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ジョシュ・ラニヨン 草間さかえ
ふばば
ネタバレ
1巻目の「天使の影」でけっつまずいた私ですが、2巻目以降に希望を持って読み始めました、が……… え、またミステリ系?イヤな予感…(ってゲイミステリジャンルらしいから仕方ないけど) お相手が刑事だからって別に毎回事件絡めなくても… 今回はホームグラウンドの本屋さんやお仲間の「共犯同盟」の面々から離れ、遠くお祖母さんの遺した牧場が舞台。なのに。 なのにまた死体に出くわすアドリアン・イングリッシ…
私にとって鬼門の書、アドリアン・イングリッシュシリーズ。 買ったのはもう5年くらい前。お正月とGWの度にさあ読もう、読まねば、と思いつつ何故かずっと読めずにいたシリーズ。 ついに、ついに!という期待が…大きすぎちゃったんでしょうか… 「こういう話だったんだ…」 悪い意味でね。 レビューも裏表紙の粗筋も一切目に入れずまっさらで読んで、あ、ミステリなんだ、と。 (よく考えたら作者様はゲ…
上田アキ
「ワンダー・ボーダー」のスピンオフ。というか「ワンダー〜」で付き合っていた恋人の洋春を、洋春の元カレに略奪サレてしまった夏朗さんの物語。 夏朗さんがいい人すぎて、気の毒すぎて、みんなが救済希望したからこその本作だと思うんだけど、それにしてはまたお相手がキビシイじゃないですか! 「ワンダー〜」で洋春を奪っていった奴に似て、いわゆる貞操観念みたいなモノがずれている。 夏朗さんはごくごく普通の感覚…
「兄が遺した恋のゆくえ」電子限定描き下ろしとなります。1p。 以下、内容となります。 ↓↓↓↓ ①ひりひり 自分の顔を撫でる幸人。 ②一樹「どうした 幸人さん」 幸人「うーん… 日焼けしたみたいでさ…」(腕もさすさすとさすりながら) ③一樹「ここんとこ 外 結構出てたからだろ」 「そうだね うっかりしてた…」 ④幸人「しばらくは ひりひりするかも …
暮
あらすじにある通り、死んだ兄の恋人と弟の物語。 そして表紙から示唆されるように、そこには何らかの恋の気配… とは言っても、兄・晴樹の死からまだ半年。 恋人の幸人は未だ憔悴の中。 そこにやってくる晴樹の弟の一樹は、幸人と暮らすという。 表向きは、心配だから。 でも実は元々幸人に惹かれてたから?だから自分が支えたいと思ったから?そしてそのまま自分と…と考えたから? 確かにそんな風にも読め…
水上シン
水上シン先生の現代物中編2編収録。 水上シン先生といえば「軍服」「中華」的なイメージがありますが、こちらは現代です。 「親友返上!」 もうタイトルそのまんまなのですが、幼馴染の片方(攻め)が、実はずっと受けのことが恋愛的に好きで、ついに想いが通じて恋人になる、という王道的ストーリーです。 元々ノンケの里見志乃が、幼馴染で大親友の長谷川守と同じ男子校に進学し、守に女子への失恋の痛みを慰め…
束原さき
時代設定、登場人物の背景、戦争に向かっていく世相… どれを取っても思い合う2人の心が何かの形を取れるわけもなく。 お互いの子供時代からの照れ隠し、また幼い独占欲、また意地、その修復もできず。 だけど、御曹司の颯太朗さんは随分甘ったれさんですね。さすが御曹司。 世の中の戦争に向かっているキナ臭さなんてどこ吹く風、ご自分の裕福なご身分を隠しての丁稚奉公。 多分初めから春臣は見破っていたでしょ…
佐久本あゆ
はぁ〜〜キュンキュンしますね… こういうパターン、もう何度も読んでるな…って思いながら読んでました。 そういう意味では全く目新しい要素のない物語、なのかもしれませんね。 ちょっとコミュ障、生身の人間より植物が好き、というリアル草食系。 その上低身長、内気。 すべてのネガティブ要素を詰め込んだ造形の受けさんです。 そんな受けに対して配されるのが、一見強面、でも実は気が利いて親切で、と…
タナ
内容は完全オカルト系。だけど、絵柄がさっぱりとした白い感じなのでそれほど怖いイメージ無く読めると思います。 レビューが無いようなのであらすじ多めで書きます。ネタバレ注意です。 ↓↓↓↓ 大学生の宮古は、レポートを書くために空き会議室に飛び込んだ。 室内には民俗学の講師・八原がいたが、宮古が室内に入った途端電話が鳴り始める。 だがその電話は「かかってきた」のではなくて「誰かがか…
池玲文
池玲文先生の2005年発表の短編集。 やはり初々しい。 「恋病アーカイブ」 大人しい友人の綺麗な素顔は自分だけしか知らない…そんな独占欲の話。 恋が始まっていくストーリー展開はスリリングだけど、現在作品と比べるとやはり表情が動いてない印象。 「放課後プロジェクト」 引っ越すんだ、という言葉で友人を試す。まあ、悪気はないし気持ちはわかる。 全体的に幼い駆け引きです。 「ト…