最新レビュー一覧

憂鬱な朝 2 コミック

日高ショーコ 

読む手が止まらない

とにかく重厚なストーリーに、引き込まれるように読み進めています。主従関係に、駆け引き、家名を守るため、愛を貫くため、2人の思惑が交錯して、読み応えがあり、実に素晴らしいです。


***

「全ては久世家のため」


いつもは無表情な桂木が感情が揺さぶられる姿がいい。抱かれているときに、暁人の首に回す手に込められる力。

一方で、だんだんと力をつける暁人。
桂木との関係も間違…

1

陽キャ集団にいる芹沢は、俺の前だと様子がおかしい 小説

椿ゆず  ほわこ 

文面のどの角度からも"大好き"が伝わる攻めの溺愛は格別の甘さです

高校を卒業して◯ン年ですが、こんなイチャあまの戯れ光景がクラス内で繰り広げられていたら、毎日楽しくて学校通ってたなと思う^ ^
学校内でこんなにイチャついていいのってくらい、あまあまのストーリーに萌え転がりました!

学園BLものとしては王道よりのストーリーかなと思います。
作品の見どころは、攻めと受けが真逆のタイプにあること。普通なら接点のない2人が、お互いに惹かれ合って恋をしていくとこ…

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王子の最恋 コミック

いくたはな 

W王子の期限付き恋がエモい!!

由緒正しき御曹司たちが通う高校を舞台にした、とくに家柄や容姿が抜群だが、犬猿の仲である理央と、二条とのお話です。


ちなみに、理央は有名な西園寺グループのひとり息子ということもあり、学生時代だけ自由にさせてほしいと父親にお願いします。

で、
タイムリミットが決まっていたとしても、一生に一度の恋をしたいと。
その相手は、二条がいいと宣言するその流れが、ある程度展開が読めてなんとなく…

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この恋をいつかきっと後悔する 上 コミック

でん蔵 

失ってから気付いた大切な人と時間を、取り戻せるかー

でん蔵先生、お名前は存じ上げていましたが、初読みの先生です。

一度「萌2」としたのですが、下巻を読んで感激し
もう一度この上巻に戻って読んで深く沁みたため、
評価を「神」に変更しました。

幸せそうな笑顔を見せる受けに対し、どこか寂しげに微笑む攻め、
そして全体的に暗めの配色が目を引くデザインの表紙のこちら。

上下巻のお話は裏切らないー
と個人的に思っているため手に取り、読…

4

春のデジャヴに踊れ コミック

おどる 

ダンスシーンも素敵、内容も素敵

作者さんがダンス好きなのが伝わってくる。
劇的な何かが起こるわけじゃないけど段々変わる気持ちと、変わるまでの色々な問題について考えている過程が丁寧。
こうすけが健気で可愛いのと淳は誠実でちゃんと相手を思いやる大人って感じがして好き。
続編見たいなあ。。

0

2119 9 29 小説

凪良ゆう  丸山ハシシ 

阿部ちんさん、キミは男の中の男だよ

はーー……もう泣いちゃう。
好きな人のために身体を張って守り抜く一途なスピリッツ。人間とアンドロイドの種族を超えた温かい純愛にもう泣いちゃうしかなかったです。゚(゚´Д`゚)゚。

タイトルの意味なんかも最後に知ってしまうと、余計にウルッとなりました。
タイトルの数字の羅列は作中のとある言い伝えに係っているのですが、この伏線回収は見事な感動劇を演出しており、涙腺崩壊へと強制GOでした。

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元魔王の逆行魔術師は恋と快楽に堕ちる 小説

渡海奈穂  北沢きょう 

元魔王が好きになってしまったのは…!?

電子のみでの書籍だそうです。ページ数も長すぎず短すぎずでサクッと読めて読みやすかったです。

前世では黒魔術の使い手として恐れられていた魔王(かなり醜い姿)が時の残虐王アルシーザに粛清されるシーンからの始まり。
殺される!死にたくない!と願った瞬間、気がつくと10歳の頃の天使のような容貌をしていた自分の中に転生?していた…という冒頭です。
元魔王のフィオンが今世ではアルシーザに殺されないた…

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放課後はちみつ コミック

波真田かもめ 

キャラがどちらも好きになれず、リアリティに欠けると感じた

「たとえばこんな恋のはなし」は実話BL大好きな私にとって文句なしの神作だったので、本作も たまたま半額の時につられて手に取ってみたのですが…
以下の理由から好みではありませんでした:

①ケー番交換したエピソードも入れればいいのにな…もったいないなぁ。
こんな風にいつの間にかいろいろと進展していて、攻め視点が少ないのもあって
「いつ、どのように、なぜお互いが惹かれ合ったのか」がぼんやりと…

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受け攻め傾向で選ぶBLアンソロジーヤンデレ攻め 3 小説

当たり外れ

 アンソロなので当たり前ですが、好みじゃない話の方が多い。
 1つ目の話は普通に刺さらず、2つ目の話はカプの左右(美人×バツイチ)が地雷で、途中で読むのを諦めた。
 最後の5つ目の話は年下×年上だったので読んでません。

 3つ目の話。
【桃の夭夭たる、灼灼たる其の華】
 桃しか食べさせられず、絵本一冊しか読んだことがなく、外の世界を知らず育ってきた受。店では治療と称して男を受け入れて…

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パラスティック・ソウル love escape 小説

木原音瀬  カズアキ 

No Title

ビジュアルがたまらないです。
赤毛のふさふさの耳としっぽ。
途中から切なくて切なくて、でもあとがきで木原先生がこれは番外編でハッピーエンドなので安心して読んでくださいと。
雰囲気を知りたいのであとがきを先に読むことが多いのですが、それで安心して読み進め…
最初の友人たちとの微妙に不穏な空気感から、主人公の恋にはまっていく様や会話してないのに会話を成り立たせるところとか胸がきゅっと甘く切なく…

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