total review:302041today:47
ようこそ!ゲストさん
無料会員登録
ログイン
ログイン 無料会員登録
1/34(合計:334件)
木原音瀬 厘てく 上田アキ 外岡もったす
umeair
ネタバレ
木原先生、デビュー30周年おめでとうございます・:*+. こちらの御本のタイトルの”30”は、30周年の数字とのこと。 以前雑誌に掲載され、単行本未収録だったというお話が3遍、 加筆修正と書き下ろしを加えてまとめられています。 レビュータイトルどおり、どのお話も圧巻。 一度手に取って読み始めたらとても止めることなんて出来ず、 時間を忘れて読み耽りました。 各作品ごとにそれ…
佐竹笙 もちゃろ
renachi
途中まではルビー文庫でよく見る複雑化を許さない書き方で正直ガッカリしたが、終盤にかけて盛り返してくれたので、満足度は高い。問題解決までの過程が詳細に描かれており、読み応えがあった。ユンの仕事への姿勢が好きかな。 物語はユンとザイの二視点で進む。まずユン視点でザイへの悪印象を語り、ザイ視点でそれについて釈明してる感じ。誤解やすれ違いが透けた状態は分かりやすいが、早々の種明かしに冷める。できれば…
尾上与一 木下けい子
将棋棋士と何でも屋のお話。基本は敦也視点で、人生の迷子状態だったのが、雪と再会して好転していく様子が良かった。雪の方はトラウマと向き合い、乗り越えられたようで安心した。ラストが遠恋状態なのは気がかりかな。 有田焼の修行から逃げ、何でも屋で働く敦也。24歳で将来に迷いつつ、ゆるゆる生きてる印象。雪にとって大切な子供時代の敦也との思い出は、敦也にとっては何気ない一コマで、敦也視点だと純粋に大人に…
おにぎり1000米 爺太
設定は面白かった。が、主人公は何か起こればつっ立ってるだけになり、読んでて楽しくない。各章タイトルがネタバレになっており、読む前に大事な出来事が分かってしまうのもなんだかなあ。攻めに守られる受けの話だった。 結晶栽培にまつわるノアのさまざまな設定が良い。親とのあれこれや正体不明の箱など、謎が散りばめられていると興味を惹かれる。ノア視点で、内面が見えないレンが記憶喪失というのも面白い。 …
宮本れん 羽純ハナ
レビュータイトルは、物語終盤で胸打たれた晶(受)の言葉から いただきました。 泣けて、きゅんとして萌えて、切なくて、二人の一途な愛の結実にまた涙して… と、感情を大きく揺さぶられるお話。 とても、とても良かった。。読み終えた直後の今、余韻に浸っています。 こちら2022年に『アステール』として発行された同人誌に 大幅な加筆修正を加え、新たな物語として生まれたものとのこと。 …
小中大豆 カワイチハル
ゆうかのん
龍族の子どもたちが通う学園が舞台で、ちびっ子とその家庭教師の交流がメインのほんわかラブです。8割過ぎてもまだキッスのみ(しかも人口呼吸的なやつw)で、このふたりは一体どこで想いを通わせるのー!!?と展開が待ち遠しかったです! 四阿で1杯酌み交わす(水だけど)シーンと お互いに「俺のことが好きなのか?」と確認し合う告白シーンが好きです。 冷静沈着だと思っていた静嵐のかわいい一面には キュン♡…
葵居ゆゆ 渋江ヨフネ
kurinn
暫く遠ざかっていたので、葵居ゆゆ先生の作品を読むのは久しぶりでした。 過去と現在が交互に語られていて、とてもわかりやすい作品だったと思いました。 主人公が亡くなった場面から始まり、旦那であったホルガーがどんな性格なのかは作品が進まないと分からないこともあり謎ときのようでもありました。 ですが死に戻り後に主人公がベータに変わっており、そのことで前世では義兄であったマクシミリアンと予定通…
安西リカ 伊東七つ生
ざくざくちゃん
『人魚姫のハイヒール』でも登場した女装子「カレンちゃん」こと佳衣史(かいし)のお話です。前作を読んでいる方があ〜!あの!!となるかと思いますが、読んでいなくても問題ないです! 前作も女装子をテーマにすごく好きなお話だったのですが、こちらは最初から最後まで攻めの大学生時生の佳衣史に対する優しさ、思いやり、お世話やきが「彼氏力強いよね」と言われるのも納得の大きさで始終続いて心地よいです。 2人…
いしだ赤月 笠井あゆみ
亜熱帯
チャロのちるちる評価の属性がサワガニ(笑)もうそれだけで笑える面白さが伝わると思います。タイトルも秀逸です。笠井あゆみ先生のイラストも素晴らしいです。 お話もとにかく面白いです!そして面白いだけではない感動とBLがあります。 人間に憧れてニンゲンになったチャロがなにしても可愛いです。頑張り屋さんで人間の愛についての探求心と龍二への愛も一生懸命です。それに応える龍二も不器用で優しいです。ひた…
尾上与一 牧
文庫版でシリーズ最初に発売されました。ほんとうに素晴らしい作品です。 塁の生い立ちや戦闘員になってからの執念と世間への功名心と意地だけで生きてきた日々が辛すぎます。でも三上と出会ってからの戦中の何気ない一日が少しずつ変化して彩られていくところが感動と切ない気持ちになります。とにかく2人が幸せでありますように!と願わずにはいられないです。 戦争を扱ったBL小説でもとくに好きなシリーズなので文庫版…