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文善やよひ
雀影
鴆という鳥人と、人間が共存する世界を描いた作品の続編。 前作は、鴆と人間が愛し合って、共に生きていくことはできるかどうかのお話でした。 今回のこの本は、白と黒の羽根をもつ二人の鴆同士のお話になります。 時間設定としては、前作での二人、鴆のツァイホンと人間のフェイの暮らしが人間たちに温かく受け入れられるようになった後の、鴆の羽根の色の意味が人々に広く知られるようになっている世界です。 無毒の…
芽玖いろは
ホストの有朋は、ある日、ヒモ生活を送っていた彼女の家から、他に好きな人ができたからと追い出されてしまいます。 その、自分が追い出された原因の男の顔を見てやろうと、男の勤務する歯科医院に乗り込むと、その相手の男は、マスクで顔を覆い隠していた。 マスクの下の素顔を見ようと、あれこれ画策する有朋だったが、そのうちに…。 追い出された有朋は、友人ホストのゲイカップルの部屋に転がり込みます。 こ…
「赤くて甘い」に登場したラブラブゲイカップルのスピンオフ作品ですが、二人のまだ青くて苦い若い頃を描いた前日譚なので、こちらだけ読んでも問題ありません。 っていうか、逆にこの本を読んでも「赤くて~」の内容が思い出せなくて、探し出して読み直したよ。 そして、まさか、この、イチャイチャ同棲カップルにこんな過去があったなんてって、びっくりだよ。 「赤くて~」では、お気楽そうにラブラブしているゲイカッ…
さちも
ビッチでガテン! とにかく、ガテン系のいい体のお兄さんなのにビッチな主人公の体がとってもエロい。 マッチョ過ぎない上腕や胸筋と細く引き締まった腰のライン、たっぷり目のエチシーンが非常に眼福なご本でした。 エロコメディとしては絵的にとてもきれいだし高評価です。 ただ、八代の10年ストーカーに至る動機付けや、実際に出会うまでの間の想いとかが今一つ納得できなくて、サラッと読み飛ばしてしまうには読…
にやま りーるー 由元千子 ロッキー m:m 折紙ちよこ 藤峰式 六多いくみ 松基羊 春山モト 練馬zim (練馬ジム)
普段あんまりアンソロや雑誌は買わないんだけど、これは思わずポチってしまった。 「熟れおじ」 これこそBLマンガじゃなきゃ描けない世界というか、究極のBLファンタジーじゃないかな。 きれい系、かっこいい系、かわいい系にしょぼい系と、様々な「熟れおじ」。 個人的には全部の作品がオジ受けじゃないって点がちょっと計算外だったけど、いろんなタイプの作品が読めたし、未知の作家さんを知るきっかけにも…
木下けい子
ネタバレ
主人公の白鳥は33歳。 9歳年下の「カンチガイ製造機」と呼ばれているモテメンの部下・佐伯に片思い中。 佐伯が無自覚に放つ一言一言に心の中で翻弄されては妄想を募らせているが、ノンケ相手に思いが叶う訳は無いと思っていたのだが、、、。 白鳥にとっては、ホントに、この佐伯の言葉が一々心臓に悪いというか、キュンとなってはズコッと落とされ、キュンとなった上にさらにドキドキさせられて、それでも佐伯には…
雲田はるこ
う~~~ 冒頭のカラーページから既に、ヤバイなー、すごいなー、としか、 子どもみいくん美少年過ぎて、「語彙がー」とか、「尊い」とか、後なんだっけ「萌え死ぬ」とか、そんな言葉しか出てこない。 けいくん、こんな美少年に一途に思われてきちゃってたんだ。 そして、次々と登場する脇キャラの皆さんたち。 若かりし火野さんやポンちゃんと出会う話に、ハル北原組や、ポン火野組のエピソード、そして島野さん。…
6年の歳月が過ぎまして、、、。 苦味さんが、おっさんくさ~くなっております。 サクマ46歳のおっさん臭さと、苦味38歳のおっさん臭さ、そして青年らしくなったリュウ24歳。 この、それぞれの年齢なりの、肌の張り感とか、お顔の毛穴感とかを感じさせる雲田先生の画力って、いったい何なんだって感じですよ。 お話は、ヤクザの組の抗争がらみで、雲田作品には珍しいって思えるスリルとサスペンスです。 …
佐岸左岸
大激賞です。 なにこれ、ナニコレ、なにこれかわいい!の連続攻撃。 萌転がるとか、萌え散らかすとか、萌禿げるとか、萌え死ぬとか、 幼馴染の高校生どうしが、仲良しすぎる幼馴染から恋人同士になって、照れたり、茶化したり、天然だったりの殺し文句の応酬。 1ページか見開きで1話の短いエピソードでつないでいくからこそ、ページごとに必ず殺し文句があって、萌の塊だけ差し出された気分。 この二人が、ただ仲…
らうりー
人外流行りの昨今、今度は蛇人間?ほら、カバーイラストにも鱗あるし。 と思ったら、人外じゃありませんでした。 ま、知ってたけどね。 人外は登場しないけど、ある意味、尋常ではない人間のお話ではあった。 SEX依存症の三谷と、三谷の同級生の中村。 この二人、どちらがやばいかと言えば、SEX依存症の三谷より、帯の「好青年に擬態した」って言葉の不穏さが示すように、むしろ中村の方なんじゃないのか…