝しています。

あらすじにさらっと『暗黒期』と書かれているのですが、私はここの部分の描写が面白かった。『人は見た目が9割(で…

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浸食 小説

萩野シロ  桜城やや 

かっこいい男たち

初めて読む作家さんです。
男前受けの本を探していたところ、いきつきました。
男気ある2人の男性の出会いからくっつくまでのお話。
攻めも受けも本当にかっこよくて、デキル悪い男!!!
受けはヤクザなので、多少の暴力シーンがついてきますが、受けが悲壮感がないからかハラハラはするものの読んでいて心が痛むことはありません^^
攻めはカタギの職業ですが、こちらも肝が座っていてむしろこの人だからこそ西…

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