ポッチさんのレビュー一覧

屍と花嫁 コミック

赤河左岸 

もしかしたら好みが分かれる作品かもしれませんが

赤河さんてちょっと独特な世界観のお話を描かれる作家さま、のイメージが個人的に強いのですが、今作品もファンタジー、と言うと語弊があるかな?オカルトな、そんな感じのお話。

電子で序盤を立ち読みしたら、もうそのまま引き込まれ速攻でお買い上げ。え、え、どうなるの?からの、相手を想う深い愛情にぐっと萌えを掴まれてしまいました。

ネタバレ含んでいます。ご注意ください。





とある…

17

スリーピングデッド 上 コミック

朝田ねむい 

BL的な萌えはさほど多くはないが。

作家買い。
朝田さんは割とシリアス度の高い作品を描かれる作家さまですが、今作品は、なんて言うんですかね。

シリアス?
というよりもオカルト?といった方が良いかも。

ネタバレあります。ネタバレ厳禁の方はここでストップされてください。






主人公は高校教師の佐田。
さわやかなイケメンで、生徒に対しても丁寧、同僚の先生にも親切と非の打ち所のない男性。

ある日…

9

さよなら共犯者 下 コミック

あがた愛 

めちゃめちゃ萌える

「さよなら共犯者」の下巻。
続きものなので上巻未読だと理解できません。上巻から読まれることをお勧めします。





ヒロセに諭され、家に帰ることを決めたはじめだったが、別れる前にはじめがヒロセに望んだことは―。

はじめはまじめで優秀な子ではありますが、こと恋愛に関しては初心っ子さん。思い込んだら一直線、という感じなんですかね。ヒロセを想い、身体を繋げたいと願った。

そん…

15

幾千の夜を超えて君と 小説

中原一也  麻々原絵里依 

萌えすぎてしんどい。

作家買い。
作家買いですが、挿絵を麻々原さんが描かれていて、発売日を心待ちにしていました。

中原さんはドシリアスなものもコミカルなものも、アンダーローなものからファンタジー要素てんこ盛りなものまで幅広く描かれる引き出しの多い作家さまですが、今作品はシリアス寄り。そしてファンタジー要素を含む作品でした。

ネタバレ含んでいます。ご注意ください。





主人公は矢代という青…

13

狐のよすが コミック

ミナヅキアキラ 

カッコよくて、強くて優しい。

作家買い。
以前のちょっと癖のある絵柄も大好きでしたが、最近本当に絵柄が綺麗になられたなあとしみじみ。

ミナヅキさんの新刊はファンタジー系。
森の動物たちが主人公のお話です。森の動物、と言ってもほっこり系ではなく動物の擬人化といった方が正解か。

内容はあらすじ通りなのですが一応ざっくりと。

九重は森に棲んでいる狐。
その日はエサにありつけお腹いっぱいだったが、巣から落ちてし…

8

はなれがたいけもの かわいいほん 小説

八十庭たづ  佐々木久美子 

とにかく可愛い…!

『はなれがたいけもの』の、シリーズ4冊目。
順番としては『はなれがたいけもの』→『はなれがたいけもの 恋を知る』→『はなれがたいけもの 心を許す』で、今作品になります。シリーズものなので前3巻は順番に読まれた方が良いですが、今作品はちょっと毛色が変わっていてですね。番外編、というか総集編?のような立ち位置にいる作品です。

雑誌『小説ビーボーイ』に収録された単話に始まり、既刊の特典だったもの…

7

世界でいちばん遠い恋 1 コミック

麻生ミツ晃 

ヤバい(神過ぎて語彙力消失中)

作家買い。
麻生さん作品でタイトルに「1」って振られてて、え、続き物?長編?と思ってテンションが上がりました。麻生さんの新刊は「音」を軸にしたお話です。





感音性難聴のため、音のない世界を生きてきた五十鈴(いすず)。
バイオリニストとしての才能にあふれ、けれど自身の音を見つけきれずに悩む十嘉(とうか)。

生きる世界も、性格も全く異なる二人が、倒れていた十嘉を五十鈴が助…

12

夜明けの唄 1 コミック

ユノイチカ 

これがデビュー作とは信じられない神作品。

あらすじを拝見して面白そうだなと思って手に取りました。
綺麗な表紙にテンションが上がりましたが、絵柄がとっても綺麗。キャラ良し、ストーリー展開も秀逸。

え、今作品がデビュー作?
うそやん!

ちょっととんでもない作家さまが出てきたな、という感じ。

ということでレビューを。ネタバレ含んでいます。ご注意ください。





主人公はとある辺鄙な海沿いの村に住む少年・アル…

12

うしみつどきどき古書店譚 コミック

tacocasi 

世界観が素晴らしすぎて

作家買い。
tacocasiさん作品は表紙からファンタジー要素が滲み出ているものが多い気がしますが、今作品はタイトルからも表紙からもファンタジー要素があまり感じられず、あれ?もしかしたらいつもとテイストがちょびっと違う?とか思いつつ手に取りました。

が。
はい、大丈夫。
今作品もtacocasiさんらしい和風ファンタジーモリモリのお話です。

くー。
めっちゃ可愛かった!

10

ジェラシー 5 コミック

スカーレット・ベリ子 

最高。それしか言葉が出てこない。

『ジェラシー』の5巻目にして完結編。

そもそも今作品は『四代目・大和辰之』のスピンオフ。『四代目~』の主人公の辰之を凌辱した櫓木さんを描いた作品なので、櫓木さんがあまり好きじゃない、という方もいらっしゃるかな?

快楽に弱く、執着気質で自分が欲しいものはどうしても手に入れたい。自分の安全には無頓着で頭はいいけれど、いやそれゆえにか。ぶっとんだ行動を起こすこともしばしば。

そんな複雑…

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