ざいみ
前作では、明るく自由奔放な印象しかなかったカノン。こんなに辛い過去と秘めた思いがあったなんて…。
切なかった…………。カノンがどんな思いで拓真のそばに居たのか、拓真はどんな気持ちでカノンを送り出していたのか、想像すると胸が痛くなる。
本来なら親に守られているだろう時期から、亡き親の賠償金を支払うために働いてきたこと…それだけでも拓馬がどれだけ誠実で優しい人だったかが分かる。
こんなに優しい人…
今回は別荘への潜入シーンがほとんどなので、甘さは控えめ。過去の爆発事故の真相も明かされ、犯人なりの独善的な正義や世間あるいは権力への訴え、はたまた復讐などがきっかけであれば許されるわけではないけれど、まさかこんな幼稚な、考えなしの子供の遊びの結果だったとは想像しておらず、一狼のことを思うとただただやりきれない気持ちになりました。しかもその幼稚な心が何の成長もしておらず、当人は自分のせいじゃないと…
