最新レビュー一覧

おいてけぼりのオメガは偽りの夫に愛されたい 小説

雨宮里玖  大庭アキル 

ご褒美大盛り

エックスで、文字数をなんと9万も足されたと知り、楽しみにしていました。
普通、9万文字あるだけで一冊の本なのでは?と思うのですが、この新装版にもアンソロジーの部分を入れてくださったことで、読者の願いは叶えらました。
「おいてけぼりのオメガは偽りの夫に愛されたい完全版」をありがとございます。
心より雨宮先生に御礼を申し上げます。
そんな正座な気持ちで開いた完全版。本編の感想はアンソロジーの際…

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美しい彼 小説

凪良ゆう  葛西リカコ 

いじめ描写リアル

とても素敵なお話しです。
BL小説で評価ナンバーワンなのも頷けます。
まず心理描写がとても丁寧。実力のある作家様なので本当に言葉のリズムも美しく、それでいてさらさらと読めてしまう。
アヒル隊長のシーンは切ないけれどすごくかわいいですね。
ちょっといじめ描写が可哀想な部分はあるのですが……
こういうキツいシーンの先にある幸せや未来を見られるのはとても嬉しいですね。
キモキモ言われても清居…

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冤罪で追放された王子は最果ての地で美貌の公爵に愛し尽くされる 凍てついた薔薇は恋に溶かされる 小説

尾高志咲  唯奈 

山アリ谷アリが好きな“夜明け”さんに是非

はーーー最高だった!
タイトルから甘々溺愛モノかと思いきや、甘々になるまでが長いし、やっとイチャイチャできるね♡と思ったら新たな問題が勃発して、山アリ谷アリな物語が好きな自分にピッタリの作品でした!

まず、心から信頼していた臣下(攻)に裏切られて心身共に傷ついている受けが儚くて尊い…
攻めのせいで傷ついているのに、何故か攻めはめちゃくちゃ過保護に接してくる…なんで??本心が分からないよ……

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アルファの灼蜜~パブリックスクールの恋~ 小説

ゆりの菜櫻  笠井あゆみ 

シリーズ5作目

素晴らしい表紙ですよね・・笠井先生の描かれる絵はほんと素敵。受けに翼がありますが、別に天使ではないです。真面目、ちょっとにぶちん?な美人さんを、なんとか守り抜いてくっつくというお話。このシリーズ内では一番イケイケじゃない、現実路線な気がします。第四王子だからかな。本編240Pほど+あとがき。

エドモント校アントニウス寮で、サフィール王国第三王子ハムディ(マンスフィール寮)の学友を務めている佑…

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ゼロの獣 小説

華藤えれな  高階佑 

No Title

天才鑑識×毒舌敏腕刑事のバディもの。

敏腕刑事受けのバディものということで購入しましたが、冒頭の尋問シーンに全く惹き込まれず、主人公の敏腕刑事ぶりが最後まで上手く掴めないまま読み終えてしまいました。
試し読みで確認出来る部分ですので、きちんと試し読みをしていれば買わなかったかもしれません。
出だしで躓いてしまったことが大きく影響し、恋愛事件ともにあまり楽しむことができませんでした。
文…

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「休日のご褒美」アンソロジー いい夫夫編 05 勘違いされがちな冷血子息と引きこもりの王弟殿下が夫夫になったら 小説

猫宮乾  倉吉サム 

冷ややかな言葉の裏に潜む溺愛をお楽しみ下さい

仮面夫夫ものの作品の中でも一等シュール寄りではなかろうか。

夫の方は極度の緊張しいとあがり症のため、妻のアロイスの方は超保守派を演じるため、お口の悪さが回る回る。外聞のためとはいえ、ここまで言わんでも良くね?と思わずツッコミたくなるような2人の口喧嘩を聞いてると、何だか胃がキリキリとしてきます(笑)

普段からそう思ってなければそんな嫌味なワードはポンポンと出てこないのではと思うのですが…

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ソロ活男子の日常からお伝えします 小説

川琴ゆい華  夏河シオリ 

癒し系BLながら読みごたえあり

作品名はほんわかまったりした印象ですが、地方創生の様子がなかなか詳しく描かれていて読みごたえがあります。受けは人助けをしたいけど助けられたくはなくて、やや自分の殻に閉じこもりがち。アナウンサーでコミュ強・ワンコタイプの年下攻めが、心惹かれるままに受けにぐいぐい懐いてくる様子がかわいい。受けが庭のピザ釜に火を入れたり、季節ごとに柿を取ったり梅酒をつける様子など、読んでいるだけで田舎暮らしを体験してい…

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覗く瞳、濡れる心 小説

中原一也  室上ハル 

魅力的な2人

同い年もの。

現在と高校時代と大学3年生と時間が行ったり来たりしてます。

中原さんの圧倒的な雄みのある攻め、本当にいいんですよね〜♥
自分を抱き尽くし突然消えたと思った久瀬が6年ぶりに突然現れ…。

お互いの気持ちがわからない、俺の前から消えてくれ!な涼一がなんだか心労で大変そうです。
涼一の部屋に入り込みいつの間にか住み込んでしまっている久瀬。

も〜好きなの?そうじゃな…

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とっておきの一日 αの花嫁 共鳴恋情ノベルス 小説

岩本薫  幸村佳苗 

ごちそうさまでした♡2

 『花嫁の休日』がとてもロマンチックだったので、『とっておきの一日』も続けて読んでみました。

 「おしおき」、素敵でした。
コミックスで読んであると、挿絵のない小説でも、幸村先生の描く怜悧な圭騎さんと愛らしい理玖の姿であんなことやこんなことも脳内再生できるので素晴らしいですね。

 この穏やかな一日に至るまでに、とんでもない非道いことがあったことをうっかり忘れそうな甘々な二人でした。

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花嫁の休日 αの花嫁 共鳴恋情ノベルス 小説

岩本薫  幸村佳苗 

ごちそうさまでした♡

 αの花嫁は、すみません、まだコミックしか読んでいませんが、素敵なお話だったのと、短編なら小説でも読みやすいかと思い、読んで見ました。

 コンシェルジュのいる豪華なマンション。都会なのに身近に自然もあふれる住環境。おしゃれなカフェ。高級スーパーで値段をきにせず食材をカゴに入れて豪華料理を作ってくれる恋人(←ここ、特にポイント高いです)。
 シゴデキで素敵な恋人が、自分にだけ甘々で溺愛してく…

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