total review:293327today:65
ようこそ!ゲストさん
無料会員登録
ログイン
ログイン 無料会員登録
47/202(合計:2013件)
斎藤屑
ふばば
ネタバレ
思った以上に面白かったしキュンキュンしました! 自分勝手な上司の佐山にこき使われて疲れている新人の侑翔(ゆうと)。 侑翔の隠されたもう一つの顔、それは「ガチオタネカマレイヤー・夕花」! そんな侑翔はカメラマン・サヤとの撮影会を楽しみにしていたのだが、やってきたサヤはなんと佐山だった…! …と始まります。 夕花だとバレたらどうしよう…と汗ダラダラな侑翔。 と同時に、会社での佐山とは違…
桜木紫乃
直木賞作家の桜木紫乃氏による一般文芸作品。 2019年発表の「緋の河」の続編で、桜木氏と同郷の「カルーセル麻紀」氏をモデルにした作品。 「緋の河」は幼少期〜美しいゲイボーイとして口コミで人気が高まって行く時代が描かれ、本作はTVや週刊誌に引っ張りだこ、もっと大きな話題を、と遂にモロッコで性転換手術を受けて毀誉褒貶の中を進む時代が描かれます。 読んでいると限りなく実在の「カルーセル麻紀」そのも…
sosso
エロ坊主期待で購入。しかし、そういうお話ではナイ。 読んでみたら。 表紙絵でわかるよねぇ。「エロい受け」の方が印象強すぎ。 主人公は、お寺の和尚さん・恵徹と、日本画家の沖晴。 お寺の襖絵を発注したけれど、沖晴はちっとも気が乗らない。 で、ごほうびをくれ、と。 そのごほうびは恵徹のナニなわけですよ。 そこから2人のジレジレな関係性が炙り出されてくる。 期限がある襖絵の発注と、ちっ…
ニクヤ乾
ニクヤ乾先生の初オメガバース作品。 主人公は、α大学生の晃太。 友人グループ(α)たちは皆色気付いて、Ωとの合コンのことばかり。 しかし、晃太はどうもピンとこない。なのに… ある日アパートの隣室に住むタトゥーばりばりのコワイお兄さんがフェロモンを撒き散らしてて… …と始まります。 それまでΩのフェロモンなんて、と思っていたのに、いきなり暴力的な性欲に襲われる晃太。 抑制剤が間…
新田祐克
「春抱き」のアナザーストーリー。 厳密に言うと、2021年の「春を抱いていた afterward」の収録作「夏の蝉」のスピンオフと言えます。 つまり… 「夏の蝉」の山科夏空野の両親のお話ですね。 主人公は、山科古都親(ことちか)。医学と工学の博士。 スペースアロー(SA)社の引き抜きを断っていたが、今回SAが山科のロボティクススーツ社ごと買収してきた。 そのSAの若いCEO・界碧斗…
早寝電灯
引き込まれました… タイトルに「さんかく」、実際3人の男のお話、ではあるけれど、私は「三角関係」「トライアングル」「本命と当て馬と」というカテゴリーの内容では無いように感じました。 主人公はカフェ店主の絋記。 1年半前に彼氏の丈と別れて、気の抜けたような、寂しくて虚しいような、そんな日々を生きている。 ところが、ある日丈が突然カフェを訪れる。 そこから絋記の時間が動き出すわけなんだけ…
ろじ
ろじ先生初読み。本作もノーチェックだったんだけど、レビュー評価が良くて試し読みしてみたら… これは良い!いいもんみっけ!って感覚。 内容は、高校時代に出会って、ずっと友人で、8年経って恋人に。 …っていうお話。 これが萌えるんだわ… 一応両視点なんだけど、基本は好かれている碧(みどり)くん視点。 誰がみても丸わかりの好き好きビームを向けられて、でも受け取れない。 受け取らないんだ…
4作品収録のアンソロジー。 以下、収録順にざっと。(作者様敬称略) 「廃病院の追憶」安達園丸 主人公は秀才メガネの生徒会長・岩波。子供の頃から霊が視えます。 「失くしもの」に悩んでいることを言い当てた他校の宇海と共に、昔入院していた病院に忍び込むが… 過去にこの病院で起きた悲惨な出来事。そこに残ってしまった思念たち… 2人の心を合わせて語りかけ、彼らは安らげたのかな。 この後2人…
ちょっと不思議な夢の世界へようこそ… …みたいな感覚になりました。 決してファンタジーじゃないのにね。 主人公は社内デザイナーの小都(おづ)。 総務の雨宮が毎日昼休みに必ず15分昼寝するのを羨ましく見ている。なぜなら小都は不眠症だから。 だけど、特に接点の無かった2人はある日急激に近づく! …って感じで。 だっていきなり添い寝。夜の最も無防備な瞬間と体温をいっとき共有するわけですから…
吉井ハルアキ
地味メン恋模様その3。「同棲編」です! 一緒に住み始めた2人。 トラブルもなく、ほのぼのほっこり順調に過ごしています。 本作は、そんな優しく穏やかな2人の日常が描かれます。 下の名前呼びどうしようとか。 歩さんの仕事が忙しくて、一緒に住んでいるのに時間が合わないとか。 柄にもなく山下くんがヤキモチ焼くとか。 まあ結局は2人のLOVEを横から見させていただく、というような。 そし…