ぴれーねさんのレビュー一覧

王は神の末裔に跪く 小説

妃川螢  小禄 

ファンタジーとしても恋愛ものとしても面白すぎます

始祖王伝説に、裏切り者の大国の王、そして復讐を誓う神聖な皇国の皇子ー。
と、本格派ファンタジーであり、壮大な大陸ものになります。

筋金入りのファンタジー好きですが、ここまで本格派のファンタジーって、久しぶりに読みましたよ。
もう、世界観だけで面白すぎる・・・!
また、自身の身体まで利用して、復讐の為に敵の懐に入り込む主人公に、何故か刺客だと知りつつ鷹揚に泳がせる王ー。
この二人のやり…

12

ないものねだりの王子と騎士 小説

小中大豆  北沢きょう 

これぞ騎士ものの醍醐味ですよー!!

剣の腕は凄いのに魔術はヘッポコの魔術師と、魔力は高いのに剣術はからきしの騎士見習いによる、愛と感動と笑いの騎士物語になります。

この二人、性格も真逆で、まさにチグハグコンビって感じなんですよね。
神経質で理屈っぽい偏屈男と、完全に脳筋の単純バカでして、二人のやりとりが爆笑ものなんですよね。
細かいギャグがこれでもかとブッ込んであって、笑えて笑えて仕方ないんですよね。

が、ただ単に笑…

22

空に響くは竜の歌声 紅蓮の竜は愛を歌う 小説

飯田実樹  ひたき 

シリーズファンにはぜひオススメしたい!!

「空に響くは竜の歌声」シリーズ、8冊目にして初の短編集(表題作は長編です)になります。

表題作がフェイワン達の物語で書き下ろし、更に同時収録作でタンレンとシュレイの物語も書き下ろされています。
ここに、一作目のフェイワン編から五作目ルイワン編までの、特典ペーパーや小冊子用に書き下ろされた短編。
他、雑誌掲載の短編となります。

こちら、めちゃくちゃお得だと思うんですよ。
いや~、シ…

10

獣使いは守護獣と愛を誓う 小説

月東湊  榊空也 

生きる為に、足掻き続けるのです

哀しい運命を背負った皇子と、そんな彼が唯一心を許した流民との、切なくてとても優しい愛の物語です。
中華風ファンタジーになります。

月東先生と言うと、わりと痛い設定がブチ込んである事が多いと思うんですけど。
今回も、まさにそんな痛くてやりきれない運命を、攻めが背負っています。
ただ、その中でしっかり愛も描かれていて、すごく優しくてあたたかいお話でもあるんですよね。
ラストでは、思わずホ…

13

ラプンツェル王子の通い妻 小説

小中大豆  麻々原絵里依 

終わってからが、本当の始まりになる物語です

切ないスレ違いものであり、攻めザマァであり、恋人達のとても深い愛と再生の物語でもあります。

小中先生と言うと、可愛いラブコメのイメージが強いと思うんですけど、初期の頃の作品って結構痛かったりするんですよね。
今回、それを思い起こさせる重苦しいお話。
「温かい眠り」と言う同人誌を大幅改稿されたとの事です。

表紙やタイトルから可愛らしいお話をイメージすると、結構しんどい内容でダメージを…

37

春淫狩り ―パブリックスクールの獣― 番外編 小説

高月紅葉 

過ぎゆく季節の中で、共に居られる喜び・・・

「春淫狩り ―パブリックスクールの獣―」の番外編になります。
大学生になったクリフとローレンスの、甘く幸福な同棲生活が1編、ローレンスの兄視点で「キツネ狩り」が明かされるスピンオフが1編の、全2編になります。

実は本編で作者さんの作品にハマった為、この番外編も楽しみにしてました。

「秋、深まりて」
大学生になったローレンスと、クリフ。
入学当初から二人はアパートの一室をシェアし、…

5

アーサー・ラザフォード氏の揺るぎない愛情 小説

名倉和希  逆月酒乱 

二人の愛に深く感動の完結巻です!

アーサー・シリーズ第四作目、愛と感動の完結巻になります。
今回も超甘々~と書きたい所ですが、実は二人のスレ違いがかなり深刻なんですよね。
アーサーが記憶喪失になっちゃいまして。
いやもう、どこが「揺るぎない愛情」だよ!! このクソ野郎!!!

と、中盤はかなりイラつく部分ございますが、そこから怒涛の萌えが待ってたんですよ。
失礼ながら、記憶喪失ネタとしては完全にテッパンの流れでして、新…

15

お兄ちゃんはお嫁さま! 小説

夕映月子  みずかねりょう 

優しさが沁みてきます

こちら、ほのぼの田舎暮らし+年の差ラブです。

個人的に、しっかりものの年下受けと、ちょい頼りない(でもいざと言う時は頼りになる)攻めの組み合わせに大変滾ります。
また、そんな二人で超ほのぼのスローライフ!
もうこの二人の日常、完全に新婚さんじゃないかよ。

全体的にはほのぼの甘々なんですけど、同性愛者が故の主人公の葛藤なんかも丁寧に綴られていて、作品に深みを持たせてくれていました。

14

愛されオメガの婚姻、そして運命の子 小説

華藤えれな  ミキライカ 

帝国ロシアを舞台に語られる壮大な愛の物語です

誰より大切で愛してるからこそ、気持ちを悟られてはならず、冷たい態度を取り続けなくてはいけない二人ー。
と、シリアス寄りの時代ものでオメガバースになります。

こう、めちゃくちゃ切ない!
誰より大切に思ってるのに、だからこそ離れようとする主人公に、自分の全てを懸けて守り続ける攻め。
しかも、互いに思いは封印したままー。
ここに18世紀の帝国ロシアの情勢が絡み、時代ものとしてもとても読み応…

21

えとがみ-干支神- 小説

犬飼のの  yoco 

この先、何十年でも何百年でも、二人が一緒に居られますように

新作になります。
干支の寅神様と、対人恐怖症を抱える青年との、超甘くて可愛い和風ファンタジーになります。

こちら、ファンタジーではあるんですけど、二人の恋愛模様としては至って等身大と言うか、平凡なんですよね。いい意味で。
偶然巡り会った二人が少しずつ少しずつ距離を縮め、優しい恋に落ちる。
これがもうひたすら甘くて可愛くて、キュンキュンしどおしと言いますか。
また、実は主人公(攻め)成…

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