銀次郎さんのレビュー一覧

こいの徒花 コミック

横澤しっか 

かわいそすぎる

テンポよくストーリーが進んでいくので、読みやすかったです。

最初は幸の薄そうな攻めが、不憫な目にあっていくのかなあと思っていました。
けれど、実際にはあんがい図太い。
受けにされるがままなのかと思いきや、彼自身が行動していくこともあります。

受けの境遇も、ストーリー上で明かされていくのですが、かわいそすぎます。
小さい頃からあった環境から逃げられず、飛び立つ手段を持っていても潰さ…

2

付き合ってないのに夫婦やってます。 コミック

山田パピコ 

幸せだけど幸せじゃない

付き合ってはいないけど思い人と一緒に生活ができて、可愛い子どももいて幸せ。
それだけでは終わらせない、苦しくて切ないお話でした。

受けは自分がゲイだと自覚していて、攻めが好き。
そして今、幸せな家族でいられるのは、子どもが独り立ちするまでの期限付きだと思っている。
攻めは現状が幸せで、今の幸せを手放したくない。

最初は攻めの我儘っぷりから、受けを拘束しているのかと思っていたのです…

4

恋して キスして かんじゃいたい コミック

東条さかな 

やっぱり甘々だった

東条さかな先生とオメガバースの親和性が高すぎる...

始まりは親が用意した許嫁という関係性ですが、本編は甘々に恋しています。
個人的には、オメガバースって必要?と思うくらいのギリギリのラインだなと思いました。
それくらいにふつう”な日常を過ごしている2人なので。
始まりが許嫁以外は、いたって普通で初々しいのです。

攻めはむっつりで、受けのことをすぐに触るし愛が溢れているし。
受…

0

今日、別れます コミック

河合あめ 

暴走バカップル

身体の相性がよくて、お互いに好き合っている。
今が最高に幸せなら、そのまま享受しちゃえば良いのに...

最初は、ちょっと不穏な空気になったくらいで別れるんじゃないよ!
なんてつっこみながら読んでいたのですが...

個人的には、ほぼほぼ攻めが悪いなあと思いました。
ちゃんと口に出していないから、受けを不安にさせてしまうし。
おまけに溜息まで吐くなんて!溜息ほどマイナスな行動はない…

2

私の可愛いヴァレット コミック

鳥丸太郎 

可愛いんだなあ

両片想いじれじれだけれど、攻めの愛が大きいお話でした。
主従ものによくある、身分差を軸にお話は進んでいきます。

攻めは単純明快な人なので、受けへの愛を隠すことなく伝えますし、行動に移していきます。
受けが小さい頃から一緒にいるので、なんで好きになったのだろう?と感情の部分ではやや疑問が残りますが...
受けしか見えていない様子には、潔さがあります。

それに対して受けのツンデレ具合…

3

faker コミック

千代崎 

こじれている~

デビュー作でここまでの完成度、というところに驚きました。
最後までしっかりと描き切っているので、読み応えもあります。

恋と執着の間を、グラグラと綱渡りしていく2人の行く先が気になって仕方なく...
終着から恋愛へ発展させる過程に、どきどきさせられました。

帯にある狡猾攻のとおり、ずる賢く瀬川を翻弄していくところが、こんな寂しがりやの受けになんてことを!!とイライラさせられもしました…

2

サラブレッドはゆるがない コミック

佐倉リコ 

after storyがほんと罪

このカプよりも、志狼×宇佐美のほうが好みなので、本編に関してはあまり萌えどころがなく...

2人の脇で、志狼×宇佐美がいちゃいちゃしているのが可愛くて、そこに萌えていました。
そして極めつけは、after story!!!!
前巻では赤ちゃんが産まれるような設定は出てなかったですよね...?
続編になって、そういう世界戦だと描写がでてきたので、好みの設定が加わり大歓喜でした。
それぞ…

4

たんたんとタント コミック

きはら記子 

相手さえいればいい世界

田舎の閉鎖的な空間と、幼馴染として親密な関係。
最高の舞台から始まった物語は、2人だけの箱庭のように思えました。

もどかしくてたまらないし、難しい。ありふれている単純な話に見えて、心の機微は複雑で繊細。
途中途中で、うっとページをめくる手が止まってしまい...

最初から最後まで、お互いがお互いに大好きで唯一無二なんです。
これが、言葉にしてしまうことでバランスが崩れてしまうなんて…

6

少年は仇に恋をする コミック

占地 

長髪最高

長髪が大好きなので大興奮で読みました。さらに、中華風で衣装が美しい。
占地先生の描かれる艶っぽいキャラが、活き活きと動いていく様は、迫力がありました。

基本は、貴族の洋華が攻めで浩が受けですが...
初っ端、浩が洋華の元へ復讐しに訪れる場面で、逆っぽい描写があるので、ご注意ください。
がっつりとした描写ではないので、素通りできる方なら大丈夫だと思います。

個人的に、洋華の魅力をあ…

1

危ないお兄さん NOIR コミック

危ないとは。

ROUGEの方でも思ったのですが、危ないの定義をある程度統一した方が良いのでは。危なさを感じるものは、少なかったです。

今回の購入の目当ては、棚川三々先生。
Web掲載時に既に読んでいたので、話の展開はわかっていたのですが。
何回でも読みたくなる魅力と、なんともいえない危うさを感じます。
どこか昔の雰囲気を感じるんです...

都会から田舎の学校に来た教師の菊池。
飄々とした雰囲…

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