雀影さんのレビュー一覧

快感ヴァージニティ コミック

上原あり 

快感に弱いのは

かわいい、おバカエロラブコメ。
表題作の主人公、見た目はチャラいが初な童貞くん。
あまりにも物知らずなため、うっかり性フーゾクのレポートライターに応募してしまい、、、。
この、危ないところで間一髪、スパダリに助けられてドキドキ、な展開は、絵の可愛さに似合った展開です。
この二人、結局自分の気持ちに鈍感なだけで、めでたく結ばれるんですが、、、おもらし、、、。
個人的にはスカにはそれほど萌え…

0

色咲き コミック

四宮しの 

トモエー!

単独顔アップ表紙シリーズ。
四宮先生のカバーボーイ君は、淡くて幸薄げな色彩。

中身は「色」をテーマにした短編オムニバスって事で、第3話と第7話、第5話と描き下ろしが続き物で、後はすべて独立した設定のお話。
それぞれのお話は絵の雰囲気もあって全体に薄明かりに包まれた(むしろ仄暗い)感じで、それ程「色」縛りは感じられなかった。
短編集なので、セックスにいたる展開が意外と素早かったすることも…

1

好物は真夜中のうちに腹のなか コミック

蔓沢つた子 

グリムの黒髪とふさふさ尻尾が素敵

このシリーズの一番最初の本が出てから、もう3年以上たっているのね。
今回の初登場キャラのグリムがかっこいい。
美形オーラでキラキラしている正親より、黒髪長毛のグリムの方がタイプだわ。
お話としては、若いキラキライケメンに言い寄られた年上オジさんが、よりによってどうして自分がこんな若者に好かれちゃったんだと戸惑いながらも絆されて、でもやっぱり怖気づいて一度は距離を置こうとしたけど、自分の気持ち…

2

タリム~誰も知らない竜のはなし~ コミック

かざみ幸 

竜の全身像が見てみたい

表題作は森の竜と番になるファンタジー。
このお話、とにかく、森の奥で一人で暮らしている竜のタリムが何ともかわいらしい。
タリムはまだ若くて、うまく人間体を保てないために、一人で森に隠れ住んでいるけど、外の世界に興味が一杯。
タリムが初めて出会った人間が、達朗のような青年だったからよかったものの、、、。

後半は現代物。
タイトルは2編だけど、兄弟の、弟カップルと兄カップル、それぞれのお…

1

君には届かない。 1 コミック

みか 

今後、妹も参戦するのでしょうか?

まだまだ子どもの高校生が、幼なじみとの間にある気持ちが「恋」だと徐々に気付いていくお話。

これ、大好物な設定です。
学ラン姿で木漏れ日の下を歩いている二人を描いたカバーイラストも、なんか素朴で、期待値が上がります。
お話の進み方は非常にゆっくりです。
主人公のカケルが、ヤマトと自分のスペックの差に捕らわれて、なかなかヤマトの気持ちを、受け入れる受け入れない以前に、ヤマトが自分に対してそ…

1

となりに コミック

basso 

誠さんは、かわいいし,いろっぽい

一目惚れしたことにゆっくり気付いていくお話。

京都駅の新幹線ホームで、偶然となりに並んだ見ず知らずの他人。
斜め前の席に座ったその人の、椅子の隙間からのぞき見えた横顔の、口いっぱいに頬張った、頬のふくらみが目に焼き付いて、
次の週には、また会えないかと期待して、うまいこと隣に座ってもらうこともできて、意識は全部隣に座ったその人に、
この、ドキドキはもしかしたら、、、。

偶然出会っ…

4

堕天使 コミック

歩田川和果 

都合よすぎるファンタジー設定だけど、好き

予備知識なしで、作家買いで予約してたので、ガチで悪魔に恋してしまった男の子のお話だとは思わなかった。

ごく普通の、ラーメン店で始まった物語。
ある日あらわれた不思議な雰囲気の男は、周りの人間が隠していることを次々と暴いてしまう。
暴いただけでなく、アドバイスまでしてくれたりする。
バイトの大学生の圭もゲイを隠しているのを暴かれて、、、。

個人的な趣味としては、メインキャラがこの位…

1

三夜前線 コミック

鰺坂こうや 

このカバーイラストにやられた

この本、2回買って、4回読んだ。
表題作は、サラリーマンの、上司が部下に片思いしてる話で、同録作品をむくめて、絵柄的にも、お話の展開としても、なかなか良かった。
ただ、絵もストーリーもスッキリしていていい話ではあるんだけど、強烈にインパクトあって記憶に残るってタイプの作品じゃないからレビューを後回しにしてたのと、このカバーイラストやタイトルと、お話の内容があまり結びつかなかったのとで、うっかり…

1

鬼と天国(上) コミック

阿賀直己  お吉川京子 

保健室に男の養護教諭が鬼門なの

これ、普通に「鬼」が出てくる人外ファンタジーじゃなかったのか。

あらすじ読んで、当然、そんな人外ファンタジーじゃないってわかっていた。
わかってはいたけど、鬼より怖い物って、あるなあって。
とりあえず、人間より恐ろしい生き物はいないって事です。

この作品、人気があるけど、何となく、読むの後回しにしていて、
この評価って事は、その、なんとなくの、、なんとなぁくの予感が的中してたって…

2

gift (下) 薄紅めく空の、潤びる螺旋の、光る岸辺の、 コミック

一ノ瀬ゆま 

そして二人は末永く幸せ

堂々の完結編、大ハッピーエンディングです。
この結末については良かったねって思います。

勁がちゃんと人として幸せになるためには、一度死んで生まれ直すことが必要であったことは理解できます。
マンガとして、こんな風に血みどろのアレがあった方が華々しくって面白いだろうっていうことも理解できます。
設定や構造が理解できるって事と、個人的な好悪は全く別物なわけで、まあ、ようするに、残念なことに、…

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