最新レビュー一覧

病案本 Case File Compendium 4 小説

肉包不吃肉  yoco  呉聖華 

BL!

賀予が謝清呈に対する感情を恋愛感情と気付いた為、やっとBLらしくなってきました。

3巻までは賀予と謝清呈の性行為のシーンはあるものの全て賀予が無理やり始めてたのでBLというよりかは難事件に巻き込まれる2人のイメージが強くミステリー小説を読んでいる気分でした。

ですが、4巻の最初は引かない賀予に折れた謝清呈が自暴自棄になって賀予と性行為を行いますが、事細かに書かれていて中々刺激的でした。…

0

初代様には仲間が居ない! 小説

はいじ  高山しのぶ 

最高の萌え。癖にぶっささりました。

語りは、Web作品によくある軽くて読みやすいもの(口語調)。表現や描写、テーマに重厚感はないですが、とにかく萌えました。


表紙やタイトルから、明るくかわいい話を想像していたのですが、受のキャラがかなり危うく、そこにとてつもないエロスを感じてとてもよかったです。いい意味で裏切られました。
他にもドツボな展開やシチュエーションが多く、萌としては最高!

以下ネタバレ含みます。

・…

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七年ロマンス 小説

渡海奈穂  青山十三 

三人で描く、幸せの◯

切なさに途中涙がほろりと流れた、沁み入るお話でした。。
レビュータイトルは書き下ろしのタイトル「幸せの◯」から拝借。
その意味が分かったとき、胸がじん...と幸福感で痺れました。

渡海奈穂先生の新刊は、タイトルどおり7年越しの愛の成就、
再会もの。

執着スパダリ攻め、健気不憫受けと健気な連れ子(高校生)、
再会、復縁、夜明けのストーリー...
そういったワードにセンサーが反応…

1

愛淫の刺青 小説

西野花  亜樹良のりかず 

期待通り!

複数の申し子西野花先生ですが、
1対1の作品も本当に良くて大好きです。
推しの亜樹良のりかず先生が挿絵の今作、
なぜ見落としていたのか!!
途中、モブのみなさんに辱めを受ける
シーンはありますが最後までは至らず、
安心いたしました。
受けのニナがまっさらさらなのも大変好みの
設定です。
"媚薬の液に浸された縄での練習シーン"が
大変すばらしかったです。
西…

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ショートケーキの苺にはさわらないで 小説

凪良ゆう  丸山ハシシ 

揺るぎない純愛

凪良ゆう先生の既刊作品は拝読させて頂き、今作も作家買いさせて頂きました。

個人的、各項目5段階で
健気 5
純愛 5
不憫 2
エロ 1
な感じだと思います。

南里さん×シンさんのカプです。

旧作版の方は未読なのですが、タイトルの意味や物語りがしんみりとした雰囲気だとは何のなく察していましたが、ここまでとは思いませんでした。

シンさんの徴収は免れない、とは思ってい…

1

BLゲームに転生したらサイコパス攻めに溺愛された 小説

夜光花  奈良千春 

ページ数が足りない!

BLゲームの世界に転生し、サイコパスな攻めに溺愛される…
タイトルでもうわかる通り、情報量も多ければ設定も盛り盛りな作品だったのですが、全体的にコミカルにテンポ良く進んでいくので読みやすいのはさすが。

転生前の記憶を頼りに、あの手この手でこの先に訪れる危機を阻止しようとする主人公という流れはそこまで珍しくはないと思うのです。
ですが、危機の原因となっている攻めの三輪が一癖も二癖もある人物…

2

狼たちの秘密 小説

五百香ノエル  高橋悠 

マフィアの愛人で猟奇犯専門の刑事。ソジュンという男

設定は近未来パラレルっぽい舞台装置。
23世紀。温暖化が進み主要大陸は面積の多くを水没で失い、標高の高い土地を所有していた国家が権力を得ていた。人々は浮島の無法的国家に暮らし…
…という世界観。
舞台は、現代で言えば香港のような中国ルーツと推測できる地域の浮島・汪蘭。そこで起きる猟奇的殺人を追う科警(刑事)のストーリー。
登場人物たちの無国籍性はいいとして、近未来とか浮島とかの設定はあまり…

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荒くれ竜が言うことを聞かない 小説

遠間千早  秋吉しま 

執着半端ない攻めはここに

一気読みでした。
番外編が後にくるのでどうしても本編より印象が強くなりますね。

蛇蝎のごとく嫌っていた相手とまさか一夜を共にするなんて〜、な?

飛竜のリアンが偏った洗脳教育?でガチガチな堅物ですが、海竜のヴァルハルトと接するうちになんだか可愛くなっちゃって。

国防や飛竜の存続や空軍など、特に飛竜や海竜の特徴は興味深かったです。

孤高で綺麗なリアンを気になって仕方なかったヴ…

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魚住くんシリーズⅡ プラスチックとふたつのキス 小説

榎田ユウリ  岩本ナオ 

家族のような空気感

 けっして物語の展開が速くなることはなく、じわりじわりとしか進んでいかない物語なのだけど、不思議と焦れったいなもどかしいなという気持ちにはならず、ゆったりしたペースだからこそふとした瞬間の心情変化に萌えを感じられるところが魅力的なシリーズだなと思います。

 掴みどころのない魚住が久留米に照れたり嫉妬したり、分かりやすい好意を仄めかしてしまうことが増え、魚住可愛いなと思える瞬間が増えました。あ…

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売れ残り異世界奴隷ライフ 小説

朝葉紫  北野仁 

No Title

正直、普段から異世界ものやファンタジーものを読んでいる読者にとっては、物足りない部分もあると思います。
異世界についての描写も雑というか、恐らくこの作品は、異世界についての設定をそこまで細かく考えた上で書かれたものではないんだろうな…とすぐわかるからです。
まず冒頭の、受・コウが異世界に飛ばされてきたシーンからして、色んな描写が雑だもの…。
異世界そのものの描写も雑だし、コウの反応も雑。

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