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ひのもとうみ yoco
ももよ
ネタバレ
yoko先生の挿絵がぴったりの作品でした。 お金持ちが通う高校に編入してきた蒼はクラスの中で浮いていたが、クラスの人気者優吾が自分の絵を褒めて話しかけてきてくれたことで、友だちの輪が広がる。夏、学園の保養所に四人で泊まりにいくことになったが、アクシデントで優吾と蒼はラブホに泊まることに。。。 主人公は自己肯定感が低く、垢抜けてない高校生。自分の気持ちが恋であることにも気付かず、部活の先輩に…
安西リカ yoco
茶々丸53
神の愛し子として聖職者の慰み者にされていたアシュが自由の為に逃げ、逃げた先で拾ったのが聖獣ドライトンのサージ。 アシュ目線でお話は進みますが、アシュの心情が丁寧に書かれていて胸打たれました。あとがきで安西先生がダークファンタジーと書いてらっしゃって、確かにしんどい場面も多いけどアシュとサージに、周りの人達の想いや優しさに救われました。 胸に希望が灯るような作品でした。素晴らしかった
栗城偲 yoco
えすむら
めちゃくちゃ心の琴線に触れてくるわけじゃないけど、じんわりと佳作。 表紙と煽りから毒々しいお話を期待していたのですが、そこは期待通りではなく、、ゆえに、ダメダメでグズグズな感じを期待している人向きではないと思います。派手なパッケージの割には、オーソドックスなラブストーリーだった印象です。 クズ×ダメンズ?と称される、見た目と心の広さ(緩さ)が取り柄な久住と、そんな彼に惚れこみ貢ぐ男・幸也の…
kurinn
本編がとても好きでした。そしてAmazon限定SSペーパーがあると知ってから、やっと読むことが出来ました。 コミコミさんのペーパーよりは時系列は前になります。 まずサージのアシュに対する変わらぬ愛情、いや増した愛情にキュンとしました。精神的にもすっかり大人になっていました。 そしてサージに素直に甘えられるアシュはようやく心安らぐ日々を送れるようになったのですね。2人のやり取りにホッコ…
本編で実留を見送った後の明渡と苑の会話にあった、故郷の山の神社での初詣のお話でした。 まずこちらの書き下ろしを読んで驚いたのは苑の変化です。 事前にネットで参拝の仕方を調べたりと、前向きになっていました。 そしてあの事故があった時の夏祭りに思いを馳せるものの、そこには大人になった苑がいるのです。 そして遠慮の無くなった恋人同士の会話にホッコリして、素直に甘えられるようになった苑…
一穂ミチ yoco
明渡と苑の間に起こった出来事は、全てが必要だったし何一つ無駄では無かったのだと「ラブ~キス2~」を読むことで思いました。 そして2冊続けて読めたことに感謝しています。2冊一気読みするべきですし、番外編も収録して一冊にして欲しいと思いました。 再会して明渡が東京に戻って来たものの、2人の仲はなかなか進展しません。 それでも明渡視点のお話や城戸の会話から、あの事故以前から明渡にと…
BL作品に登場する女性はあまり好きでは無いのですが、さすがは一穂先生でした。女性の使い方が上手いです。 明渡のはとこである果菜子は、苑が唯一シンパシーを感じた人間でした。一見明るくて何の憂いもなさそうな彼女の内にある仄暗い部分に、苑は無意識のうちに惹かれていたのだと思います。 明渡、苑、果菜子の3人の中で1番最初に大人になって、自分の居場所を見つけたのは果菜子だったと思います。 …
無駄の無い文章とテンポ良い展開が見事で、BL小説ランキング1位になったのが良く分かりました。 一穂ミチ先生の文章からは、そこにあるだろう空気の匂いや、登場人物たちの息づかいまでもが感じられて実に見事です。 お話の緩急も素晴らしいので、ページをめくる手を止めることなく一気読みしました。 実は勝手に痛い作品だと思っていて読む勇気が無くて、今回はちるちるさんのレビューを隅々まで確認して…
小中大豆 yoco
ぷれぱーる
小中先生はシリアスなお話も上手いですねー 攻めと受け両方に苛つきながら、あっという間にストーリーの中に引き込まれました。 エリアスは、ある意味正直な男だったかなと思います。 初めから最低な男でよければ恋人になろうと持ちかけていたし、実際その通りの男だったわけだけど。 むしろ思っていたのと違ったのは、リンの方でしたね。 恋愛にどっぷり浸かり、恋人中心に生活や仕事が回っていくタイプ。…
華藤えれな yoco
みざき
いやあ…yoco先生のカバーイラスト、これはあまりにも素敵ではないですか? 色合いも装丁も本当に綺麗で、思わず手に取って眺めたくなる。 装丁を担当されたのは、Asanomi Graphicの斉藤麻実子さん。細やかなお仕事が素晴らしいです。 薔薇が舞う薄桃色の帯も、背表紙も、折り返し部分のデザインもこれまた素敵なんです。 気になった方は紙の本もお手に取ってみてください。 ロシア風の架空…