最新レビュー一覧

気難しい王子に捧げる寓話 小説

小中大豆  笠井あゆみ 

全体的な完成度がすごく高い

求めてるものが全部詰まってるような1冊でした。

まず、すごく上質な攻めザマァがここにあり。
攻めザマァって、受けが不憫な思いをして、でも結局その分攻めが痛い目にあってないじゃないかってヤキモキすることがあるのですが、
この作品は、受けが語らずとも受けがビクついたり、受けにつく家庭教師の言葉で、攻めがいかに受けを誤解していて、自分が思い上がっていたかを知っていきます。そしてその反応もわざと…

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非BL作品

今宵は異世界探偵事務所で 小説

夜光花  石田惠美 

No Title

眷愛隷属の続きがいつの間にか出ていて買おうと思ったらこちらの本を見かけて、慌てて買いました。
一応BLではないのかなと思いながらも、始まりからほのかに漂うBL感にガッツポーズです。
年下が先輩先輩言うのが可愛いくて、さらさらっと読み終わりました。
人間関係以外はなんでもできちゃう鵜戸くんが魔法もチートに使えたり、先輩への愛が強かったりでもう大満足です。
解決する事件は少し重みを増していきま…

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嫌いな男 小説

安西リカ  北沢きょう 

キュンキュンリーマンもの!

最初はよくあるリーマンものと思って読んでいましたが、全然違いました!
社会人の表層をすくったものでなく、劣等感とか、浅ましいところに触れた、リアルさもあるお話でした。

あまりネタバレしない方が面白いかなと思うので気をつけつつ書きますが、

受けは、最初攻めが自分のこと好きっぽいな…?と気づいて、好きだから許してくれるでしょって気持ちで、少し調子に乗ってしまったりして、攻めもそれを許すん…

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キャラ文庫アンソロジーIII 瑠璃 [初恋をやりなおすにあたって]番外編「午前零時の紫の上」 小説

尾上与一  木下けい子 

兄弟子の片思いのゆくえ

『初恋をやりなおすにあたって』の番外編、Kindleで全59ページのお話です。

えーーーーー!
雪にこんな片思いをしてるキャラがいたの!?とびっくり&興奮。

そして、全て読み終えた後に思う”タイトルの粋”。

「俺の紫の上」だと信じて育ててきた弟弟子は、
12時になったら王子を求めて姿を消してしまう、
シンデレラだったのね。。

連敗続きで何もかもうまくゆかず、爽…

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初恋をやりなおすにあたって 小説

尾上与一  木下けい子 

命を削りながら向き合う姿に胸が熱くなる、本格将棋BL

今月末にスピンオフ作発売と知り、電子で購入したまま未読だったこちら、
じっくりと拝読しました。

あらすじなしで、感想のみを。

元同級生同士の、13年越しの再会ものです。
受けが棋士の、本格将棋BLでもありますが
将棋を全く知らなくても問題なく読めます。

…以前、本当の本当の”さわり”の部分だけ教えてもらって
諦めてしまっていた将棋、アプリで…にはなりますが、
もう一度チ…

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初恋をやりなおすにあたって 小説

尾上与一  木下けい子 

No Title

何でも屋の
敦也と棋士の雪。小学校の同級生のふたり。久しぶりの再会。雪の没頭してしまうと生活できない感じ目が離せない

でも雪が背負っているものが重すぎて泣けてしまった。それはしんどかったよね……。さすがにその展開は予想してなかったので雪が敦也を受け入れないのにそんな深い理由があるとは思ってもみなかったな。雪の生き方は危なっかしさもあるので敦也もしっかり支えてほしいな

雪との関わりにお…

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悪役未満の出来損ない皇太子は、訳あり幼なじみの巨大な愛に包まれているらしい 小説

虎ノ威きよひ  京一 

頑張る主人公がとてもいい!

頑張って頑張ってやっと召喚できたのにまさかのペンギン。でもそのペンギンがとっても可愛い。思うようにコントロール出来ず苦戦しますが素直で頑張り屋さんのピングにとても好感が持てました。義弟との関係は決していいものではなく切なく思いましたが二人の胸の内が明かされていく様子がとてもよかった。それぞれの思いが痛いほど伝わって来ました。
そして主に幼なじみのティーグレの言葉の端々から感じる伏線の数々。それが…

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一番うしろの席にいる奴とは、前世で一生を添い遂げました。 小説

モト  bov 

受けに給餌する攻めに萌え

前世がフクロウで番だったことを思い出した、男子高校生の千春(受け)と翔真(攻め)が友達から今世でも恋人になるまでのピュアラブでした。2人とも前世がもふもふ可愛いフクロウで、仲良く寄り添っていたのを想像するだけで可愛いです。
翔真の方が千春に友達以上の気持ちを持っていて、食べ物を甲斐甲斐しく食べさせたり、世話をやくのに、ほっこり…
だけど、千春には全然そんな気はないし鈍くて翔真の気持ちには気づか…

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毒を喰らわば皿まで ~竜の子は竜~ 小説

十河  斎賀時人 

やっぱり最後にもってかれる

うーむ。
正直に言うと今回は「そこまででもないかも?」と思いながら読んでいたのですが、エピローグで一気にひっくり返されました。

1巻・2巻のスカッとする面白さが強すぎたシリーズですが、今回も最後まで読むと「やっぱりおもしろかったな」と納得させられてしまう一冊でした。

今回はヨルガが砂竜に十年分の記憶を奪われてしまうところから始まります。
アンドリムとの日々を忘れてしまったヨルガの記…

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少年竜を飼いならせ 暴君竜を飼いならせ9 小説

犬飼のの  笠井あゆみ 

苦しかった…

恐竜BL9冊目、これが一番苦しかったかもしれません。
間男とか当て馬とか苦手なんですよね…
しかも相手がツァーリという絶対王者…
強すぎるコマじゃないの…
子どもも出てきちゃったし…

可畏自身も言っていましたけれど
ツァーリ登場までは可畏が最強の肉食恐竜だったのに、更に上をいく存在が現れたことで
自身を未熟な雄と受け入れなければならない苦しみたるや。
まだ18歳ですもんね、ほん…

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