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10/29(合計:288件)
釘宮つかさ 渚アユム
ちろこ
ネタバレ
この作品を読んだとき、ディズニー映画の「アナと雪の女王」のお話みたいだなと思いました。 パクリとかそんなんではなくてですね、異能持ちの為政者としての孤独や苦悩といった背景描写がすごく通じるものがあるなぁと思ってついつい読み入ってしまいました。 最後の最後までめちゃくちゃ面白かったー!ファンタジーの良いダシを存分に味わえて旨味だらけの素敵作品でした。 不遇の生い立ちとワケアリの境遇を持つ2人の…
切江真琴 高久尚子
165
切江さんであらすじがこりゃ読まなきゃ!でイラストが高久さん!楽しみにしておりました。 四月から生活が変わって毎日疲れ果て気力体力もないせいか、はたまたファンタジーの読み過ぎの弊害か、要はそんなに夢中になれませんでした。 ただ!恋をする自覚する実るそのソワソワワクワクちりちり満たされ感!とっても良かったです。 良い人と巡り合ったなあ(泣)良かったね! 初めて素を出せて何でも話せて…
川琴ゆい華 炬太郎
umeair
川琴ゆい華先生の現代お仕事ファンタジーBL、 胸熱の一冊でした…! 迷い込んだ謎のバーで手に入れた”読心術”を使い、 トップの座を堅守する主人公・友琉(ともる・受け)。 しかしライバル視していた久慈(攻め)から告白され、 絆され寝てしまった直後からその異能を失ってしまい、 途方に暮れてー と続く、”読心術”というファンタジー要素ありのお仕事BLです。 まず何より…
magubo
表紙が2人の関係性をすごく表していて良いですね。攻めから絡ませてる指先まで注目です。 不動産屋の営業同期でトップ争いをしている2人。ちょっとタイプの違う男前同士のCPです。 受けも頑張ったけれど、攻めの片想いがめちゃくちゃ良かった!真摯で誠実で、きちんと受けを見てくれている健気で一途な攻めでした。 そんな攻めにほだされていく受けの人間的成長とお仕事とラブが程よく絡み合って、とっても楽しめ…
木原音瀬 よしながふみ
にょろぬ
木木原音瀬先生って読ませるんですよね。BL要素を含みつつ、タイトルから「どゆこと?何でこんな設定なん?」と読み進めればドップリ⋯ 次はどうなってくの〜と読み終えてしまいますw 悲しみや苦しみの中で、本当に自分の欲しいもの、大切な事が何なのか、もがきながら見つけて、受け入れて新たに進んでいく。普通に生きていたらなかなか体験できない事が起こるので、山村は本当にどクズだな、と思いながらも自分に当ては…
読み終わって気付く、興味深いタイトルの付け方。 この作品は受けの光毅視点で進むストーリーなのに、タイトルは攻めの稲見視点になっています。作中では稲見に視点が当たっていなかったぶん、せめてタイトルだけでもって感じでしょうか(笑) とはいっても、"隠してるつもりの、かわいいひと"の1フレーズだけでも、光毅に対するささやかな客観的視点になっており、稲見の温かい見守りが心地よく感じられる愛に満ちた素敵…
葵居ゆゆ 篁ふみ
ちなつなつな
とっても好きなお話でした。読みやすくて、するする読めたのもよかったです。とにかく心温まるお話でした。読んだ私も幸せになれた、まさにハッピーエンドでほっこりしました。転生ものは苦手ですが、ゆゆ先生のお話なので読んでみて、大正解。すごくよかったです。転生ものってどうしてももやっとするところがあるので、あまり得意ではなかったですが、こちらはそのもやっとがなく、すごくよかったです。ぜひたくさん読んでもらい…
水原優華 Asino
サドでタチ同士の二人の話。 攻めはカリスマ性のある大人の男の色気がある社長。 出会った当初に愛人になる誘いをしてから6年間受けを口説き続けている。 受けは攻めに惹かれ会社の秘書という立場からパートナーとしてずっと支えてきた。自身もサドでタチだと自認しているので、抱かれることは拒否し続けているが…というお話。 人により地雷要素あると思うので注意です! ↓ ↓ かなりガッツリした…
釘宮つかさ先生×「愛日と花嫁」の渚アユム先生とのタッグ!! Xで書影を拝見した時から、胸高鳴らせて発売を待っていました。 まず、表紙が最っっ高に良い…! 褐色・金髪長髪攻めがぎゅっと受けを抱き締め、 睨むように横目でこちらを見ているー そんな表紙イラストのイメージと違わぬ、 最高の執着&溺愛年下攻め様でした(*´∀`*) 孤独な攻めが受けと出会ったことで救われ、こ…
木原音瀬
Sakura0904
一般文芸としても出版されているだけあって、BLのお約束的な要素がほぼない、非常に読み応えのある作品でした。と同時に、我々BL愛好者が物足りなさを感じる懸念もなく、男同士の関係性の萌えがこれでもかと詰まっています。改めて木原先生の心情描写の緻密さと、あらゆる面で現実的な部分を注視し、けっして過度に美化したり省いたりして書くことのない創作への真摯な姿勢が素晴らしいなと感じました。 喜多川は堂…