雀影さんのレビュー一覧

レオとマブ~ふたりはさらざんまい~ コミック

イクニラッパー  斎藤岬  ミギー 

アニメありき

TVアニメ「さらざんまい」が終了してから読みました。
正直、これを全くアニメ未見の状態で読んだら、何が何だか状態だったと思いますが、アニメ終了後に読むと、この本をアニメ開始前に読んでいたら、アニメ視聴時にもっと切なさが増したろうなと思いました。
が、これはアニメ本篇を見た後だからこそ思ったことかなとも感じます。
アニメはつながりを取り戻すお話でしたが、アニメ内では、そもそもレオとマブの二人の…

5

夜明けの序章 コミック

三月えみ 

表題作の方が後に載っていたのね

カバーイラストのアダルティな褐色イケメンに惹かれて購入。
が、冒頭、始まったのは、卒業を間近にした高校3年生の男子の、両片思いのお話でした。
壁の落書きに託す、臆病な初恋とかって、とっても好みの設定なので、表紙の褐色イケメンの事なんてすっかり忘れて楽しく読んでいたら、輝一・新奈組の高校生編(三学期は他人の右手)、卒業後編(さよなら遠くの右手)に続いて、輝一の兄の晃一と一緒にようやく褐色イケメン…

1

おくびょうなディア コミック

秋雨るい 

忍さんの地雷がツボった

一人顔アップ表紙祭り
この、いかにも耐え忍ぶ系の、古典的な受け受けしい未亡人系美人さんに惹かれて購入。
テーマカラーが紫色って辺りも色っぽい。

どうやら「ふきげんなディア」のスピンオフ作品らしいが、多分そちらは未読。
こちらの作品にも前作のキャラは登場しているようだが、まあ、前作読まなくても大丈夫そう、っていうか、時間軸的にはこちらの作品の方が前のお話のようなので全く問題いかな。
結…

0

ハッピーサニーダイニング コミック

和稀そうと  

美味しいは正義

優しい顔したスパダリに、お料理ごと食いつくされちゃう若き料理人くんのお話。
本を開くと、いきなり血まみれで包丁持った男が突っ立ってますが、スプラッタなサイコサスペンスではありません。
お話の大筋は、料理人の友晴が、大ホテルの厨房、先輩に誘われて一緒に始めた先輩の店、そして、自分が料理の道を志すきっかけとなった総菜店と、自分の居場所を探していくお話です。
その時々の転機の後押しをしてくれるのが…

1

日々も積もれば恋となる コミック

紺しょーた 

子どもが恋して成長する話は好きなの

幼なじみ再会物。
高校3年の新学期、入学式の日に新入生にいきなり「好き」と告白された似鳥天でしたが、、、。

その「好き」が何なのかを、思い迷うお話は好物なんだけど、、、

小学3年生と小学1年生で出会って、ずっとその思い出を大事にしていた央人。
高校の入学式で似鳥と再会した央人は思わず天に「好き」と告げますが、高校3年生と高校1年生、この2歳の年の差は、果たして二人の関係にとって、吉…

2

ダーティダーリン コミック

菅辺吾郎 

正直、親父組が気になって

この本のスピンオフ「ダディダーリン」が良かったので、こちらも購入。
酒屋の息子・正児は、自分の店の手伝いと、隣の駄菓子屋と駄菓子屋のじいちゃんの世話に日々を過ごしていますが、ある日現れた大柄なホームレスの男性に、ある事件をきっかけに好意を持つようになって…。

最初、このお話の、どこが「ダディダーリン」につながるのかと思いながら読んでいたら、正児くんの父親とかじいの息子として、妙に気合の入っ…

0

からすの課長さまっ! コミック

チドリアシ 

鳥天国

このカバーイラストの、このカラス頭の、このカッコいいスーツ姿。
これに惹かれて、全く未知の新人さんの初コミックスだけど思わず購入。
とっても、ほっこりで、大当たりでした。

主人公は、人見知りで、人間より鳥の方が好きな斑鳩ニトリくん。
不慮の事故にあったけど、人の天国へ行かずに、鳥の天国「鳥黄泉市」に迷い込んでしまいます。
そこで出会った神様は、カラスの姿をした烏丸課長でした。
一目…

5

ついてこないで小波くん! コミック

ムノ 

身長差がいい

まず、絵がかわいかった。
高校生なりの子供らしさのある絵で、村上をはじめ、どのキャラクターも美形過ぎない所がとってもいい。
ストーリーも、コミカルな部分をはさみつつ、村上も小波も、高校生の子どもなりに、恋に悩んで成長していっている姿がちゃんと描かれていて好感が持てます。
関係する4人の登場人物が、それぞれしっかりキャラクター付けされているので読んでいてすごくわかりやすいし、こういう平和なラブ…

0

愛されオメガの婚姻、そして運命の子 小説

華藤えれな  ミキライカ 

タイトルとカバーイラストのまんまです

舞台は18世紀のロシアの王朝で、寡黙な攻めに健気な受けのオメガバースもの。
本当はずっと愛し合っているのにすれ違い(恋愛的にも家族愛的にも)みたいな展開は、華藤先生の作品ではお馴染みの展開ではあるのですが、今回の受けのリクは大国の王朝の皇太子でありながらオメガっていう設定からか、最初は健気っていうより卑屈な印象が強くて、この調子で読んでいくのはちょっと辛いかなと思っていたのですが、元が雑誌掲載作…

1

好きなんて言わんといて コミック

ツバダエキ 

絵はおしゃれできれい

同じ作者さんのオメガバース作品を読んで、絵が捨てがたくて、リアル設定ならどうかとリベンジしてみた本作品。
作画、めっちゃ丁寧で細かくてきれいだし、湊の関西弁はエロいし、ママのオネエノリも楽しいし、たまちゃんとママのやり取りなんかまんまマンザイで、ちゃんと関西ノリだなって感心するんだけど、だけど、だけど、、、
絵はほんとにきれいなんだけど、だけど、、、、
樹はよく言えば素直、湊も良く言えばピュ…

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