渋茶さんのレビュー一覧

草食上司のオトしかた コミック

砂床あい  麻生海 

コラボを意識せずに読むべき

2011年刊。
このコミックはリブレ恒例のコラボで小説と関連しているのだが、小説のほうの予備知識はなくとも大丈夫だ。
むしろコラボってのを頭から切り離して単体として読まないと話に入り込めない。
土台は医療系の人材ヘッドハンティング会社が舞台となっているのだが、登場人物が全く被らない上に、お仕事BLとしても温度差が大きいからだ。
頭を切り替えてカップル単体で読む事に最初は戸惑ったが、繰り返し…

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肉食上司のトラエかた 小説

砂床あい  麻生海 

交渉後も覗いてみたいその後の彼ら

2011年刊。
ヘッドハンター肉食(?)上司×部下として引き抜かれた草食(?)部下のシリーズ3冊目、クライマックス。

かつて有城が身体を壊してまで人員整理を追えたはずの鷹森製薬に更なる試練が訪れる。
慕ってきた後輩・丘山を助ける事もできず、元上司・相崎の腹の内を探る術もなく、自身の力の無力さに落ち込む有城だったが、既に有城なりに出来る事は充分にこなしている。

相崎は最後まで元部下の…

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肉食上司のシツケかた 小説

砂床あい  麻生海 

交渉で浮かび上がる過去の因縁

2010年刊。
ヘッドハンター肉食(?)上司×部下として引き抜かれた草食(?)部下のシリーズ2冊目。
攻め・九條は肉食と形容されているもののそれほどがっついている印象はなく、デキる男の仕事ぶりと惚れた部下に見せる恋人としての顔を読む事ができる。

有城の初ヘッドハントの対象者・甲野ドクターは、元眼科医だった九條の同期でありながら彼を憎んでいる。
更に九條の元カレ・美添に、既に亡くなってい…

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肉食上司のアイしかた 小説

砂床あい  麻生海 

交渉という名の恋の駆け引き

2010年刊。
主人公・有城は、端正な見た目からは想像し難いヘビーな生い立ちに苦労人そのものな人生を歩んできた。
入社した製薬会社でも、創薬研究時の治験で右手の後遺症を抱え、移動先の人事部でも人員削減の為の退職勧告を請け負う事で社内で反感を買う役割となってしまう。
ちょうどその時に、ヘッドハンディングの話を持ち掛けてきた男の前で胃を壊してぶっ倒れる失態を晒すも、初対面なその男・九條に病院に連…

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魔人の箱庭 ~囚われの淫花~ 小説

かわい恋  サマミヤアカザ 

人間の黒さってのが浮き彫りになっていたかな?

2017年刊。
かわい恋さんについては、エロエロでドキツそうなデビュー作が気になるところだが(でもいつかは読んでみたい)、エロスキーな自分でもいきなりハードルの高すぎるものよりはと思い、この話を初読みにしたのだった。
ルビー文庫というのもあって、エロ度はそれほどキツくはないと思う。
ファンタジーだけど、複雑な設定はないから読み易い。
ただ、作中に出てくる木彫り人形のメランとアビーノ以外の動…

1

僕はお兄ちゃん。 コミック

金井桂 

三兄弟がべったりくっつくと暑苦しく見えるぞ(笑)

2009年刊。
金井さんの初コミックになるのかな?
十年経てば今と絵柄の変化は出て当然だけど、話の中のちょこまかしたコミカル寄りなキャラ描写は当時から健在だったのね…

絵に関しては一コマ一コマ丁寧に描かれていると思うが、キャラクターのオーバーリアクションと相まって三兄弟がべったりくっつくと暑苦しく見えてしまう(笑)
双子の弟・鉄斗と遊馬のブラコン描写がくどい一方で、お兄ちゃん・直が子供…

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四獣王の花嫁 小説

真宮藍璃  駒城ミチヲ 

素直って大切なこと

買っておきながらも、攻め三人以上の複数ものっていうのはどうも…って尻ごみして積読にしてしまっていた一冊。
後から買って読んだ真宮さんの他小説が面白かったのでこの話もやっと読んだけれど、好みに合わないかもって不安が解消されて一安心だった。

異世界に召喚されての受け・小夜の役割、四つの世界に分かれている異世界『鏡界』がどういった舞台か、それぞれの国を治める四人の王といったファンタジー設定が掴み…

3

鬼の戀隠し 小説

真崎ひかる  陵クミコ 

ひっそりとした者同志が巡り逢っての恋路

あらすじと鬼×人って組み合わせに惹かれて購入。
作中の鬼伝説や静夏が17歳の頃に遭遇した神隠しの真相はいかに…

大学民俗学を専攻している静夏は、夏休みにフィールドワークで3年前の記憶を無くしたきっかけとなった、親戚一族が住む集落へ訪れる事となった。
洞窟で出逢った神藤(颯天)と名乗る男が気になって夜中へ一人でそこに戻ってみると、夜な夜な夢に見る誰かとの別離の瞬間と結びついたのだった。

2

うちの巫女、もらってください 小説

神奈木智  穂波ゆきね 

影のメインは双子だった?

ハンサム刑事・×ツンデレ禰宜さんカップルのシリーズ最終巻。
まず前半は、葵の双子の弟・木陰に告白した男の子が現れた事から、周りがギクシャク気味になってしまうゴタゴタ展開となっている。
同級生の宮本くんが木陰に告白した事、ハンサム刑事と葵兄さんの仲をよりによって陽が冬真の妹・冬美ちゃんにばらしてしまった。
片想いの男の子(宮本くん)が同じ男の子、しかも仲良くしてもらっている木陰くんを好きだと知…

1

うちの巫女にはきっと勝てない 小説

神奈木智  穂波ゆきね 

先輩と上司の恋の雲行き

今回はハンサム刑事・冬真の先輩にあたる矢吹と、キャリア上司にあたる蓜島の二人がメイン。
バツイチになったものの、矢吹の結婚を機に二人の間に温度差が発生したってのは察する事は出来るのだが…

過去、二人に何があったのかって話に加えて弁護士事務所を営んでいた蓜島の父親の死去、彼が警察キャリアを捨ててその弁護士事務所を引き継ぐという噂と並行して、そこに所属している看板弁護士の殺人事件が発生する。

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