フランクさんのレビュー一覧

JOY Second コミック

絵津鼓 

阿久根君 かっこいい!

私は阿久根くんが大好きなので、この続編の阿久根くんっぷりには文句のつけどころがなかったし、安定の阿久根くんだった。

かっこいいよねー。
包容力があって、ちょい寡黙で、芯が通ってる感じで、こうしろ!とかは押し付けがましい事は言わないけれど、ピンチになったら絶対に黙って助けてくれるという信頼感を漂わせていて……。
かっこいい……。
それなのに、あんなファンシーな絵柄の漫画を描いとるという……

7

狼くんは社長の甘いごちそう。 小説

小中大豆  サマミヤアカザ 

「私の辞書に不可能はない」と言う天才男の不器用ぶりが愛おしい

狼受けって初めて読みました。
狼くんだけど、食っちまうぜ!系の狼ではなく、むしろ人間に食われてしまうというのが新鮮でした。

草食系獣人と肉食系獣人と、人間が仲良くできたらいいなという願いを込めて、九郎はカフェレストランをオープンさせるも閑古鳥状態。
そんな九郎のカフェと、天才を自ら名乗る環千社長の家が『どこでも繋がるドア(仮)』で繋がってしまい…という結構トンデモ……な出会い方で、これっ…

3

婚活社長にお嫁入り 小説

名倉和希  兼守美行 

攻めがやっぱり面白い

「ハイスペックなのにズレてる残念攻め」という愉快な味付けが名倉先生らしい作品で、攻めの言動のあれこれに笑わせてもらいました。

気難しくてなかなか人になつかない息子(5歳児)と、あっさり仲良くなった受けの姿を見て「彼は我が家に君臨した神のようだ 後光が見える」と感動に打ち震えてみたかと思うと、
「いや、もっと現実的なものに例えると、太陽?いや、太陽が家の中にあったら焼け死んでしまう」と悩んだ…

2

若社長と純愛ごちそうキャンプ 小説

今城けい  駒城ミチヲ 

素敵キャンプ啓蒙BL

三連休に数年ぶりのキャンプへ行く事もあり、気分を盛り上げてみよう!と読んでみましたが、タイトルや表紙のイメージを裏切ることがない一冊で良かったです。

「ごちそうキャンプ」の通り、とにかくやたら美味しそうなキャンプ飯が次々と登場。
受けの白玉はアウトドア系雑誌の記者ということもあり、手作り鶏ハムを持参したり、牛もものビール煮を作ったり、ちぎりパンなんかもちょいちょいっと作っちゃうんだもん。す…

2

カウボーイは清楚な花を愛す 小説

神香うらら  三池ろむこ 

ストレスフリーで楽しめる一冊

当て馬も登場しない。
事件らしい事件も起きない。
悪い人は一切登場しない。

だからこそ、いいなーって思った作品です。
小難しいこと一切抜きで、ただただ甘い世界を楽しめるストレスフリーな一冊。

ズカーン!!と雷に打たれたかのように一目惚れした攻め。
受けの長い睫毛やら、生まれたての無垢な仔馬のような目やら、引き締まった小さなお尻などなど、受けを形作るすべてのパーツに何かと見惚れて…

6

宵越しの恋 小説

川琴ゆい華  橋本あおい 

萌えた!

作家さんのツイッターで、電子のセール情報とともに「恋人のふりをする男と記憶喪失のふりをする男のラブストーリーです」とあって、積み本だったを思い出し読んでみました。

あいつには嫌われていると思っていたのに、何故恋人のフリなんかするんだろ?と、受けは不思議でならないんだけど、「そりゃ好きだからに決まってるでしょ!」とツッコミ&ニヤニヤしながらの読書は楽しかった。

二人とも嘘をつきながらの同…

3

恋という字を読み解けば 小説

安西リカ  二宮悦巳 

攻めも受けもどっちもいい!

苦労人の社長秘書×従兄弟に長年片思いしている書道家

あとがきで「いつにもまして特になにも起こらないお話」とあり、確かにそうなんだけど、それがいい!!って思います。
珍しいスパイスを効かせて食べてみるまで味が想像できない料理ではなく、ポトフみたいにシンプルゆえにごまかしが効かない系。
そして食べてみるとニンジンがめちゃくちゃ甘くて、ジャガイモも味が染みてて、うまー!みたいな、そして身体に沁…

7

ああッぼっちゃま…! コミック

月之瀬まろ 

ただのギャグ一辺倒な作品かと思いきや

してやられた感、大。
こんなヒューマンドラマが潜んでいたとは。

ぼっちゃまに仕えて15年の執事セバスチャン。
あんなに可愛らしかったぼっちゃまも、今や立派な引きこもりニートのゲーム廃人。

見るに見かねた当主である攻め父に、100万貯めるまで帰ってくるな!と二人揃って屋敷を追い出され、ホームレスから始まり、やがてホストをすることに……。

「セバスチャンとピザとゲームがあればそれ…

6

Don't Worry Mama(新装版) 小説

木原音瀬  志水ゆき 

超マザコンの醜い白ブタが……

シリーズ最後の「男の花道」が面白かったので、こちらも読んでみました。

受けのスペックが劣悪すぎてすごかった。

チビで130kg超えの百貫デブ。
おまけに超〜マザコンでドケチで根性ひん曲がりのヒステリー。

そんなやつと無人島に取り残される羽目になった攻め。
何もしないくせにキーキーと喚き立てるしか能がない受けにイライラするのは当然なんだけど、良く耐えたと思う。

私ならいく…

1

スパダリ is DEAD コミック

さがの 

超エリートが、全てを失って……

順風満帆な人生を送っていた41歳のノンケ男・都坂が、投資に失敗し、金も女も職も家も失い、格下認定していたゲイの太雄に拾われて……というジェットコースター並みの人生すごろく。

この都坂がねぇ、鼻持ちならないんですよ。

人生の全てに「ステータス」を求める男って感じで。
高級時計をちらつかせ、住まいも極上、女も極上、何でも極上のものを持ってるオレって極上!みたいなところに酔ってるっつーか。…

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