ぴれーねさんのレビュー一覧

冬知らずの恋 コミック

夏野寛子 

真夜中じゃ無くても叫び出したい‼

しっかり設定や内容を確認してから購入するタイプなので、普段は表紙買いをしたりしないのですが、こちらの作品は思わず購入してしまいました。落ち着いた色合いで決して派手なワケでは無いのに、ハッと目を引き寄せられる表紙なんですよね。
そして作品の内容も、また同じ印象です。これと言ってすごく派手な展開だったり大きな事件があるワケでも無いのに、読んでいるとすごく引き込まれる・・・。帯に「真夜中に読んだら、叫…

9

恋つなぎ コミック

葛家ロウ 

私が知ってるリバと違う!!(゜ロ゜ノ)ノ

今までにもリバは何冊か読みましたが、全て攻め×攻めでした。「俺がお前を抱きたいんだ」みたいなポジション争いをするやつです。
こちらの作品もそんなイメージで読み始めたら、受け×受けなのですよ~!!Σ(・ω・ノ)ノ なんと言うか、目から鱗て感じで新たな属性を開拓しました。
表紙(小指つなぎ!!)通りの超可愛いカップルなので、可愛いもの好きさんにオススメです☆


内容としては、ノンケとゲイの…

8

片恋の病 小説

久我有加  イシノアヤ 

根っこにあるのは、ひたすら純粋な気持ち

芸人シリーズ最新刊です。今回は現代物。
全国漫才コンテスト、通称「全漫」での優勝を目指す、中堅お笑いコンビ「表面張力」。そのツッコミ担当・由の相当拗らせた片思いの物語です。

二人が出会ってコンビを組んだばかりの頃は、ただ「一緒に漫才をやりたい」というキラキラした純粋な気持ちだったはずが、10年以上の長い片思いを経て、どうしようもなく大きく膨らんだ、自分では制御出来ない「病」のようなものに・…

7

傭兵メイドのMIP 小説

鹿嶋アクタ  ヒノアキミツ(アキミツ) 

表紙やタイトルほど、内容は奇天烈じゃ無い‼

傭兵がメイド服を着てベビーシッターをするお話です。
もうツッコミ所が満載ですが、これが意外と正統派というか、ハートフルと言うか。
タイトルといい表紙といい、いかにもイロモノ系の匂いがしますが、アホエロを期待して読んだら意外にも感動ありでした。(褒めてます!) 軽快なギャグも随所に入っているので、プッと笑ったり、キュンと切なくなったり、ハラハラしたりと、飽きる事なく読ませてくれると思います。

7

大好き同士 小説

野原滋  八千代ハル 

苦味もあるけど甘い仕上がりになってます

いやもう、タイトルからして甘いでしょー!て感じですが☆

等身大の二人の、等身大の恋愛ですね。意地を張っちゃったり、自分の自尊心を守るために相手を傷付けちゃったり、嫉妬で冷静に行動出来なくなったり。そんなみっともない姿がありのまま書かれている作品です。包容力攻め×健気受けなんかを普段は嬉々として読んでいますが、こんな人間くさい二人もいいよねと、楽しく読めました。

内容は、高校時代、若さ故…

9

狐王と花咲ける恋妻 小説

塩山オーロラ  榊空也 

ベタですが!

面白かったです!
最初はありがちかな~と読んでいましたが、進むにつれ、いつの間にか引き込まれて夢中で読み進めていました。
デビュー作になるようですが、読みやすい文章で、ストーリーもしっかりしてます。

内容は異世界トリップものです。香子様もおっしゃってるように、王道です!
主役の英が子どもを助けて川に落ち、気が付いたら見知らぬ世界に来ている。そこでケモ耳の王・スノウに「我が花嫁」と迎えら…

6

恋する鉄面皮 コミック

中田アキラ 

中田先生の描く、リーマンもの大好きー!

営業部エースでイケメンの人気者・北川は、実は超チキンの赤面症だったのです・・・というお話です。

中田先生の描かれるワンコ攻め×強気受けが死ぬほど好きなのですが、その上大好きなリーマンものという事で、とても楽しく読ませていただきました。

内容は、赤面症でチキンな事を隠している北川と、2年先輩で強気なゲイ・夏目のオフィスラブです。
元々ゲイで、好みのタイプの北川を意識していた夏目に、ノン…

8

あさってにキス コミック

文川じみ 

感動ものの魔性っぷり‼

誤解によるズレが、とても上手く生かされた作品でした。
いやもう、振り回されてる攻めが気の毒やら笑えるやら。

元ガチオタで、転校を機にイメチェンをしてリア充デビューを目指す昭久が、ひょんな事からクールな同級生(一つ上)・有と仲良くなります。そんなある日、昭久は有からいきなりキスされてー・・という内容です。

昭久が、無自覚の天然魔性受けです。いやもう、次から次へと有を煽る言動の数々。これ…

5

いとしのテディベア 小説

小宮山ゆき  三田織 

じわじわ心に沁みます

ふくよか君とイケメン君の、職場内恋愛ものです。
このふくよか君・十和田は、最初から最後までふくよかなままです。途中で痩せてイケメンになったりはしません。脂肪フェチの私にとっては、とても萌える作品でした。

しかしこの作品の根幹をなしているのは、ノンケ×ノンケの恋愛の難しさです。この部分に、本当にしっかり斬り込まれてます。愛があれば大丈夫なんてキレイ事で済ませてはありません。楽しく気楽に読める…

4

愛になれない仕事なんです 小説

砂原糖子  北上れん 

かなりシリアス調です

前作の「恋愛できない仕事なんです」から、なんと4年ぶりの続編です。

前作はシリアス部分がありつつも軽快で、ラブとのバランスの良い作品という印象でした。本名が塚原に騙くらかされて、彼シャツ姿にさせられたり、いつの間にか素股をされる羽目になったりというあたりが(個人的に)萌えに萌えたものです。

しかし、今作はかなりのシリアス寄りです。二人が刑事として追っている事件で、参考人として浮上した男…

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