最新レビュー一覧

ゆらゆらひかる コミック

鉢野うら 

【鯨井くんとはいちばん深いところでつながっていたい(玻璃)】


エロス度★★★

おやおや。広い海の中で大きなクジラに見つけてもらえた幸福・・・・・・尊いですね。

鯨井と玻璃が紡ぐ祝福の恋物語・・・・・・開幕。

身長差やアパートが隣同士・友情からスタートしていく初々しさが美味しく、存在感が薄すぎる玻璃の世話を焼いたりする鯨井の優しさがキュンキュンします。

クールなイケメンの鯨井が玻璃を意識している描写がピュアで可愛かったり、鯨井からキ…

2

メランコリックシュガーテイル コミック

戸崎映 

【ああそっか・・・・・・幸せの味ってきっとこれのことだ(キュースケ)】


エロス度★★★★

おやおや。エサであるはずの人間に恋をしてしまう竜人・・・・・・タブーさを感じさせるけれど純愛な恋模様で素晴らしい。

ミヤマとキュースケが紡ぐ祝福の恋物語・・・・・・開幕。

人間と竜人の異種間ラブで、人間の味に拒否反応が出て食べられず落ちこぼれになってしまったキュースケが唯一美味しいと感じられる人間と出会いますが・・・・・・。

喰らって家族の元へ帰れるの…

0

キスと、それから コミック

ハノタノハ 

【もう我慢できない。 ごめん(千遥)】


エロス度★★★★

おやおや。幼馴染みの美少年同士の絡みがなんと甘美で官能的な蠱惑さを放っているのでしょうか。

千遥と優が紡ぐ祝福の恋物語・・・・・・開幕。

初恋の幼馴染みとキスをし、ひと時の恋人ごっこがスタート。でも、優は千遥を意識してしまい以前のように接することができないでいるのが初々しさ満点で素晴らしい。

未熟な果実が傷ついたり傷つけ合ったりとヒリついたアオハルを紡…

0

片恋ストラテジー コミック

秋良ろじ 

【ほんと不毛だよなぁ。 恋してるお前に恋してる、なんて(一縷)】


エロス度★★★★

おやおや。虎視眈々と友人を手に入れようと策略を繰り広げる攻めの腹黒さがかわいいですね。

一縷と勇気が紡ぐ祝福の恋物語・・・・・・開幕。

ゲイの学生同士・攻め視点・攻めの片想いといった要素が美味しく、恋多き勇気の片想いを応援しながらもタイガを牽制したり、勇気に意識させる触れ方をしたりなど勇気を手に入れるために当て馬を利用する執着さがたまりません。

勇気が…

1

深潭回廊 6 コミック

永井三郎 

まだまだ浮上出来ず…

6巻では渚の父の辛い過去と屈折した心がこれでもかと言うくらいに描かれていく。父が渚に対してどんどん心を吐露するうちに人間の形を成さないものとして表現されていく。圧巻の表現方法だった。まるでかつての柳田のように…。今回も水底に辿り着けない深さのある展開でした。読んでるコチラ側が全く救われないんですが、読む事をやめられない。
描きおろしでスメルズ〜のカプが出て来てくれるので、少しだけ読者は気持ちの浮…

0

アイ、セイ コミック

朝田ねむい 

完成度の高い短編集

4つのお話が収録されている短編集
朝田ねむい先生ってやっぱ天才だなと感じさせられる。漫画が上手い。

【ディーン Ep.1〜4】
幼少期に観た映画の暴力シーンで性衝動を感じてしまいそこからSEXの時に相手を傷付けたくなる気持ちを抑えられずに相手を殴ったり、首を絞めたりしてしまう。このままでは殺してしまうのではないか、いっそ死んでしまいたいと思いつつも恋する気持ちも諦められない主人公。
高…

2

カットオーバー・クライテリア コミック

大麦こあら 

タイトルに唸った…!!!

こあら先生の作品、デビュー作のこちらだけ読んでいなかったのでこのタイミングですが拝読しました!…が、先に最新作などを読んでいたからこそわかる『先生らしい!』と思える表現がたっぷりでここが先生のルーツだったんだなぁと思えました。

プログラムを扱うSE達の話なので、要所要所にSEの専門用語が登場します。注釈を付けて分かりやすくしているので知識がなくても読んでいけます。
人間や人生をまるでプログ…

2

スキって言ってくれてもいいよ? コミック

スズヒロ 

面白い。

完璧主義のナルシストな受けくんが、小さい頃からの思いをとにかく攻めにぶつけてます(笑)それがやり過ぎてるから面白く感じました。大体、幼少期のエピソードをサラッと流し程度に描く作品が多いなかじっくりと描いてるのはとても好きです。
攻めが「好き」の気持ちに気づいてからスパダリ化するのも私は違和感なく読めました。
☆3つなのは、もう少しキャラの書き分けが髪の色や髪型だけではなく顔で違いがハッキリと分…

0

ルビーレッドを噛み砕く コミック

朔ヒロ 

す ん ば ら し い。控えめに言って神作でした…

2023年1月3日に読破。
新年一発目で大物当ててしもうたわ…と当時は大いに驚愕したものです。
しかも7月発売なのに1月ですでにちる点1000越えてた!スンゴw
まだまだ自分の知らない名作が この世にはあるのだなぁ。byみ◯を

My神作リストの中で例えるならば「憂鬱な朝」とか「艶めく闇と溺れる光」シリーズ、「辺獄のカレンデュラ」「ラブネスト(無印/2nd)」「繋いだ恋の叶え方」とか、そ…

3

二世の息子 コミック

コモトミ裕間 

すごい漫画に出会ってしまった!

なんだこれ!!久しぶりに次の展開がわからない漫画に出会った。
表題作「二世の息子」
二世の息子が神の子と禁断の恋に落ちる話。

神の子は人間であった。しかし、時に人は他人に対して理想像のようなものを作り出してしまう。そういう点では人間も神の子になりうるのかもしれない。宗教を忌んでいた主人公すらもそれは同じだった。
ラストは好き嫌いが分かれそうだけど私は大好き。あのエンディングだからこそ、…

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